池高日誌

タグ:魅力化推進員

津軽三味線が上達してきました|2年次選択・音楽表現

10月からはじまった津軽三味線の授業。

2ヶ月たち、再び授業にお邪魔してみました。

 

メロディーがある!北海道の民謡であるソーラン節が弾けております!

 

 

久々に私も津軽三味線を触らせてもらいましたが、撥を持つだけでも痛いくらいです。

 

今日の2曲目は「あどはだり」。石黒講師が池高の授業向けにアレンジをしてくださった曲です。

 

#楽譜は「文化譜」と呼ばれ、数字や下線、弾き方が書いてあります

 

まずは1ページまで全体で弾き、個別練習をします。

 

個別練習では、石黒講師が一人ずつ丁寧に指導しています。

これがみんな弾けるようになる秘訣なのでしょうか。

 

素晴らしいですね。

SDGsスワッグ(クリスマスオーナメント)作り|2年次選択・ライフデザイン

今回のライフデザインの授業は、スワッグ(壁にかける飾り)を作ります!

 

 

#スワッグはこんな感じのものですよー

 

材料は

・トド松の枝→林道で間伐したもの

・エゾシカの革→頓所さん、エゾプロダクトさんから提供

・羊毛→羊と織物で作った余り

・白樺の樹皮、小枝、松ぼっくりなどの自然素材

・その他

です。

 

間伐材や端切れなど、捨てられがちな素材の有効活用法でもあります。

 

 #準備していただいた材料たち

 

枝をまとめて根本をきつく縛ります。

引っ掛けられるように輪っかを作ったら、あとは自由に飾り付け

 

 

生徒それぞれのこだわりが詰まった素敵な飾りが完成しました♪

 

 

#メリークリスマス!

池田高校へ 行ってみませんか?|3年次・課題研究

12月4日 5・6時間目(課題研究発表会・年次)

 

「進路実現とは、単に進学先や就職先を決めるだけではなく、自分自身を表現し、将来の夢を実現するとともに、社会の一員としての役割を果たすことを目指すものです」

 

この言葉は、全校生徒が持っている進路指導の手引書『探究のしおり』(池高バージョン)の、はじめの言葉として紹介されています。

 

 

池田高校は総合学科であり、探究的学習に力を入れている学校です。

「探究ってなに?」「探究するとどうなるの?」という状況で入学する生徒もいるようです。

また、「なんで普通科じゃないの?」「総合学科ってなに?」「で、池高はどんな学校なの?」という声をまちの皆さんから聞かれることも少なくありません。

 

ということで!町民の皆さんを高校へ、ご招待してみました!

 

今回は、池高生が3年間の探究の成果を発表する「課題研究発表会」全16組の探究活動の審査を兼ねた授業参観です。

まちの皆さんにも評価をしていただきました。 

 

授業参観は、生徒も先生もまちの皆さんにとっても、とてもいい刺激になりました。

 

これからも様々な交流の機会をいただきながら、池田高校のことを知ってもらいたいと思います。

皆さま、ありがとうございました。

生徒のみんなも頑張りました♪

 

発表!

12/24(火)はクリスマスイブ!ですが、「課題研究発表会の第二弾」を開催します。今度は、選抜された8組が、1、2年次生に向けて発表します。

先輩たちの3年間の活動をはじめて見る後輩たちは、きっとこの機会に「探究ってなに?」「探究するとどうなるの?」が解消されるはずです!

次回も、まちの皆さまのご来校をお待ちしています。

今日は私達が先生です!|3年次選択・英語コミュニケーションⅡ

教科書の題材を中心に扱いながら、英語を使いこなせるようになることを目指す「英語コミュニケーション」の授業。

 

ある日、この授業への招待状が届きました!

 

招待状によると、生徒が授業をするようです。

 

#1枚ごとにオリジナルの招待状です♪

  

いよいよ当日。

授業には、校長先生や先生方、魅力化推進員などが生徒役。

二人の生徒が先生役として授業を進めます。

#席は決まっているので、指定の席に座ってください!!

 

今回の英語の授業は3本立てです。

・心理テスト

・リーチマイケルについて

・小テスト

#スライドも手作りです

 

英語での心理テスト。

もちろん、質問文も回答文も英語です。

 

#恋愛感など、普段面と向かっては聞きにくい内容を心理テストを使って話題にしていました

#回答のたびに大盛りあがり♪

 

次は、教科書の題材にもあるという「リーチマイケル選手」について。

授業をする側になると、目線も変わってくるのではないでしょうか。

 

#One for All, All for One

 

リーチマイケル選手についての英文を読みあったあとは、小テスト!

5問中3点以上とらないと、追試です!

