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白樺樹液でお好み焼きと白玉を作ったらどうなる!?|2年次選択・ライフデザイン
とある日、取材から自席に戻ると
「あみちゃん(池田高校魅力化推進員)、お好み焼き作ります!」とメモが。
この流れは、ライフデザイン!
#こちらの記事をご覧ください
年度も終わりに近づいたこの日、1年間の授業で使う白樺樹液が余っていたため、体験実習をすることになったそうです。
私が到着すると、既にみんな作業中!
#真浦さんは、白樺樹液を使った白玉を作っています
ピンクのハート型にするとか、可愛すぎる…
#丸い白玉はマーブル!センスですよね〜
フルーツポンチになりました!
お好み焼きの粉を溶くのに、通常は水を使いますが、今回は白樺樹液です。
白樺樹液100cc(2人前)も使うなんてどんな味になるんだろう?
基本の具材に、好きな具をいれてOKです
#チーズ、ウィンナーが人気でした
#それぞれ良い感じに焼けています〜♪
できあがり!
#じゃん!
前回のアイスはちょっと苦みがありましたが、今回のお好み焼きとフルーツポンチは、みんなから「美味しい〜!」と喜びの声が。
#こぼれる笑み♪
私も、ご相伴に預かりました。
ネギたっぷり、枝豆入りで、味がわかるように何もつけずにいただきます。
ネギの香りや風味が引き立っていた気がします。
特に苦すぎたり、甘すぎたりという感じはなく、何も言われなかったら気づかなかったかも!
白玉も、フルーツポンチのシロップが甘めなので、気になることなく、美味しくいただきました♪
#世界で、白樺樹液のお好み焼きを食べているのは私達だけかもしれませんね!
終わった後は、振り返り。
美味しいだけじゃないですよ!何を学んだ?次にどうつなげる?
生徒のコメントで大人側も気づきがたくさんあります。
体験たっぷりのライフデザインの授業。
3月18日には、池田町内で発表会も行います。
(私がチラシ作成しました!)
お時間がある方は是非お越しくださいね!
卒業生から学ぶ!生の声(後編 進学編)|1年次(産業社会と人間)・2年次(総合探究)
卒業生講話、後編です。
前編も是非ごらんください!
■進学編
川口 紗奈 さん(公立はこだて未来大学)
池田高校入学時から、進学を考えていた川口さん。
ところが、ギリギリまで志望校が決まらずに悩んでいたそうです。
将来やりたいことを考えても決定打がなく。視点を変えて、好きなことや、自分が何に向いているかをあげていったそうです。
すると、いくつか候補の学校に絞れてきますが、資料だけではどの学校も同じに見えてしまいます。
そんななか、複数のオープンキャンパスに行った所、すぐに違いがわかったそうです。
何に力をいれているのか、生徒の様子は、教授は、と得られる情報がたくさんあり、無事に志望校を決めることができました。
次に受験準備です。
総合型試験ということで、「学科試験(数学・英語)」「面接(プレゼン・対話型面接)」と準備も大量でした。
探究活動で行ったアプリ開発についての内容をまとめたり、試験勉強をしたりと、たくさんの準備が必要でした。具体的な勉強方法等もシェアしてくれました。
実際に受験経験して感じたのは、「自分をアピールすることの重要性」。大学には、求める人材が明記されており、いかに自分がそこに合致するかを示す必要があります。
進学でも就職でも、今からできることはたくさんあるので、後輩の皆さんの進路実現に向かって頑張ってほしい!とエールを送りました。
阿部 笑佳 さん(帯広高等看護学院)
幼い頃から、看護師になりたかった阿部さん。
大学ではなく、専門学校を選んだのは、早く看護師になれるから。
