池高日誌

池高日誌

2022/12/26 「ボランティア部」学習支援ボランティア

12月26日(月)、27日(火)

今回の冬休みも池田町教育委員会主催「学び塾」が行われました。
本校ボランティア部員は一般生徒の有志とともに学習支援ボランティアに参加しました。

参加する子どもたちは低学年と高学年のクラスに分かれ、
池小や池中の先生方、町民のボランティアの方々と一緒に子どもたちの学びをサポートしました。

初日は30名を超える低学年の子どもたちが参加していて、
ボランティアスタッフの自己紹介の時から子どもたちは元気いっぱいの様子でした。

 

夏休みの学び塾では、感染症対策のため休み時間は教室で過ごしていましたが、今回は、感染症対策を行いながら体育館で鬼ごっこやキャッチボール、バスケ、サッカーなど一緒に体を動かしながら子どもたちと交流することができました。

ボランティア部1年の安達凜さんは『夏休みにも参加していた子が、わたしの名前を覚えてくれていて嬉しかったです。普段、小学生と交流する機会がないので、とても楽しかったです。』と話し、小学生との交流の場ができて高校生たちも嬉しそうにいきいきと活動していました。

2022/12/16 「吹奏楽部」定期演奏会延期のお知らせ

今週末の12月18日(日)に予定しておりました
第53回定期演奏会を、年明け1月22日(日)に
延期いたします。

ご来場を予定されていた皆様には、ご迷惑をおかけ
して誠に申し訳ありません。ご都合がよろしければ
1月の演奏会にどうぞお越しください。よろしくお
願いいたします。

吹奏楽部定期演奏会

  日時: 令和5年1月22日(日) 14:30 会場
                       15:00 開演

     場所:池田町田園ホール

         ※時間と場所は同じです

      


 

2022/12/13 「ボランティア部」もりもりチーム紙芝居披露!

12月13日(火)

 

もりもりチームが「森で過ごして紙芝居を作ろう!」で取り組んだ紙芝居が完成し、池田保育園の園児たちへ読み聞かせの機会をいただきました。

 

完成した紙芝居『ゴンタのだいぼうけん』は、ストーリーや登場するキャラクターなど全てボランティア部員が考えた完全オリジナルの紙芝居で、森で過ごして感じた楽しさや森で過ごす動物たち、わたしたちが住んでいるこの十勝の特産物を子ども達に知ってもらいたいという想いを込めて作りました。


保育園に到着してから、まずは園児たちと一緒に踊りを楽しんだことで、その場の雰囲気も一気に盛り上がっていきました。

さて、いよいよ紙芝居披露本番です!
前日のリハーサルでも部員同士たくさん意見を交わしながら披露直前まで修正していたこともあり、生徒たちは緊張した表情でした。まずは、園児たちとの距離を縮めるために手遊びを準備していましたが、実際は自分たちの緊張をほぐすきっかけになっていました。

紙芝居の中には十勝の特産物クイズも盛り込んでいて、園児たちは元気いっぱいの反応をたくさん返してくれました。

 

紙芝居披露を終えて、2年髙田真世さんは『今回、十勝の食べ物と森で遊ぶ楽しさを子どもたちに知ってもらいたいと思い紙芝居を作りました。読み聞かせ本番では、緊張もありましたが楽しく明るく元気に読み聞かせすることを意識しました。子どもたちもいっぱい反応して答えてくれたので嬉しかったです。部員みんな協力し合って無事成功することができ、本当によかったです。また、福家さんや先生方のアドバイスのおかげでより良いものを作ることができ、とても感謝しています。次回も紙芝居を作る機会があれば、みんなでまた挑戦してみたいと思いました。』と次回への意気込みも語ってくれました。

 

紙芝居を披露したあとは思いっきり園児たちと遊び、交流を深めることができました。

 

もりもりチームの活動および紙芝居製作にご協力いただいた池田町地域おこし協力隊の福家様、紙芝居披露の機会をいただきました池田保育園の皆様には、大変感謝申しあげます。ありがとうございました。

2022/12/12 卒業生の活動を紹介します

 令和3年度の卒業生・現在北海道教育大学釧路校1年の江尻翔哉さんを紹介します。
彼は、高校3年の時、閉校後の利別・高島両小学校の利活用に関する陳情書を安井美裕池田町長に提出した経験があります。その経験から、地域と子どもの結びつきを軸に持続可能な地域づくりと学校を学ぶ研究室に在籍しています。

