池高日誌

池高日誌

救命救急講習を行いました|1年次・保健

2月3日(月) 午前

 

1年次保健の授業で池田消防署のご協力のもと、「救命講習」を受講しました。

 

この授業の目的は

・生徒たちが緊急時に適切な対応ができるようになるための知識と技術を身につける

・心肺蘇生やAEDを使用することで、救命の可能性が大幅に高まることを知る

です。

 

#応急手当について説明を聞きます

 

講習では、生徒たちは以下のような具体的な体験をしました。

 

・AEDの使用

生徒たちはAEDの電極パッドを正しい位置に貼り付け、音声ガイドに従ってショックを与える手順を練習しました。

ある生徒は、「最初は緊張したけど、音声ガイドがあるので安心して操作できた」と話していました。

 

・心肺蘇生法(CPR)

胸骨圧迫の際には、適切な力加減を学ぶために、実際に人形の胸を押す練習をしました。

「胸骨圧迫でこんなに押して大丈夫か心配だった」という感想がありましたが、講師から「しっかりと押すことが重要」との説明がありました。

 

・人工呼吸

人工呼吸の練習では、息を吹き込む際のコツを学びました。

「人工呼吸で意外と息が入らなくて難しかった」という生徒もいましたが、練習することで徐々にコツを掴んでいました。

 

応急手当の技術を学ぶことで、生徒たちは自信を持って緊急時に対応できるようになります。

実践的な学びを通じて、生徒たちの安全意識と対応力を高めていきたいと思います。

 

カナダ留学校内発表会|課外活動

1月30日

 

池田高校の全校生徒向けに、カナダ留学の報告会が行われました。

 

 

・小学校や高校での交流の様子

・カナダのまち歩き様子や気づき

・トラブルへの対応など

・日本と違う文化で気づいたこと

 

などが報告されました。

 

 

#全校生徒向けの、カナダクイズも実施

 

留学に行っていない生徒でも、カナダのことが少し身近に感じたのではないでしょうか。

 

来年度はどんな交流や報告がされるのかが楽しみです。

学びをイベントで発揮!イケザニア開催|2年次・総合探究

池田高校の2年次が5日間10コマにわたり、「森林」をテーマに3つの班に分かれてミニ探究活動の総まとめがおこなわれました。

 

過去の活動についてはこちらから↓↓

 

池田町の「森林」でフィールドワーク・商品開発・遊び場作り|2年次・課題研究(総合探究)

現場を見て考えて実行する!「フィールドワーク」|2年次・課題研究(総合探究)

森と寒さの中のフィールドワーク|2年次・総合探究(ミニ探究活動)

 

さぁ、気になる「イケザニア」という単語。

 

現場を見ていただいた方が早いですね。

 

■3班(フィールドワーク、商品開発・企画、遊び場づくり)から発表

まずは、3つにわかれた活動のなかから、代表者がそれぞれの活動で学んだこと、探究活動のタネをそれぞれ発表しました。

 

遊び場作りチーム

 

▲遊休地の活用方法を考え、遊び場を実践した振り返り

 

フィールドワークチーム

 

▲間伐材を使った活用方法が模索できそう

▲体験を絵本にすると、多くの人に興味をもってもらえるのでは?

 

商品開発・企画チーム

 

▲白樺樹液を使った蒸しパンの開発。池田町の特産品を使って新商品開発してみたい

  

発表後、それぞれのチームの講師からコメントがありました。

 

  

「3回の活動でしたが、次に繋げられる振り返りがしっかりできている」

「キレイ事を言うだけの人もいるが、みんなはアイデアについて実行できていた」

「アクシデントがあったが、それをどう乗り越えるかが大切」

 

など、生徒たちの行動について大人もたくさんの気づきがあったようです。

 

  

■イケザニア開始!

 

今回の「イケザニア」は、遊び場や商品開発・企画チームが考えて試作したものを、学年全体で体験するというものです。池田で楽しいイベントができないかな?木の間伐材活用方法がないかな?と考えた結果をカタチにしたイベントです。

 

ポイント8点貯まると飲み物とポップコーン、10点貯まるとご褒美があります♪

 

生徒たちは、前半と後半チームに分かれ、運営とイベント参加と両方楽しむことができます!

