池高日誌
第2回オープンスクールデー
今年度の『オープンスクールデー』(学校説明会&体験入学)は終了しましたが、
中学生とその保護者の皆さん対象の校内見学や学校説明は、随時受け付けております。
希望される方は、その旨を中学校の担任の先生にお知らせください。
(申込は、各中学校の先生を通じて受け付けております。)
3年次 政治経済「地域の人と自分で繋がる」
3年次選択科目政治経済で「地域の人と自分で繋がる」をテーマに出前講義を実施しました。政治経済では、これまで学んできた内容の中でも特に興味がある内容をさらに探究するために「この人に話を聞いてみたい」という人を生徒が自分で見つけて、話を聞くという取り組みをしています。講演の前に調べ学習を行いホスト役として、良い話を引き出せるように準備を行なっています。また、事前に関連する制度や関連情報についても整理し、豊かな対話ができるように意識してきました。
10月17日(月)には、前池田町商工会女性部長の中村愛子さんをお招きして、池田町の商店街をテーマに活性化に向けての課題やアイデアを共有させていただきました。「地元なのに、知らないことが多すぎる」「今度は、実際に商店街ツアーをしょう」などとさらに学んでみたいという気持ちを高めることができました。
10月20日(木)は、一般法人十勝うらほろ學舎の古賀詠風さんをお招きしました。地域の中でどのように人と人との繋がりが広がっていくかというテーマで交流しました。古賀さんは「自分の当たり前は、他の人にとっては当たり前じゃない」という気持ちを持ち続けて、出会いを楽しんで来たことを具体的な経験に基づいて紹介されていました。
今後も、こうした授業を通して、自分で地域に人脈を作る力を身につけ、地域を形成していく世代としての力量をあげていきます。
3年次時事問題研究「私が共生社会を築いていく」
10月18日(火)に、3年次選択科目時事問題研究で「私が共生社会を築いて行く」というテーマ学習を行いました。外国人労働者が身近にいることや、現在、外国人労働者にかかわる問題があることを確認した上で、グループ活動を行いました。グループ活動では、悩みを抱えた外国人労働者や地域おこし協力隊の役を演じながら、地元高校生とともにそれぞれの悩みが解決できるようなイベントを考えて発表するという活動を行いました。言葉の壁があって誤解をしてしまうことや、仲良くなるまでに時間がかかることを疑似体験しました。また、文化の差違やそれぞれの背景を理解しようとするだけでなく、自分と同じ要素を見つけていくことが重要であると多くの生徒が気づくことができました。
ベトナム人労働者役を演じた堀田聖矢さんは、「言葉が通じないというだけで、対人関係に恐怖を感じた。外国人労働者と働く時にはやさしい日本語を使い、自分と相手との共通点を見つけて接していきたい」と感想を述べていました。この授業では衣装貸し出しなどJICA北海道(帯広)のご協力をいただきました。
「ボランティア部」池田警察署と啓発活動
10月19日(水)
マックスバリュ池田店で池田警察署の方々と特殊詐欺被害防止の啓発活動を実施しました。
「家族の絆」をテーマにボランティア部員が作成した啓発イラストを添えたマスクを町民のみなさんへお渡ししながら、特殊詐欺被害への注意を呼びかけました。
イラストを描いた2年木村心美さんは「詐欺メールや詐欺電話が来たことに一人で悩まず、まず身近な家族に相談して欲しいという思いを込めて書きました。私たちが声をかけながらマスクを配ったことで池田の人たちに詐欺に対する意識を持ってもらえたら嬉しいです。」と話していました。
「ボランティア部」輪っかの会親子交流会
10月15日(土)
輪っかの会親子交流会へ参加しました。
今回は、今年4月にオープンした多世代交流施設「ふらっと」にてハロウィン企画のミニゲーム大会が行われました。
まずは、会場準備のお手伝い。かぼちゃでジャック・オ・ランタンを作りました。ミニゲームとして、つりぼり、ミニ卓球、輪ゴム射的、風船バレーのブースが準備されました。そのほか工作スペースも準備して交流会が始まりました。ボランティア部は各ブースに分かれて子どもたちのサポートをしながら一緒にゲームや工作で交流を行いました。今回の交流会では20名以上の参加者がいて、会場が賑わっていました。
参加した2年間所さんは「はじめて輪っかの会に参加し、たくさんの子ども達と交流しました。接し方もそれぞれ違うので学ぶこともあり、その分考えて行動することを心がけられました。」と話し、様々な年齢の子どもたちがいた中でも積極的に交流していました。
次回は12月、クリスマスの企画で交流を深める予定です。