池高日誌

池高日誌

「3年時事問題研究」(選択G1)人口減少社会を考える授業

    6月21日に、3年次選択科目「時事問題研究」で人口減少社会をテーマに授業を行いました。授業の冒頭で、教育や政治・経済、また環境などの分野で人口減少がどのように影響するかを8名の生徒がそれぞれ意見発表しました。政治の分野では「高齢の政治家が増えるのではないか」という意見に対して「18歳選挙権の行使により、若者の意見を重視する政治に変化していくのでは」という別な一面を指摘する声も聞かれました。その後、池田町社会福祉協議会の佐藤智彦事務局長から「人口減少社会に生きるわたしたち」というテーマで池田町の実態についての講演をいただきました。人口減少社会では、お互いの距離間も広がっていく傾向があると指摘した上で、どのように人と人の繋がりを維持していくのかという課題や、財政や社会保障の構造も変化せざるを得ない状況が多様な資料で示されました。

 参加した竹田任希さんは「人が少なくなる中で、地域の施設や建物の維持・活用について、もっと考える必要があると感じました。若者が人口減少に向けて、地域社会のソフト面だけでなくハード面にも意識を持つが大事だと学びました」と感想を述べていました。この授業で学んだことを基にして、それぞれ探究活動を行い、人口減少に関する研究発表を学校祭で行う予定です。授業運営や司会進行は、横田柊さんが行いました。

「2年数学Ⅱ」(選択Aブロック)授業紹介

2年生数学Ⅱ(選択A)の授業です。

 

この講座を受講しているのは主に大学進学を希望している生徒です。

 

授業ではchromebookを毎時間使用しています。

ウォーミングアップのため授業開始から10分程度で問題演習を実施します。

 

授業内容(板書)は端末の画面上に投影しています(写真のように生徒は授業を受けています)。黒板が見えにくいといった面を解消できますね。


 
授業者が板書を端末から配信

 

授業の最後には振り返りを行います。

Googleフォームに今日の授業で学んだこと、授業の理解度、次回の授業のウォーミングアップで取り組みたい演習問題を入力して終了です。

難しい内容でしたが、受講した生徒たちは一生懸命に取り組んでいました。

高文連華道専門部交流会開催

    6月14日にとかちプラザで令和4年度高文連十勝支部華道専門部研修交流会が開催されました。池田高校は伊佐井玲香部長を中心に研修会の立案や運営にあたりました。感染予防のため、開閉会式をとりやめ、お互いの生け花について鑑賞した感想を紙面で交流する形式をとるなど、様々な工夫をこらして開催にこぎつけました。

    5校(約70名)の研修会を成功に導いた伊佐井部長は「コロナ禍で、2年間できなかった交流会を今年久しぶりに開催出来て良かった。私自身が、1・2年の時に開催されなかったのでまったく経験のないまま運営にあたり、不安だったが、無事に開催出来て本当にほっとしている」と笑顔でコメントしていました。

「ボランティア部」もりもりチーム活動報告

“2022年春夏秋シーズン”①

 

6月14日、ボランティア部で森に関わる活動を行ってきた「もりもりチーム」の新しい活動が始まりました。

今回は「森で過ごして歩き回って紙芝居を作ろう」をテーマに、森で過ごすことで生まれるものやひらめいたものを紙芝居に仕上げることを目指していきます。この日は、活動拠点である学校裏の森の中で、もりもりチームの活動に御協力いただいている池田町地域おこし協力隊の福家様と今後の活動の流れを確認し合いました。

 

打ち合わせの合間には、森のブランコで楽しい時間もありました。


秋に地域の子どもたちへの作品披露を目指して活動を進めていきます。

 

 

「ファッション造形基礎」糸紡ぎ

    

    3年次の選択授業「ファッション造形基礎」では、約50時間、池田高校向かいのスピナーズファームタナカの田中祥子先生を講師に迎えて授業を行っています。『羊を育て、毛を刈り、原毛を洗い、草木で染め、糸を紡ぐ』飼育から製品作り、販売まで手掛ける牧場&工房です。4月の授業では牧場を見学、その中のチェビオットという羊の毛を今日は糸に紡ぐという授業です。

