池高日誌

池高日誌

冬休み学習支援ボランティア

12月25日・26日

 

池田町教育委員会主催の冬休み学び塾が開催され、本校1・2年次の一般生徒6名が学習支援ボランティアとして参加しました。

 

小学生は初日・2日目で低学年と高学年に分かれ、それぞれ二十数名の児童が勉強に励でいました。高校生たちは机間巡視で学習を見守りつつ、適時声をかけて学習をサポートしました。

 

1日目の様子

 

 

2日目の様子

 

今回はじめて参加してくれた1年椿栞さんは『小学生に教える立場だったけど、私が教わることもあってとても楽しかったです。』と話していました。

また、1年の頃から学習支援ボランティアに参加している2年村瀬真姫さんは『学び塾に参加して、子どもたちから「どうしてこうなるのか」という疑問を常に持って考えることや「遊び」に触れる大切さを学ぶことができました。将来、人と関わる仕事をするために色々な知恵を今からつけていこうと思いました。』と振り返り、進路活動に向けた意欲が高まった経験になったようでした。

2年次選択「ライフデザイン」 白樺材のキット 納品しました!

 白樺で商品開発をテーマにコンテストを実施後、3ヶ月かけて製品を製作しました。

 今回納品した商品は「白樺材のキット」です。一つはコンテストで選ばれた「つぶらな動物キット」、もう一つは生徒の製作したオブジェから考案された「しらかば小人オーナメントキット」です。

 「つぶらな動物キット」を考案した新藤聖紫流さんは、「実際に木に触れたり、森に行ったりして、自分たちで考えてやってみたいことすべて挑戦させてもらえた感じです。また、札幌で発表した際は、他校の意見も聞くことができ、商品のアイディアが膨らみました。」と今回の取り組みを総括しています。

 現在、いけだワイン城にて販売中です。

今後は、私たちが製作したキットを活用し、町の魅力発信とともに、「SDGs15の陸の豊かさを守ろう」を考えることができる地域交流を計画中です。

 

 なお、昨年度販売した「池守ストラップ」ですが、今年度は課題研究の森福連携というテーマで研究した横田和奏さん、持田瞳さんが中札内高等養護学校幕別分校の2年生4名と協働製作しました。こちらも12月19日にいけだワイン城に納入しています。是非こちらも注目ください。

 

 

 

3年次選択「ファッション造形基礎」マフラーを織る&クリスマスツリー完成

 今年度のファッション造形基礎では、多くの小物を製作しています。

染色技術を学んだ後は、毎年恒例のマフラー製作。今年は、平織りまたは綾織りを選択し、自分のやってみたい織り方で挑戦しています。仕上がり後の肌触りに違いがあったり、縮毛に違いがあるなど、やってみなければ分からなかったことが多々あったのも特徴です。

 クリスマスツリーは、土台から自分たちのオリジナルで大小様々な形、色の選択もできるものでした。時々、指に針を刺してしまうこともありましたが、それぞれの思いが詰まった作品となり、早速持って帰りたい!と話す生徒たち。今年のクリスマスを彩る作品になりました。

 スピナーズファームの田中先生との授業も残りわずか、次はどんな作品を製作できるのかと楽しみにしている生徒たちです。

 

1・2年次 見学旅行発表会

11月8日(水)に見学旅行発表会を行いました。この行事は、毎年見学旅行において学んだ事や思い出を、
来年見学旅行を控えてる1年次に向けて発表する場としています。


各班で分担して、広島での平和学習、奈良・京都で見学した寺院、自主研修について発表しました。


発表を聴いた1年次の生徒からは、
「原爆の悲惨さについて知ることができた」
「先輩の話を聞いて、来年の自分たちの見学旅行も楽しみになった」
などという感想が聞かれました。


2年次の見学旅行旅行に関する取り組みは、この行事をもって全て終了です。
これからはいよいよ、それぞれの進路実現に向けて、走り出す時期となりました。
受験・就職に向けての活動、課題研究、そして卒業と、目まぐるしい学校生活となります。 
見学旅行の学びや思い出を胸に、頑張っていきたいと思います。


改めてになりますが、2年次の見学旅行がこのように無事に終わりましたのも、
保護者の皆様はじめ、旅行会社の皆様、現地でご協力頂いた皆様のご尽力によるものです。
本当にありがとうございました。

 

見学旅行の様子についてはこちらもご覧ください。
見学旅行 1日目①
見学旅行 1日目②
見学旅行 2日目①
見学旅行 2日目②
見学旅行 3日目
見学旅行 4日目


2年次 地理探究 意見交流会の実施について

2年次 地理探究の授業において観光の多様化について学びを深めるために池田町内の各事業所の皆様に来校していただきました。2年次の履修者11名と池田町の魅力や課題、体験型観光の可能性について意見交流を通して学びを深める機会となりました。