阿部さんは、指定校推薦でこの座を勝ち取りました。
今年度、本校で初めていただいた指定校推薦。
安泰かと思いきや、「初めて」ということは、先輩たちの受験対策や情報が少ないこと。小論文の練習で、分野を絞って練習していたそうですが、本番は全く違う分野から出題されたそうです。
面接練習も21回行いました。アドリブが苦手だったので、練習の時に聞かれた内容を復習し、アドバイスを素直に吸収していきました。
小論文の試験では、普段から漢字を書くことを意識したり、新聞を読んで幅広く社会問題の知識を学んだりすることが必要。そして、1年生から成績を落とさないことが、推薦の強み・積み重ねに繋がります。
チャンスを掴んだ阿部さんの貴重なお話でした。
#進路講話は生徒の集中力が凄まじいです
岡崎 花音 さん(帯広高等技術専門学院 ‘23 年度卒業生)
最後を務めるのは、岡崎さん。
最短で1級建築士になりたい、と帯広高等技術専門学院の建築技術科に進んで勉強中です。
高校時代は、初心者ながら吹奏楽部に所属し、最後は部長を務めています。
岡崎さんを一言でいうなら、努力の人。
3年間つけていた手帳を回覧していただき、その葛藤や努力の証、熱を受け取ります。
#びっしりと貼られた黄色の付箋。
朝一番に来て誰よりも練習した吹奏楽。
1年次生の頃から進学を決めていて、真面目に受けた授業。
挫折しても乗り越えられたのは、友達と信頼している先生方がいたから。
想いが伝わってくる講話でした。
■最後に
進路指導部長の西村先生から、この講話を締めくくるメッセージです。
人生は、点ではなく「線」です。
今回の講師の方の中にも、公務員試験に全部落ちた先輩がいました。しかし、人生はそれで終わりではなく続いていきます。
立派に見える先輩方も、最初からみんなの前で堂々と話したりできた訳では無いです。
進路活動を通して、一皮向けて、ここまで大きく成長しています。
1・2年次の皆さんもその過程にいます。今の自分と比較して卑下するのではなく、乗り越えたところに、次のステージがあります。
改めて、人生は「線」です。一日一日を積み重ねることで、少しずつ力をつけていってください。
と締めくくられました。
いつも以上に、生徒たちのメモをとる手、真剣な眼差しが印象的な2時間でした。
後輩のために、惜しみなく話をしてくださった講師の先輩方、ありがとうございました!
卒業生から学ぶ!生の声(前編 就職編)|1年次(産業社会と人間)・2年次(総合探究)
2月26日、卒業式間近。
この日の午後は、池田高校の3年次生と卒業生による進路講話です。
講師は6名。
1年次生にとっては、これから高校生活をどう有意義に過ごすか
2年次生にとっては、進路を決める時、決めた後どうしたのか
という貴重な生の声が聞けるチャンスです。
池高生は、就職希望者と進学希望者が約半数ずつ。いろんな進路に進む生徒が多い分、悩む幅も広い気がします。
同じように悩み、進路を決めていった先輩は身近な存在です。
■就職
八重柏光希さん。北海道旅客鉄道株式会社に就職。
昔から電車が好きで、探究活動も興味がある「交通」分野に。池田町の高校生議会でも、あいバスについての提言を行っていました。
高校時代には、JR北海道へインターンシップに4回参加。
資格は、検定試験は積極的に受講。自分の能力を証明するためにも有意義であったと感じていたそうです。
吹奏楽部でも活躍し、周りを見ながら自分の役割を果たす力がついた、自分の長所を増やすことができたと言います。
池田高校では、様々な体験の機会があります。そのうえで、「単に参加するのではなく、自分がそこで何をするか」を意識していたそうです。
昔から好きだった鉄道の仕事に就けるので、働いたら周りから信頼され、頼りにされる人を目指したい、と力強く話してくれました。