 

・見る目ありなしゲーム!

くじで選んだ木の長さを、目視のみで当てるよ!

 

▲ピタリ賞の猛者もいました!

 

・池ボーリング

ボールを転がして、たくさんの枝を倒してみよう!

 

▲木の倒れ方はボーリングとは違うので意外に難しい!

 

・池モルック

小枝を投げて、意中の場所にいれよう!

 

▲小枝によって、バウンドの仕方が変わるので難しい!

▲初期は、的は池田町のカタチをしていたそうです♪

 

▲点数はいったー!!

 

・たてよこ木積

木のサイコロを振り、指示に合わせて木を積む

 

▲後半の縦4は高難易度指示です

  

▲さぁ、この次積めますか?(笑顔)

 

 

・飲食ゾーン

特典を重ねると、ご褒美に飲み物とポップコーンが食べられます!

 

▲ご褒美第一号です♪

 

▲こんなに選べるの!?やったー!(思わず前髪もあげちゃう)

 

■まとめ

歓声や悲鳴、笑い声で大盛りあがりのイケザニア。

最後にまとめです。

 

今回の5回にわたる、テーマ「森林」のミニ探究。構想から実現まで3年ほどの年月がかかっていました。

 

大人側も、どうやったら高校生のみんなが楽しく、学びを得られるかを探究しています。

正解はわかりません。一緒につくりあげていく、背中で見せる授業だったなと思います。

 

今回、特に人気が高かった「たてよこ木積」を考えた武智くん。

 

「たくさんの人に楽しんでもらえて良かった」と感想をくれました。

 

この材料を提供してくださった、池田町の山本さんは、

「このみんなが楽しんでいた積み木は、森林組合で規格外で販売できなくて譲り受けたものを、別件で使って細かくしたさらに余りものみたいなものです。

使われなくて置いてあったものを、みんなが歓声あがるくらい楽しんでいた。

 

森が身近になるといいなと思って活動していますが、まずはこうして「木に触れること」「楽しんでもらうこと」が、これからを考えてもらう第一歩になるのかなと思いました。」とお話していました。

 

最後に、生徒代表として及川くんが、「たくさんの方に協力していただき、池田町をより深く知ることができました。この時間で学んだことを活かして、3年次の探究活動につなげていきたいです。本当にありがとうございました。」とお礼を述べました。

  

地域の皆様にたくさんのご協力をいただいていることを感謝申し上げます。 

町長へカナダ姉妹校交流報告|課外活動

1月28日

 

カナダのペンティクトン市へ短期留学に行った生徒たちの報告の機会をいただきました。

 

#留学を終えて、たくましくなった生徒たち

 

カナダの学生との交流の様子や、現地で触れて感じた体験など、それぞれの目線で報告を行いました。

 

#笑いも交えながら、交流の様子や、気づきなどをお伝えしました

 

町長からは、「たくさんの経験をし、学んだことが伝わってきた。その経験を多くの人に伝えてほしい」との言葉がありました。

 

 

今年は、池田高校での報告に加え、池田中学校でも報告会を行います。

 

たくさんいただいたご支援で得た経験を、多くの人に伝えていきます。

最後の掃除|3年次・LHR

3年間過ごした高校の校舎。3年間、毎日クラス全員で掃除をしてきました。


登下校の通学路、清見坂を登りきったところに高校があって……チャイムが鳴る前に校門から玄関まで歩いて靴を履き替えると、生徒ホールで先生に出迎えられて……廊下から階段を上がって、クラスメイトが待つ教室へ。


掃除をする生徒を写した写真の中に、3年間の感謝の様子が詰まっています。

ぜひ、最後の掃除をご覧ください。

 

 

#笑顔と黒板      #ごみ捨てとピース

 

 

#笑顔、笑顔、笑顔

 

#教室の掲示板1      #教室の掲示板2

 

 

#モップガール

 


#教壇      #バケツ

 

#よーいどん

 

#笑顔と集中

 

#掃除のおわりを待つ机と掃除道具      #最後のそうじの終わり

 

 

#先生と生徒

 

#「出欠をとります……」

人生とお金について体感してみよう!|2年次・家庭総合

今日の授業はなんだかざわざわ…

 

「くじを引いて座ってくださーい!」

 

今日のテーマは「経済的自立について考える」です。

『カードゲーム』を使って、グループワークをします。

 

 

2年次生は、進路に直面している時期ですね。

卒業したあとのこと、卒業したあとの進路、20代、30代の人生設計ってみえてきていますか?