 授業を受講した生徒は「今回、意見交流をしたことで池田町の良いところや課題もわかり、これからの授業でもアイデアや質問が出しやすくなりました。」という意見がありました。

今後、受講している生徒達は今まで調べたことや考えをまとめるためにスライドを作成し、発表する予定です。

 今回、意見交流会に参加していただいた池田町内の各事業所の皆様、お忙しい中、御参加いただき感謝申し上げます。  

2年次選択「保育基礎」3回目の保育園実習

 池田保育園での実習を行いました。今回が3回目になります。

今回は、前回の反省をいかし、それぞれの年齢に応じた内容を企画し、園児に楽しんでもらうということがねらいです。1歳児は絵本を読んでから、活動に入ったり、5歳児は早速説明から作業に取り組んだりと様々です。芸術の秋を想定し、ハロウィンにちなんだ企画をする生徒たち。作品を作ったり、ゲームを通じて楽しんできました。

 

1歳児さんを担当した布目さんと安達さんは、「園児のおしゃべりが上手になっていて驚いた。企画した作業が無事でき喜んでもらえて安心した。」と語っていました。

 

次回は、この授業を選択している生徒全員で年長児を対象に企画を考えています。

 

 

1年次「産業社会と人間」地域人インタビュー

 今年で3回目を迎える地域人インタビューです。

自分の興味関心のある分野で働く人と出会いの場を創出し、そこから自分の進路に向けて視野を広げてほしいという教員の願いから実現した取組みです。

 

今年度は池田町内外15名の地域人にご協力いただいております。仕事の時間を割いて参加していただき、心より感謝申し上げます。

本校の全校生徒は名刺を持っています。まずは名刺交換からスタートしました。(2.3年次は鹿革の名刺ケースを製作し活用しています)

 

保育士の後藤さんにインタビューした江森さんは「話すスピードや相手の話に次の質問をするのが難しかった。ニュースを交えて話をするなど臨機応変に対応できるようになりたい」と前向きな感想が聞かれました。来週は6名の地域人インタビューがあります。どんな出会いが待っているのか、楽しみです。

 

 

1年次「産業社会と人間」森と木のおはなし~池田町の魅力ある資源を知ろう

 10月18日池田高校多目的ホールにて、十勝総合振興局森林室普及課の皆さんのご協力のもと、講演とワークショップを実施しました。

 池田町は森林率6割であり、代表的なカラマツ、カシワ、ミズナラ、シラカンバがあり、製材工場や木炭製造施設などの産業も充実しています。自然環境と密接に絡む仕事である一方、林業に担い手の現状も知ることができました。

 後半は、3種類の木の角材からマイはし作りを体験。宿泊研修での体験がここで活きてきて、カンナを使って削りやすりをかけ、最後はクルミ油で仕上げるという工程を体験しました。

 アンケートから「箸作りが楽しかった。林業は次の世代に受け継がれていくすばらしい職業だと思った。」「木材チップによるエコ、林業におけるCO2削減率を詳しく知りたい」「実際に森に行って木を観察してみたい」など興味を持った感想が多く見受けられました。地域のことを知ることで、地域課題への興味関心がわいた時間となりました。

 森林室の皆様、ありがとうございました。

 

2年次選択「保育基礎」子育て中のママにインタビュー

 10月16日(月)池田高校の多目的ホールで子育て中のママにインタビューを実施しました。本校職員のパートナーに声をかけお願いしたところ、なんと6名のお母さんとお子さんが参加して下さいました。

 1時間程度の交流ではありましたが、3グループに分かれてインタビュー。インタビュー中は子どもたちは自由にホールを駆け回っていて、普段と違う状況に高校生たちもワクワク。寄り添っている姿が印象的でした。

 坂本愛実さんは「親の気持ちが知りたいと思い、どうして子どもがほしいと思ったのかを質問しました。子育てをしている方々のことをより深く知ることができました。皆さんそれぞれに事情があって身近にもっと子育てをしている方々が頼れる場所があったらいいなぁと思いました。」

 小坂陽汰さんは「誰に限らず、人と協力することはとても大切だなと思いました。皆さん大変なこともあるけど、とても楽しそうで幸せそうでした。」

育児に答えはなく、また他者とかかわりながら生きることの大切さも学んだ時間となりました。ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

 

 

2年次 見学旅行4日目

10月20日(金)

 

ついに、見学旅行最終日となりました。

朝食では昨日の自主研修の疲れが少しあるように感じましたが、思い残すことがないよう最終日も楽しみます。

 

朝食のあとは各自部屋の清掃を済ませて京都観光へ出発です。

 