石黒 美桜さん 藤森商会(インデアン)に就職
石黒さんは、3年の夏休みまでなかなか受けたい就職先がみつからず苦労していたそうです。
得意なことを仕事にする、は難しかったため、普段から褒められる自分の長所は何かな?という観点から自己分析を深めていきました。
周りの友人や先生に相談しながら、自分は「初対面の人と笑顔で接することができる」ことが長所と気づき、職場選びを接客や飲食店に絞ります。
また、身体がそれほど強くないので、通勤時間は短い方が良いのではと思い、研究を深めました。
そこで気になったのが藤森商会(インデアン)。
応募前に職場見学に行き、そこで自分の雰囲気に合うことを確信し、面接を受けることを決めました。
高校時代の課題研究では、池田町を盛り上げるにはどうしたらいいか、というテーマでグループで活動。複数回のイベントで、いろいろな人と関わる時に、自分は何をすべきか、を考えて行動していたと言います。
資格は、簿記2級を取得。就職時の面接でも資格について聞かれたようです。石黒さんは、資格を取得することで、自分ができる仕事の幅が広がるので、是非取得するべき、と後輩に伝えていました。
遠藤 翔吾 さん(池田町役場 ‘20 年度卒業生)
就職の部、最後は現在22歳になる遠藤さんのお話です。
遠藤さんは、池田高校在学中に公務員を目指すものの、現役時代は合格ならず。
公務員の専門学校で勉強をしながら試験を受験。そこで、えりも町役場に就職します。
念願の公務員になれたものの、想像していた業務とはかなり違ったそうです。
遠藤さんが想像していたのは、窓口業務が主で、人と話すのが好きな自分に向いている仕事。ところが実際は9割がデスクワークでPCとにらめっこ。ほんの少しが窓口業務。
2年間勤めますが、転職することを決めます。
そしてなんと、池田町役場の試験に合格しました。
えりも町と同じような部署かと思いきや、配属されたのは池田町のワインの営業。
今までの経歴とは全く関係ない職場に配属され、しかも苦手なワイン。
何度もワインを飲み、思いを知り、触れていくうちに今ではすっかりワインが好きになったそうです。
#圧倒的話力で惹きつけられる生徒たち
社会人として、「素直に謝ることが大切」と力説。
飲み会が非常に多い職場だそうで、遅刻してしまったこともあるそう。
そんな時、言い訳をせずにまず謝罪。
聞かれたら理由を答える。
「わからないことは素直に聞くこと」も大切だと、自分の経験談からの本音が生徒たちに響いているようでした。
#メモがびっしり
長くなるので今回はここまで。次回「進学編」も是非御覧ください。
卒業式予行|全校生徒
2/28、卒業式予行が行われました。
・表彰伝達
・卒業式予行
・(3年次生)同窓会入会式
・(3年次生)年次集会
の様子をお伝えします。
■表彰伝達
#誇れる成果です
■卒業式予行
■同窓会入会式
■3年次集会(最後の学年集会)
#ありがたーい、先生たちからのメッセージ。
岸部先生が作ってくれた、3年間のスライドショー、思い出の8分
#みんないい顔しているね
いよいよ明日(3/1)は、卒業式です。
思いを届けるってこと|1年次(産業社会と人間)・2年次(総合探究)
2025年
日本におけるラジオの歴史は、100年。十勝におけるラジオの歴史は、31年。
十勝の放送局FM JAGA(たぶんジャガイモのジャガ)は、地元のみなさんに愛されている帯広市周辺の地域限定ラジオ。そのFM JAGAのトップDJが、池田高校にやってきました。
栗谷昌宏さん。
この日、トップDJの講義をライブで聴くのは、50数名の池高1、2年の生徒と先生たち。
原稿はありません。ぶっつけ本番!栗谷さんと生徒の間で繰り広げられる100分一本勝負!