 

今日の50分の授業では、20代・30代のお金に関わる話をゲームで体験します。

 

池田高校の家庭総合バージョンです。

まずは、20代。

・収入は皆一律スタート

・非消費支出(社会保険等)を確認

・生活ランクはランダムカードで決定

・結婚するかどうかはランダムカードで決定(パートナーの仕事の有無も)

・結婚した人で子どもの数は0-2のランダムで決定

・「自動車の購入とランク」はみんなで話して決める

 

今回のゲームでは、20代の収入全部が3,000万円。

そして、非消費支出で600万。

みんなが2,400万円もってのスタートです。

 

大きな金額に、ちょっとそわそわ。

 

ここから、生活ランクによって支出が引かれていきます。

 

 #意外に人生もランダムカードなのかも…なんて。

 

北海道の都市部以外だと、自動車がないと大変。

しかも、車の耐用年数は10年。

(そうなんです、リアリティあるゲームなんです)

 

生徒「10年しか乗れない車で、豪華にして傷ついたら嫌じゃない?」などなど、各班でいろんな話しがされています。

  

そして、きました30代。

■いろいろあるよ!30代。

・収入はランダムカードで決定(差がでてくる)

・非消費支出(社会保険等)を確認

・生活ランクは話し合って変更可能(生活費のコントロール)

・「自動車の購入とランク」はみんなで話して決める

・「家」を購入可能。一括orローンor賃貸で、それぞれランクも話し合って決める

・「保険」の加入を話し合う

・「アクシデント」をランダムカードで引く

 

#「家はどれにする?」「大変だ!赤字だ!何か変更しないと!」

 

アクシデントカードでは、「宝くじがあたる」というカードもあるのに、どの班も引かないという、現実っぽい内容に。

 

結果はこんな感じになりました。

 

 

次回は、この内容からの振り返りを行います。

マネー授業はまだまだ続きます!

マイプロジェクトアワードに参加②|2年次・ライフデザイン

2月1日  午後

 

1月29日に引き続き(前回の記事はこちら)、今回は2年次生の江森さん、松田さんが発表に臨みました。

彼女たちも書類選考を通過し、本日の発表にこぎつけたメンバーです。

 

自分たちの発表までは、他校の生徒の発表に耳を傾けます。

#熱心にメモを取って聞いています

 

2人の発表については以下の通り。

 ・タイトル『人の気持ちに寄り添った一週間のハーブティー』

 

・池田高校と池田町の紹介

#総合学科って? #町の60%が森林!!

 

・ハーブティーの作成経緯

#先生に試飲してもらいました

 

・各曜日の感情やそれに合うハーブの紹介

#月曜日はやる気が・・・

 

今回の発表の感想を2人に伺いました。(原文のまま)

・今まで準備してきたことを発揮することができたなと思いました。そして、さまざまな観点から意見をもらい3年生での課題研究にも役立てたいと思いました。他校のことについては、スライドやどのようなプロジェクトに取り組んでいるのかなど学びたいと思うところがたくさんありました。本当にいい経験になりました。


・このような大きな場で発表することがあまりなくとても有意義な時間を過ごすことができました。また、他校の方と交流をすることにより何が自分たちに足りないのか、何を改善するとより良いものを皆さんに伝えることができるのかなど、また探究をし考えることができると感じました。とても楽しい時間でした。ありがとうございました。

たくさんの刺激を受けたようです。今回の学びを3年次の課題研究(探究)に活かしてほしいです。

 

家庭学習期間前の最終登校日|3年次

1月31日

 