ガイドさんの案内で京都の街中を進んで、まずは清水寺に到着しました。

ガイドさんの話を聞きながら清水の舞台の高さに圧倒されたと同時に、早朝ながらも観光客や修学旅行生が多く、舞台の上は人で溢れていました。

清水寺を見学してからは各班でお土産屋さんを巡り、次の目的地の金閣寺へ出発しました。

 

数年前に金箔を張り替えられたばかりの金閣寺は、曇り空の中でも光り輝き煌びやかでした。

すこし早足ではありましたが、金閣寺の周りをぐるりと見学しました。

 

あっと言う間の4日間でしたが、楽しい思い出とお土産を持って伊丹空港から北海道へ帰ってきました。

 

保護者の皆様には見学旅行に向けた準備、朝早くからのお見送り、夜遅くのお迎え等たくさんのご協力をいただきまして改めて感謝申し上げます。

2年次 見学旅行3日目

10月19日(木)

見学旅行3日目の様子です。

この日の関西方面の最高気温は夏日、天気も快晴の中で関西自主研修を行いました。

朝からバイキングで体力を備えて、いざ出発です。

自主研修、USJ見学組ですが、JRの一時運転見合わせもあり京都出発が遅れるというトラブルに巻き込まれたり人の多さにには驚きつつも、アトラクションや買い物を楽しみました。

そのほかの班も街の賑やかさ、人の多さに驚きながらもそれぞれが計画した研修を楽しんで、お土産をたくさん抱えてホテルに帰宅しました。

2年次 見学旅行2日目②

10月18日(水)②

2日目の続きです。

天気は良く、涼しい風を感じながらホテルから徒歩で広島平和公園へ向かいました。

ガイドさんの案内のもと原爆の悲惨さを物語る原爆ドームを間近でみたあとは、原爆の子の像にて平和祈念セレモニーを行いました。
2A青木琴音さんと2B竹内小次郎さんによる折り鶴の奉納、2B村瀬真姫さんによる平和宣言で世界の恒久平和を祈りました。

セレモニーのあとは平和の灯から原爆資料館へと向かい、資料館で平和学習を深めました。

その後は新幹線で関西へ移動し、薬師寺・奈良公園を巡りました。

薬師寺ではお坊さんのありがたい説法を受け、目の前にあるものの楽しさは自分自身の姿勢から変わっていくことを教えていただきました。

奈良公園でも元気に鹿と触れ合い、広い公園内を歩き回り、すこしずつ疲れも見えてきたようです。

明日は生徒たちが最も楽しみにしていた、関西自主研修です。
明日も元気いっぱい楽しみます。

2年次 見学旅行2日目➀

 10月18日(水)、見学旅行2日目の様子です。天候は快晴、暑いですが、気持ちのいい朝を迎えています。

 

寝坊や遅刻する生徒もなく、みんなで朝食をいただきました。

 

この日は、広島平和記念公園と原爆資料館を見学し、薬師寺・奈良公園を回って京都へ向かう予定となっています。

 

2年次 見学旅行1日目②

広島に到着し、広島追悼平和祈念館で被爆者体験講話をお聞きしました。

原子爆弾投下時、3歳で爆心地から900mにある母親の実家で被爆した飯田國彦さんから原子爆弾の本当の恐ろしさ、わたしたちができる身近な平和活動についてお話をしていただきました。

最後に川口紗奈さんから『二度と戦争が起こらないよう自分たちができることを頑張っていきたいです。』と感謝の言葉と強い決意が伝えられました。

この日の被爆者体験講話に向けて、生徒たちは出発1ヶ月以上前から校内で平和学習を進めてきました。見学旅行実行委員長2B村瀬 真姫さんは『今回、飯田さんのお話を聞き、戦争の残酷さを知ることができました。被曝直後の人々の状況については知っていたこともありましたが、その後も被爆者は安心して暮らしたり食べたりすることができなかったと言うことを初めて知り衝撃を受けました。きっと、まだまだ知らないこともあるとわかったので、もっと調べて平和について考えていこうと思いました。』と振り返りました。

この日の夕食は広島お好み焼きをお腹いっぱい食べ、1日目の活動を終えました。

2年次 見学旅行1日目➀

10月17日(火)

2年次、本日より広島・関西方面、3泊4日の見学旅行へ出発します。

朝早い集合でしたが、参加生徒全員遅刻することなく出発することができました。
 
1日目は新千歳空港から羽田空港経由で広島へ向かいます。平和追悼祈念館で被曝体験講話を聴き、夕食はみんなでお好み焼きを食べる予定となっています。

保護者の皆様には朝早くから集合場所までの送迎・お見送りをしていただき、ありがとうございました。

見学旅行の様子は、ホームページでご紹介していきます。

3年次課題研究「森福連携実現のために」

 昨年度SDGsQuestみらい甲子園北海道大会に出場した横田和奏さん・持田瞳さんが、「北海道 十勝池田町の森づくり」について、課題研究という形で研究を継続しています。