開始早々、栗谷さんは自分の心の声を言葉にして伝えます。
「(挨拶の反応を見て)……不安です、緊張してます!」
それでも生徒たちの表情は変わりません。つまらないのかな、興味ないのかな……ますます栗谷さんの心の声は大きくなります。あの手この手で生徒たちの感情に揺さぶりをかけます。20分を過ぎた頃、生徒たちの中からクスッという笑い声が漏れてきました。表情も柔らかくなりはじめました。そうなんです、生徒たちも緊張していたんですね。
100分をフルに使って、栗谷さんは生徒たちに投げかけてくれました。
そんな栗谷さんの言葉の数々を、写真と共にふりかえってみましょう。
「緊張はわるいことじゃない。緊張したという経験と練習の積み重ねが大事なんだ」
「伝達(発信)には、情報と感情のふたつがあるんだよ」
「発信が大事。そのためには感情が必要なんだ」
「いつものその挨拶(発信)、ただの合図(情報)になってない?」
「生徒のメモを、プロの声で朗読中」
「好きなものは料理と筋トレ」と、自慢の写真を特別公開!
「相手を不安にさせない伝え方」を習得中。
「仲良くなりたいから、一生懸命に伝えようとするんだ」
「ペアワークの熱い空気感には感動しました。再会を楽しみにしています!」by DJ栗谷
「バイバイッ!」と、ラジオ番組の合言葉♪
栗谷さんの声は、日曜日以外は毎日聴けます。
FM JAGA チェケラ!
『十勝魂778!!』(月〜木16:00〜18:00)
エンタテインメントにマニアックなスパイスで十勝を熱く燃やす120分!
栗谷さん、ありがとうございました。
また来校してください!
お兄さんお姉さんとゲームで交流しよう!|2年次選択・英語探究(小高連携・池小)
池田小学校の中休みに、池田高校生が授業でお邪魔するコラボ企画。
受け入れにご協力いただき、心より感謝申し上げます。
今回は、2年次生で「英語探究」の授業を選択している生徒たちが伺いました。
#中休みだーー!
#今日も一緒に遊んでみよう!よろしくね!
英語探究の授業の中で実施していますが、小学生低学年に英語は難しいかな?ということで、まずは「ハンカチ落とし」。
#「鬼やりたい人ー!」「はーい!!!」残像が見えるほど本気モード!
そして、こちらは「IPPEIクイズ(英語で言ってみよう)」。
高学年の子どもたちが夢中になってクイズに答えます。
#「木」で「Treeです!」「正解!!」
ABCダンスをしてみよう!
ちょっと時間がなかったけれど、「アルファベット線つなぎ」問題を欲しいこどもたちにプレゼント
#「難しいやつやりたーい!」
声を張って、進行を頑張った生徒。
準備をしてきたけれど、恥ずかしくて力を発揮できなかった生徒。
経験を重ねて慣れてきた生徒。
いろんな場面が見受けられました。
座学や筆記テストだけでは培えない、いろいろな力に気づき磨くチャンスをいただいております。
池田高校生にたくさんの貴重な機会を与えてくださったことに感謝申し上げます。
まずは、2024年度ありがとうございました。
そして、来年度またお互いに良い機会にできましたら幸いです。
これからもよろしくお願いいたします!
池田保育園で保育実習「お楽しみ会」|2年次選択・保育基礎
2年次の生徒7名が、池田保育園で実習をさせていただきました。
池田町内の保育園・幼稚園で行う実習は今年度5回目。
座学で学び、現場で実践!
この1年間の集大成を発揮できるでしょうか。
本日のプログラムや、必要なもの、目的などの要項も授業の中で生徒が作成。
#保育基礎 総務担当 江森さん、椿さん、松田さんが作成
必要なものを準備して…
さあ、本番です!
自己紹介をして、
これから行う遊びをデモンストレーション
だるまさんが転んだをしたり…
#鬼がだれかわかりやすいように、手作りのお面を被ります
借り物・借り人競争をしたり。
途中、園児の様子から、臨機応変に運用を変更。
2つのグループに分かれて、ハンカチ落とし
#みんなー!目をつぶってねー!
最後に、園児のみんなに手作りのプレゼントです。
#きれいな色紙3枚を使った、コマです!
早速子どもたちが遊んでくれました
#好きな色もらったんだよ!と誇らしげに見せてくれる子どももいました!