生徒と先生が交流できる時間は限られています。

今日は家庭学習期間前の最終登校日ということで、先生と生徒で交流しました。

 

ゲームで対決!企画は先生、運営は生徒でした。

 

小さな学校の小さなクラスの小さな社会の中で過ごした3年間。あんなこともこんなことも、あぁぁ!そんなこともあったぁぁ!という喜怒哀楽を超えた、好きも嫌いも入り混じった仲間との3年間。

 

「最後の〇〇」が続く高校生。でも、生徒の気持ちは春に向かってまっしぐら。ゲームをする彼らの笑顔がそういっていました。1ヶ月後の卒業式も、笑顔で会いましょう。

 

 

#笑いの絶えない真剣勝負!真剣なまなざしも、どこか笑えちゃう。

 

  

#もちろん、3年間一緒に戦ってきた担任の先生たちも参戦!

 

 

#ゲームを用意してくれた生徒も満足げ♪

 

#みんな笑ってる♪

学校横断研究・第3回オンライン合同授業|2年次・総合探究

2年次の総合探究の授業では今年、NPO法人カタリバが主催する「学校横断プロジェクト」に参加しています。

 

#「学校横断プロジェクト」

 NPO法人カタリバのHPより抜粋

 https://www.katariba.or.jp/activity/project/ohdantankyu/

学校横断型探究プロジェクトは、パソコンやタブレットといったICT端末の活用を通じて学校同士が連携し教育資源の共有を行うことで、学校規模にハンデを負う小規模校においても幅広い興味・関心からはじまる生徒の学びを生み出し、主体的な探究活動に伴走する試みです。

 

さて、本日の活動は、今年度3回目となる、他の高校とのオンラインミーティングの日です。ここ池田高校の他に、東京・静岡・福島の4校の生徒が参加しています。

 

総勢数十名がオンライン上で集い、20ほどのグループに別れて交流を行います。

 

#発表の時に声が混ざらないように、数人ずつ教室を分けています

 

それぞれのグループには、大学生から人生の大ベテランまでいろいろな経歴をもったファシリテーターがいて、進行を助けてくれます。

 

探究のテーマが決まっている人はその発表を行ったり、まだ決まっていない生徒は「ミニ探究」で行った内容を発表したりしていました。

#過去の活動の一部は、池田高校のHP「ミニ探究」で検索できます。

 

 

 

・テーマを持っており、何をしたらいいかアドバイスを求める生徒

・「プロレス」の同じテーマで興奮する生徒

・まだ来年行う探究が決まっていなく、参考にする生徒

  

 

ICTの発達により、いろいろな地域の生徒と学びやすくなりましたね。

 

身近ではない人だからこそ言える本音もあるかもしれません。

貴重な機会をありがとうございます!

地域人インタビュー発表会|1年次・産業社会と人間

1月29日  午後

 

10月からスタートした「地域人インタビュー」。

事業所の方々にインタビューを行うために質問事項を考え、実際にインタビューを行い、聴き取った内容をまとめ、今日の発表会を迎えました。

この授業に関わってくださった事業所の皆様に感謝申し上げます。

 

#発表の様子

 

以下のような内容が、各事業所の方々の前で発表されました。

・この仕事を選んだ理由(きっかけ)

・仕事をしていてうれしかったこと

・大切にしていること

・衝撃を受けたことは

・大変なときはどうやって乗り越える?

・今の目標

 

#インタビューでお世話になった方々

 

#発表後のリフレクション(振り返り)の様子

 

#個人レポートをこのように掲示しました。

 

#個人レポートの一部

 

本日参加してくださった地域人の方から、以下の感想をいただきました。

・自分の仕事を振り返ることができた。

・普段関わらない高校生に会えてよかった。

・まちがってもいいから、もっと元気に発表してほしい。

・高校の頃を思い出して、みんなが課題に向き合っている姿を見て、自分はどうだったかなと考える機会になった。

・いろいろな経験をして挑戦をしてください。

 

地域の方と触れ合うことでしか学べないことがたくさんあります。

今日の機会を今後の進路活動に活かしてください。