 白樺を使った商品「池守ストラップ」(昨年度福祉選択生徒製作)を支援が必要な方々と共に製作できると、森林と福祉が連携して池田町の持続可能な森づくりや池田町のPRにもつながるのではないかと考えているそうです。今年度、幕別町にある中札内高等養護学校幕別分校の生徒と交流し、商品の製作を実際に行ってみました。昨年度、いけだワイン城に納品後すぐに完売した「池守ストラップ」です。ここまで数回にわたり交流、18個の商品が完成しました。

 横田さんは「分校の生徒と交流し、昨年度製作したものをまた完成することができたこと嬉しく思います。」持田さんは「自分が考案した商品がまた製作できて感動しています」と語っていました。

 

 今後、ICTを活用し交流を続け、もしかすると昨年度のように販売までこぎつけるか!現在検討中です。

 

地理探究 まきばの家へ見学

10月6日(金)地理探究の授業においてまきばの家の見学を通して観光の多様化について考える取り組みをしました。代表取締役の林 秀康 様によるまきばの家の歴史についてのご説明や施設のご案内を通して体験型観光について様々な視点から学びを深めることが出来ました。

 生徒の中には「まきばの家の見学を通してワイナリーの設備やワイン樽サウナの話など、自分の知らないところまで知ることが出来てたくさんの魅力がる素晴らしいところだと改めてわかりました。」という感想を述べていました。

 今後、池田町内の各企業を見学や交流会を通して体験型観光について学びを深める予定です。林様、お忙しい中、貴重な学びの機会を与えていただきありがとうございました。

2年次選択「ライフデザイン」 白樺で商品開発コンテスト

  10月10日池田町福祉センターにおいて、「ライフデザイン」選択生徒による白樺で商品開発コンテストが行われました。当日は7組のチームがそれぞれ考案した商品の発表を行いました。たくさんの地域人にきていただき、盛大に実施できましたこと、この場を借りて感謝申し上げます。

 

 多くの大人が見守る中、それぞれのチームが練習の成果を発揮できたと振り返っています。青木琴音さんは「自分たちは商品の価格を抑えなければと考えていたが、もっと強気に出てもよい商品に仕上がっているというお言葉をいただき、自分たちの考えた商品の良さが伝わった気がして嬉しかった。」と表現しいました。

 

 「木の置物セット」が商品化となり、ここからは選択生徒一丸となって商品作りに入ります。今後も多くの方のお力を添えをいただきながら、取り組んでいきたいと思います。

「弓道部」北北海道大会に出場しました

10月7日に釧路で行われた第45回北海道高等学校弓道選抜大会北北海道大会に
1A坪原くんが個人戦に出場しました。


結果は8射2中で、決勝進出とはなりませんでしたが、
結果以上に多くの貴重な経験をすることができました。


今回の大会出場にむけて、多くの方々から応援していただきました。
本当にありがとうございました。


弓道部としても、久しぶりの北北海道大会進出となり、
今後に向けての、絶好の機会となりました。


今大会をもって今年度の大会は終了となります。
来年の高体連に向けて、冬の練習も頑張ります。

 

 

「ボランティア部」いけだ通学合宿ボランティア

9月24日(日)~9月27日(水)の3泊4日、池田町教育委員会主催「いけだ通学合宿」が開催されました。コロナの影響で昨年度まで中止が続いていたため、4年振りの開催となりました。

本校からはボランティア部含め8名の生徒が参加し、池田小学校のお子さん6名の共同生活の場をサポートしてきました。

 

初日は入所式に始まり、オリエンテーションが行われました。その後、仲間作りゲームが行われ、高校生が考えた3つのアイスブレイク「バースディチェーン」「4マス自己紹介」「キャッチ」で子ども達との距離を縮めました。

 

通学合宿では、炊事・洗濯・掃除などの家事に子ども達が協力して取り組みます。高校生はそれを見守り、一緒に考えたりなどして子ども達のサポートを行います。夕食作りや一緒に食事も一緒に協力して取り組み、子ども達と楽しい4日間を過ごしました。

 

 

 

今回は、進路活動真っ最中の3年生も参加してくれました。

3年坂本涼菜さんは『初めてボランティアに参加しましたが、小学生のみんなと楽しくお話や料理などができて良い思い出になりました。』と振り返っていました。同じく3年中島華音さんは、4日間すべてに参加し『初めて通学合宿ボランティアに参加して緊張しましたが、とてもいい経験ができました。小学生のみなさんが温かく迎えてくれて嬉しかったと同時に小学生と料理や買い物はとても楽しく、私にとっても良い思い出ができました。』と振り返ってくれました。忙しい毎日の中、小学生との触れ合いでほんのすこし息抜きができたようでした。