帰るときには、たくさんのお友達がハイタッチをしたり、抱きついたり、喜びを表現してくれました。
#ばいばーい!
段取りやシミュレーションをして、練習してきたものの、うまくいかないところもありました。
想定外に時間がかかったり、上手く伝わっていないところもありました。
そんな中、保育園の担任の先生も池田高校の先生も手を出さずに1時間半やり遂げました。
(もちろん、安全面の部分でずっと見守っていました)
臨機応援に声がけができた生徒、どうしていいかわからなかった生徒、全てが学びになったと思います。
貴重な機会を作ってくださった、池田保育園の皆様に改めて御礼申し上げます。
子どもたちの成長を見守ってくださり、本当にありがとうございます。
白樺アイスを作ってみよう!|2年次選択・ライフデザイン
「あみちゃん(池田高校魅力化推進員)、アイス作るよ!」といきなり呼ばれた私。
またまた、面白い授業だ!これは取材せねば!
と5分後に開始の授業にお邪魔。
この日の授業は、「白樺樹液を使ってアイスクリームを作ってみよう!」というもの。
・牛乳+白樺樹液
・ヨーグルト+白樺レモネード(当授業商品化商品)
#レモネードシロップは、大さじ3杯くらいいれました
の2つでアイスクリームを作ってみました。
ポイントは、「砂糖等の甘みをいれない」こと。
果たして、このシンプルな材料でどんな味になるのでしょうか?
ということで、お外にGO!
きれいな雪を求め、校舎のまわりをうろうろします。
#雪の上でピース(私はその雪の上には乗れませんでした(重くて笑))
雪をいれて、シャカシャカ…!!
#うぉぉぉぉぉー!!!
#年中ビーサン裸足のかっくんも見に来ました
#先生もしゃかしゃかしゃか・・・!!
アイス作りでの学びは、「塩いれるとすごく冷える」こと。
この寒い中、早くアイスができてくれ〜〜というときに、塩をいれると超加速!
「塩すごい!」「塩信者!」とよくわからない尊敬の念が湧いてきます。
さて、無事にできたところで、試食タイム♪
#ちゃんと固まりましたね♪
甘みを白樺樹液だけにすると、どんなお味でしょう?
このひまりちゃんの表情を御覧ください
#うぅ…
アイスなのに、ちょっと苦くなるという。
苦悶の表情。
味がわかったところで、甘みを足します!
生クリームとチョコをトッピング。
#俺にも生クリームをー!!
先生チームは、「白樺レモネード」を追加でかけていました。
#牛乳はギルティーフリー!
ちなみに、私が作らせてもらった「ヨーグルト+白樺レモネード」はそのままでもとても美味しかったです♪
白樺樹液の糖度をはかったところ、1ちょいの数字。
#覗くと、メモリが読み取れるのです
コーヒーの水として使うと、天然の甘みを感じる白樺樹液。
アイスに使っても甘くならないことがわかりました。
体験から学ぶ!今日もライフデザインの授業は学びがたくさんでした!
#軍手はストーブで乾燥。冬ならではですね。
カナダ留学校内発表会|課外活動
1月30日
池田高校の全校生徒向けに、カナダ留学の報告会が行われました。
・小学校や高校での交流の様子
・カナダのまち歩き様子や気づき
・トラブルへの対応など
・日本と違う文化で気づいたこと
などが報告されました。
#全校生徒向けの、カナダクイズも実施
留学に行っていない生徒でも、カナダのことが少し身近に感じたのではないでしょうか。
来年度はどんな交流や報告がされるのかが楽しみです。
学びをイベントで発揮!イケザニア開催|2年次・総合探究
池田高校の2年次が5日間10コマにわたり、「森林」をテーマに3つの班に分かれてミニ探究活動の総まとめがおこなわれました。
過去の活動についてはこちらから↓↓
池田町の「森林」でフィールドワーク・商品開発・遊び場作り|2年次・課題研究(総合探究)
現場を見て考えて実行する!「フィールドワーク」|2年次・課題研究(総合探究)
森と寒さの中のフィールドワーク|2年次・総合探究(ミニ探究活動)
さぁ、気になる「イケザニア」という単語。
現場を見ていただいた方が早いですね。
■3班(フィールドワーク、商品開発・企画、遊び場づくり)から発表
まずは、3つにわかれた活動のなかから、代表者がそれぞれの活動で学んだこと、探究活動のタネをそれぞれ発表しました。
遊び場作りチーム
▲遊休地の活用方法を考え、遊び場を実践した振り返り
フィールドワークチーム
▲間伐材を使った活用方法が模索できそう
▲体験を絵本にすると、多くの人に興味をもってもらえるのでは?