 スピンドルを廻して糸を紡ぐのはなかなか根気のいる作業です。途中で何度もため息をつきながら、何とか1メートル近くの糸を紡ぐことできました。

 チェビオットの生まれた時の写真を見た時、「この子の羊毛をいただいているのね」と呟く生徒も。
食べ物のみならず、さまざまな生物のいのちをいただき私たちの生活は成り立っていることを実感することのできる時間となりました。

「子どもの発達と保育」池田保育園交流活動①

    2学年の選択授業「子どもの発達と保育」では、池田町保育園児と年4回の交流活動を行います。今日は、今年度1回目の交流を行ってきました。今日のテーマは、一緒に遊ぶことを通して「子ども」「保育士」の様子を観察することがねらいです。

 園児の名前に着眼したり、着用する服について観察していたり、それぞれの視点から園児の理解を深めました。

 「今日はここで一緒に過ごしていたい」という思いが強く、時間が過ぎていることを忘れてしまうほどでした。園児の成長が楽しみと話す生徒も多く、来月の活動が待ち遠しいです。

「社会福祉基礎」池田町白樺で商品開発編⑤

今年度の「社会福祉基礎」(2学年選択)では、池田町の素材である白樺を活用した産業(ものづくり)・課題解決に向けた実践を行っています。この取組みを今後は地域福祉産業に活用できないかを考えることもねらいの一つです。池田町役場産業振興課様、工房ameiro様、moritoki様の行政や企業人の力をお借りし、1年間の授業に取り組んでいる最中です。
 今日は、「作りたい商品発表」(個人)そして、その発表を受けて「開発チーム分け」、チームで取り組む上で大切にしたいこと(処世術)、社名の検討を行いました。

    本格的にものづくりに向けた取り組みがはじまりました。ここからは悩みも多いでしょうが、自分の好奇心や探究心も大切に、チームで検討を重ねて、商品の制作に取り組んでもらいたいと考えています。今後も授業の進捗状況を紹介していきます。

「ボランティア部」オンライン花見

4月27日(水)
今年度、初めての交流活動として池田町社協主催「オンライン花見」に参加しました。

 

町民や池高生がいくつかのグループに分かれて池田町内にある各所の桜を撮影に回りながらオンラインで繋がった参加者たちで花見を楽しむという企画で、本校ボランティア部生徒以外にも1年生や3年生が参加してくれました。

 

当日はあいにくの強風となってしまい、参加者の安全を第一に考えて全員オンラインでの参加となりました。代わりに社協職員が撮影担当となり、池田町内の桜の様子を撮影して回ってくださいました。

 画面に映る桜を観ながら「ここはどこの桜だろう」と答え合わせをしながら楽しんだり、全国各地の桜の写真や映像を鑑賞したり、クイズをしたりしながら交流を深めました。

 初めて参加した1年生たちも積極的に町民のみなさんとの交流を楽しんでくれていました。

最後に参加者みんなでオンライン記念撮影。

 

「次は、秋のオンライン紅葉もやりましょう。」なんて話もしながら、今回の交流を終えました。

「茶道部」高文連茶道部研修会

5月27日、池田高校が当番校となり、高文連十勝支部茶道専門部の研修会を開催しました。開会式では、石田真歩部長が「オンラインではありますが、交流を楽しみましょう」と挨拶。その後、帯広北高校や足寄高校、柏葉高校とお点前を披露しあったり、活動の交流をしあったりしました。池田高校のお点前は副部長の小山泰一さんが特訓の成果を生かして披露。楽しみながら、無事に運営をやり遂げることができました。

「1学年」 産業社会と人間

本日は、JICA帯広より 野々垣 真実 様をお招きして、ご自身の経験を交えてSDGsに関するご講演をいただきました。その後、生徒同士で話し合い、SDGsへの理解を深めました。