 

#生徒一同ドキドキドキ…

#幸いにも追試になる生徒はいませんでした

 

この日のための準備を綿密におこなったそう。

授業中の質問も、6役の生徒になりきって想定問答に対応。

 

「普段しにくい話題(恋愛など)ができて良かった」

「自分が授業をすることは普段ないから楽しかった!」と先生役をやってみての感想です。

 

笑顔で笑いの絶えない英語の授業となりました♪

シークレットサンタ|3年次選択・応用英語

3年次の応用英語では、こんな素敵な授業が始まりました♪


「シークレットサンタ」という授業です!


今回の授業バージョンを簡単に説明すると

・授業参加の生徒と担任の先生、ALTの先生、魅力化推進員が参加

・くじをひいて、誰かのサンタになります

・サンタになりきって、子どもに「英語」で手紙を書きます

・子どもは届いた手紙に「英語」で返信を書きます

 (子どもは誰がサンタかわかりません)

・複数回文通をし、リサーチしたものをプレゼントとして用意します

・最後にプレゼント交換をし、誰が自分のサンタか当てっこをします

 

英語を使いながら、文通をし、その人のことを想ってプレゼントを選ぶ。

素敵な授業です。

 

#もちろん、ルールも英語です

#くじを引きます


早速、サンタから手紙が届きました!

心のこもった手紙に、お返事を書く方に悩んでいるようです。

 

 

#こんなにメッセージを書いてくれるとは…!


プレゼント交換日が楽しみです♪

Myマフラーができ上がりました!|3年次・羊と織物

自分たちで好きな色に羊毛染めをしてから、約2ヶ月。

北海道の朝はマイナスになり初雪も観測したこの頃、マフラーが編み上がりました。

 

せっかくなので振り返ってみましょう!

 

9月上旬、教えていただいているスピナーズファームタナカさんで、羊毛染め

 

#このときはすごく色が濃く感じました

 

織り機にセットします。

 

#糸を測っています。この頃の服装は半袖ですね。

 

2種類の織り方で好きな方を選びます。

 

  

講師の田中先生の説明をよく聞いて、よく見て織りはじめます!

 

#思ったより複雑な動き。これは難しいのでは!?

#田中さんは「師匠!」と呼ばれていました

  

まだ最初の頃。あれれ、間違ったと糸を戻していることもしばしば。

 

#早い生徒は6時間くらいで編み上がっていました

 

織り機から外して、両端の処理をします。

 

#ぐりぐりと糸をねじり「フリンジ」を作ります

 

次は「縮絨」という工程。ぬるま湯で作った石鹸溶液にひたして、圧力や摩擦をかけて収縮させます。この工程により、毛糸が絡まり縮み、強度が高くなります。

 

#3回くらい、この工程を繰り返します

#縮絨加工前と後では、マフラーが10センチ前後縮んでいました

 

乾かして、フリンジ部分を揃えて切ります。

 

アイロンでスチームをかけると…

 

 完成です!

 

#モデルになってくれてありがとう!

 

毛糸染めをしたときは、30度を超える暑さでした。

外の小屋でぐつぐつと沸騰させた鍋を見守っていた時の熱波を今は懐かしく思います。

貴重な体験をありがとうございました!

羊毛でクリスマスツリー作成|3年次選択・羊と織物

羊と織物の授業で、「ニードルフェルト」を行いました。

  

羊毛を専用の針で、ちくちくちくと刺していく手芸です。

#特殊な針で刺していくと、羊毛が絡まり、好みの形になるのです。

 

まずは、くるんと円錐型になるように、羊毛を巻きます。

 

 

大まかに形ができたら、針でちくちくと刺します。


#自分の指も刺しがちです

 

刺したところが少しずつ凹んでいきます。

ある程度形ができてきたら、緑色の羊毛をふわっと全体にあてながら、刺します。

白いところがなくなるまで刺します。

 

  

てっぺんの星も、羊毛の塊から四角に折りたたんで、刺して星型にします。

 

#このふわふわな羊毛がカチカチの星に変身します。

 

#四角を五角にするのがとても難しかったです。

 

最後は、好きな感じにデコレーションをして完成です。

羊毛染めを行って作ったマフラーの余り糸も活用しています。

 

  

#メリークリスマス!

お正月に向けて、飾り切りとお雑煮|3年次選択・食文化

「食文化」日本や世界の食文化の歴史を学び、生活をより豊かにする教養を学ぶこちらの授業。

 

お正月の足音が聞こえてきそうなこの時期に、日本の行事食である「お雑煮」と、食卓に彩りを添える「飾り切り」の実習を行いました。

 

今日の課題は

・きゅうりの飾り切り「竹」

・人参の飾り切り「ねじり梅」

・かまぼこの飾り切り「日の出」

・関東風雑煮

 

飾り切りは各自が挑戦し、お雑煮はそれぞれの班にわかれて作ります。

#細かい刃物作業、先生の説明が聞こえないくらい集中…

 

 #お餅まだ焼けないかなー?