商品開発・企画チーム
▲白樺樹液を使った蒸しパンの開発。池田町の特産品を使って新商品開発してみたい
発表後、それぞれのチームの講師からコメントがありました。
「3回の活動でしたが、次に繋げられる振り返りがしっかりできている」
「キレイ事を言うだけの人もいるが、みんなはアイデアについて実行できていた」
「アクシデントがあったが、それをどう乗り越えるかが大切」
など、生徒たちの行動について大人もたくさんの気づきがあったようです。
■イケザニア開始!
今回の「イケザニア」は、遊び場や商品開発・企画チームが考えて試作したものを、学年全体で体験するというものです。池田で楽しいイベントができないかな?木の間伐材活用方法がないかな?と考えた結果をカタチにしたイベントです。
ポイント8点貯まると飲み物とポップコーン、10点貯まるとご褒美があります♪
生徒たちは、前半と後半チームに分かれ、運営とイベント参加と両方楽しむことができます!
・見る目ありなしゲーム!
くじで選んだ木の長さを、目視のみで当てるよ!
▲ピタリ賞の猛者もいました!
・池ボーリング
ボールを転がして、たくさんの枝を倒してみよう!
▲木の倒れ方はボーリングとは違うので意外に難しい!
・池モルック
小枝を投げて、意中の場所にいれよう!
▲小枝によって、バウンドの仕方が変わるので難しい!
▲初期は、的は池田町のカタチをしていたそうです♪
▲点数はいったー!!
・たてよこ木積
木のサイコロを振り、指示に合わせて木を積む
▲後半の縦4は高難易度指示です
▲さぁ、この次積めますか?(笑顔)
・飲食ゾーン
特典を重ねると、ご褒美に飲み物とポップコーンが食べられます!
▲ご褒美第一号です♪
▲こんなに選べるの!?やったー!(思わず前髪もあげちゃう)
■まとめ
歓声や悲鳴、笑い声で大盛りあがりのイケザニア。
最後にまとめです。
今回の5回にわたる、テーマ「森林」のミニ探究。構想から実現まで3年ほどの年月がかかっていました。
大人側も、どうやったら高校生のみんなが楽しく、学びを得られるかを探究しています。
正解はわかりません。一緒につくりあげていく、背中で見せる授業だったなと思います。
今回、特に人気が高かった「たてよこ木積」を考えた武智くん。
「たくさんの人に楽しんでもらえて良かった」と感想をくれました。
この材料を提供してくださった、池田町の山本さんは、
「このみんなが楽しんでいた積み木は、森林組合で規格外で販売できなくて譲り受けたものを、別件で使って細かくしたさらに余りものみたいなものです。
使われなくて置いてあったものを、みんなが歓声あがるくらい楽しんでいた。
森が身近になるといいなと思って活動していますが、まずはこうして「木に触れること」「楽しんでもらうこと」が、これからを考えてもらう第一歩になるのかなと思いました。」とお話していました。
最後に、生徒代表として及川くんが、「たくさんの方に協力していただき、池田町をより深く知ることができました。この時間で学んだことを活かして、3年次の探究活動につなげていきたいです。本当にありがとうございました。」とお礼を述べました。
地域の皆様にたくさんのご協力をいただいていることを感謝申し上げます。