 週末、この研究室の学生が中心となって行う「地域教育創造フォーラム2022」がオンラインと対面のハイブリット開催されました。発表や講演が行われた後のワークショップのファシリテーターを江尻さんも務めていました。報告では「自分自身がもっと地域に飛び出し、学びを深めていきたい」と発表した江尻さん。「学生生活は楽しいこともありますが、苦しみながら今は研究をしています」と語る中にも、池田高校で培った度胸や地域に対する愛着を感じました。

 

 

2022/12/09 今年もボトルタワーを制作しました

 「いけだワイン城のクリスマスを彩るボトルタワー制作に協力してくれませんか!」と依頼を受けたのが2年次中島さん。昨年度地域人インタビューでお世話になって以来ワイン城様から様々な場面で活動の機会をいただいています。

 校内で有志募集のポスターを制作したところ、約20名の生徒がボトルの飾りつけを行いました。「とてもかわいい仕上がりです」と喜ぶ2年次岩佐さん、東原さんが代表して、最終装飾を行ってきました。

 北海道新聞の取材を受けているところ

 完成したタワーを見に、いけだワイン城に足を運んでみませんか!

2022/12/02 「白樺で商品開発」ついに納品です!

 福祉基礎で取り組んできた「白樺で商品開発」ですが、本日12月2日にいけだワイン城に納品してきました。製品の考案者代表の持田瞳さん、ブランドロゴや宣伝ポスターを担当した田森美咲さんが代表していけだワイン城に行ってきました。


 ここまで支えて下さった方々が見守る中、商品の配置なども自分たちで考えました。田森さんは、「商品を目立つように配置するのは難しかったが、お客様の気持ちを考え、手に取ってもらえることを想像すると嬉しくもあった」と感想を述べていました。

 さらにこの商品を通じて様々な方と交流を深めていこうと考えています。

2022/12/01 人権について考える

 11月30日、2年次の現代社会の授業で、人権と裁判について考える学習を行いました。長い歴史の中で、1人ひとりの行動によって人権が拡大してきたことをカードゲームを通して理解するとともに、いまだに様々な人権侵害があることを学びました。カードゲームの後、坂本涼菜さんは「男女差別や人種差別など様々な差別があったことがわかった。どの差別が最初に始まったのだろうか」という疑問を紹介し、差別がどのような場面や社会構造から始まったのかという問いを全体で共有しました。

その後、アイヌの人々の先住権裁判について、明治以降の歴史や先住権に関する国連の宣言などを参考にグループ討論を行いました。過去や現在、未来の状況について様々な見方をするだけでなく、現在の多様な立場から考えた意見が出されました。人権に関する様々な裁判を担当してきた弁護士とZOOMでつなぎ、専門的な質問に答えていただいたり考察を深める手助けをいただいたりしました。討論を通して横田和奏さんは「人権は、段階を踏んで拡大していくことがわかったし、拡大のためにはまず人権侵害についてその経緯から多くの人とともに理解していくことが不可欠だと理解できた。今日はそのための1日になったと思う」と感想を述べていました。

2022/11/30 「ボランティア部」もりもりチーム活動報告

 6月から始動したもりもりチームのプロジェクト「森で過ごして歩き回って紙芝居を作ろう!」ですが、いよいよ紙芝居披露まであとすこしです。

 

池田町地域おこし協力隊の福家様のご協力をいただき、学校裏にある森で何度か活動させていただきました。“森”で過ごして、それぞれが感じたことや森にある自然との出会いなどをヒントにストーリーを話し合い、紙芝居制作をスタートさせました。

 

当初の予定よりすこし遅れてしまいましたが、12月に町内の子どもたちへ紙芝居を披露予定となりました。

 

 

 

子どもたちに楽しんでもらえる作品にしようと部員同士でしっかりと意見を交わし合いながら、ただいま急ピッチで作業を進めています。

2022/11/30 「ボランティア部」赤い羽根共同募金

今年も「赤い羽根共同募金」の募金活動を行いました。

 