 

最後に、かまぼこと人参をのせて「関東風の雑煮」ができあがりました!

#いただきまーす!

 

一人暮らしをすると、簡単なものを作りがち。

食卓を豊かにする選択肢の一つとして覚えておきたいですね

 

サロンエルム(放課後課外活動)の報告|1年次髙橋さんから

【放課後活動について】

7月10日から始まったサロンエルムでの小学生との交流が10月30日で終了しました。

小学生との交流の場がなくなったことを、とても残念に思いながらこの文章を書いています。

初めて行ったときは歓迎されるか不安だったけど、小学生や施設の人たちは優しく出迎えてくれて、小学生と同じようにお菓子までくれました。

 

肝心の小学生との交流ですが、最初は将棋やお絵かきなどシンプルな遊びばかりでしたが、回を重ねるごとに鬼ごっこなどをすることが増えていきました。

鬼ごっこをしてから、すっかり懐かれていました。

途中、有志のハロウィンの準備などに集中していたため終盤はいけないことが多かったのですが、それでも今か今かと待ち続けてくれていたみたいで申し訳ないなと思いました。

 

#小学生との関わり

 

【夏祭りについて】

夏休み中のサロンエルムでちょっとした夏まつりが行われたときは、池高生だけでなく池中生も何人か手伝いに来てくれました。

金魚すくいを担当したのですが、思ったよりも忙しく休憩も取れないほどでした。

ですが、その後に食べたカレーとスイカはいつもより美味しく感じました。

#夏祭りの様子

 

【最終日の様子】

そんなサロンエルムは、10月30日で活動が終わりました。

サロンエルムの最終日はとても賑やかで、お菓子釣りや輪投げなど小さなお祭り状態でした。

冬の間の交流がなくなるのに切なさを感じながら、最後の交流を楽しみました。

 

【感想】

そもそも、なぜ最後まで足を運んだのかが気になると思いますが、単純に子どもたちと関わりたかったからです。

子どもたちと関わるチャンスを掴めて良かったと思いました。

長くなりましたが、これにてサロンエルムのまとめを終わりたいと思います。

初の試みだったので拙い文章でしたが、お読みいただきありがとうございました。

 

 

髙橋さんのように、「何かしたいけどどうしたらいいのかわからない」という生徒さんはたくさんいます。

池田高校では、教職員に加えて高校魅力化推進員も積極的に生徒と関わり、学校外の方々と生徒をつなぐ様々な取り組みを行っています。

中学生の皆さん!池田高校で様々なことにチャレンジしてみませんか?

お兄さんお姉さんと遊んでみよう!|カナダ交流チーム(小高連携・池小)

池田小学校の中休みに、池田高校生が授業でお邪魔するコラボ企画。

 

受け入れにご協力いただき、心より感謝申し上げます。

 

今回は、1月にカナダ交流事業に参加する4名の生徒たちが伺いました。

 

 

カナダ交流事業する4名(2年・3年)は、現地の小学校2校と高校1校に伺います。

 

その時に一緒に行うゲームを池田小学校のみんなと事前にやってみよう!ということになりました。

 

今回のゲームは、

「ウィンクキラー(鬼がこっそりウィンクをして目が合うとアウト)」

「Go!Back!Jump(円になり、指定した動作を順番に行う)」

「大根ぬき(大根役と農家役がおり、大根は抜かれないようにがんばる)」

 

の3つです。

 

カナダで交流するのに、英語で説明しやすそうだったり、日本(北海道)の遊びだったり、みんなで仲良くなれそうなものを選びました。

 

お姉さん「大根ぬきやろー!」

小学生たち「いーれーて!」「いーいーよっ!」

 

#こちらはルール説明なしにどんどん人が集まってきます
#寒いこの季節にも、くっついて踏ん張って、体がぽかぽかします!

 

お兄さん「ウィンクキラーやってみよー」

小学生「なにかななにかな?」

 

#ウィンクされるとドキドキするんです

 

お姉さんたち「Go!Back!Jump!やってみよう!」

「お名前なんていうのかな?」「Go!っていったら、◯◯ちゃんね!」

 

 

毎回きてくれる子もいました。生徒の別の授業で伺っていて、顔見知りだったりします。

 

 

チャイムが鳴ると、名残惜しいですが、解散。

 

小学生「また来てね」

 

 

帰り道、振り返りをします。

高校生「インターンシップで学んだけど、一緒に遊ぶ子の名前を覚えるの大事なんだよね」

高校生「これを英語で説明するのはちょっと大変かも」

高校生「同時にやるのは無理があるかな?」

 

など、カナダでの交流を前に貴重な気づきができました。

 

カナダ留学から帰ってから、小学校でも報告会を行います。

その時に、小学生のみんなと遊んだあのゲームでカナダでも交流をしてきたんだよ、という報告がある…かもしれません。

 

その意味では、既に交流大使となっている池高生でした。