今年度は、赤い羽根共同募金をより知ってもらえるように募金活動のチラシを作成し、各教室へ掲示や案内するなど募金活動の呼びかけにも力を入れました。

 

集めた募金は池田町共同募金委員会へお届けした後、池田町社会福祉協議会をはじめ福祉施設・団体等に助成され、それぞれの事業や運営等に活用されます。

 

短い期間でしたが、生徒や教職員のみなさんからたくさんのご厚意をいただくことができました。ご協力いただいた生徒や教職員のみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

2022/11/28 環境交流会2022で発表の場をいただきました

 11月26日とかちプラザで開催された「環境交流会」で発表の場をいただきました。2年次選択「福祉基礎」の取組みである「白樺で商品開発」のここまでの経緯や今後についてを発表しました。会場には20名程の見学者がいる中、この半年で取り組んだ内容を自信を持って発表することができました。いつも授業に協力していただいている地域の方々も応援に来て下さいました。この場を借りて感謝申し上げます。
 池田町白樺を活用した商品開発コンテスト(10月19日)でグランプリを受賞した持田さんは「多くの方がいて緊張しましたが、やりきることができて自信になりました」と話していました。

 コンテスト以降は、チームに分かれて製品作り。いよいよ来月にはいけだワイン城に納品する予定です。

2022/11/28 PTA研修会「池田の針葉樹でリースを作ろう」

 11月26日(土)池田高校多目的室にてPTA研修会を行いました。
3年ぶりの開催となった今年は、モノづくりを通して交流したいという意見があがったことから、「クリスマスリース」作りを企画・実施しました。

 当日は親子参加もあり、9名の参加をいただきました。講師は、ホワイトバーチ✖イケダを立ち上げた「moritoki」の真浦綾子さん、「工房ameiro」の嶋中さん、高橋さんをお迎えし、2時間夢中になって楽しみました。材料は、本来なら捨てられてしまうトドマツを、池田町役場林務課の山本健太さんから提供していただきました。

 参加者の皆さんからは、本来なら捨てられてしまうものがこんな風に生まれ変わるとは心が豊かになると好評いただきました。PTA研修部の皆様、朝早くから準備などありがとうございました。次年度また多くの方が楽しめる企画を提案したいと考えております。

2022/11/10 もっと知りたい十勝坊主


11月10日(木)に3年次の政治経済の授業で十勝自然保護協会の川内和博事務局長をお招きして、出前講義を行いました。この講演は「自然環境を守る活動についてリアルな話を聞いてみたい」という要望を実現するため、生徒が企画・立案・運営を行う形式で実施しました。凍土現象の1つである十勝坊主(アースハンモック)の写真が次々に紹介されると、初めて見る光景に生徒は惹き込まれました。十勝坊主の模型だけでなく実物大の写真も使いながら具体的に説明をしてくださったので、あっという間に興味・関心が高まりました。生徒からは「十勝坊主を探究しようと思った最初のきっかけを教えてください」「これまで見た自然で一番素晴らしいと思った風景はどこですか」「いつから自然保護活動を始めたのですか」「自然保護活動をするにあたって困難を感じることは何ですか」など質問が続々と出されて、講師との対話が弾みました。

講師のアポイントメントから当日の司会まで担当した大西瑛介さんは「普段見ることができない十勝坊主について知ることで、もっと十勝の自然について知って行きたいという気持ちが高まった」と笑顔で感想を述べていました。講師の川内さんからは「気候変動を見据えて、これからも若い世代のアイデアや希望に耳を傾けて行きたい」という言葉をいただきました。

2022/11/07 「生徒会」執行部です!

11月です! 鍋の美味しい季節になってきました!
生徒玄関前のボードは秋仕様に!


11月11日のポッキー&プリッツの日にちなんでポッキーくじを作ってみました!
みんなの今日の運勢は!!??

今回の制作メンバーは1年執行部メンバー7人です
(2年生が見学旅行に行っている間に作りました♪)

2022/10/31 2年次 修学旅行⑥最終日

 いよいよ見学旅行最終日です。まずは西ノ京で薬師寺を参拝、荘厳な薬師三尊に圧倒されたり、思わずうなずいてしまう法話を楽しんだりしました。川西龍樹さんは「難しい話だと思っていたがとても楽しく笑ってしまった。いい思い出ができました」と笑顔で感想を述べていました。最後の見学地である東大寺では、鹿せんべいに突進して来る鹿に驚きながら南大門を進み、大仏を参拝。多田利久さんは「事前学習で東大寺について調べてきたが、実際に見ると予想以上だった」とその大きさを目に焼きつけていました。たくさんの思い出とお土産と共に、これから十勝に帰ります。

 

2022/10/31 2年次 修学旅行⑤3日目 自主研修

 見学旅行3日目は、終日、自主研修を行いました。大阪に食い倒れに行くグループやUSJグループ、京都で着物をレンタルして町歩きするグループなど、思い思いの一日を楽しみました。今日も秋晴れのいい天気で、絶好の自主研修日和でした。

 

 

 

2022/10/28 2年次 修学旅行④2日目京都にて

 見学旅行2日目の午後は、広島から京都に移動しました。まずは金閣寺へ。門をくぐって歩みを進めていくうちに、その輝く姿が見え始めると「おー!」の感嘆の声が思わず漏れました。金閣寺の興奮も冷めやらぬうちに、次は清水寺へ。夕日の光を浴びる大舞台に再び感動!「古い建物だと聞いていたので朽ちているようなイメージを持っていたが、実際に大舞台を見ると、歴史を重ねることでより美しく優美な姿になっていると感じた」と瀨戸梨々華さんは清水寺を讃えていました。明日はいよいよ自主研修です!

2022/10/27 2年次 修学旅行③2日目広島平和記念公園にて

 見学旅行2日目です。平和記念公園では、被爆ピアノによる合唱を行いました。ピアノは前田郁愛さん、指揮は中島華音さんが担当しました。その後、原爆の子の像の場所で、平和セレモニーを行いました。2年次の生徒から言葉を集めて編集した平和宣言を中野佑萌さんと種村茉柚さんが読み上げました。原爆ドームを見ながらの合唱や、平和公園でのガイドさんの一言ひとこと、資料館での無言の展示物の見学など、ヒロシマでしかできない経験をすることができました。感じたことや考えたことを簡単に言葉にすることはできませんが、今日の日が、これからも忘れることができない一日になったと思います。

 

 

 

2022/10/26 2年次 修学旅行②被爆体験談

 10月26日、16時に見学旅行団がヒロシマに着きました。ホテルに着いてすぐに、佐渡郁子さん(85歳)の被爆体験談を聞きました。77年前に被爆した時、国民学校の2年生だったそうです。被爆したその日のことをまるで昨日のことのように語ってくださいました。原爆で両親や妹含め、家族親戚を含め7人の身近な人を失ったそうです。佐渡さんは、放射線の影響などで癌や貧血、白内障などの後遺症に苦しんできました。原爆が落とされる前は、産業奨励館(原爆ドーム)で、父親と食事を楽しんだという思い出も語ってくださいました。
 熱心にメモを取っていた佐藤絵梨香さんは「戦争でとても辛い思いをされたのに、なぜ辛い話を語ろうと思われるのですか」と質問すると「辛い思いをしたからこそ、平和のために活動したいんです」との応じられていました。講演で学んだ「原爆が落ちた日」の記憶を胸に、明日の朝、広島平和記念公園に向います。

2022/10/26 2年次 修学旅行へ出発①

 見学旅行にいよいよ出発しました。移動中からすでに気分が高揚しています。保護者の皆さまにおかれましては、朝早いうちから準備や送迎などありがとうございました。無事に帰ってきたいと思います。

3年次選択「ファッション造形基礎」鹿革を活用したキーホルダー制作

浴衣の製作が無事に終了し、後期からは小さな作品作りに取り組んでいます。

今月は、「エゾシカを知り、考え、制作につなげよう」月間と題して、キーホルダー作りに挑戦しました。

コロナ禍エゾシカは増え続けていると言われています。一方で社会的な情勢により、銃弾も値上がりしているとのことで、駆除も進んでいないということも知りました。

今回鹿革を提供してくださったのは「Ezo Product」菊地 隆さん。札幌在住で、鹿革製作はもちろん、講演などでも活躍されています。最近では、車が廃棄される際のエアバックやシートベルトとエゾシカの皮革を利用した「yoccatta TOKYO」というバッグブランドを立ち上げ、エシカル活動にも貢献している方です。