池高日誌
ヴァイオリン授業|2・3年次選択・器楽
後期の授業「器楽」で、ヴァイオリンの授業が始まりました。
池田高校が総合学科になってから続くこの授業。17年経つので、受講する生徒が生まれる前から続く講座となっています。
講師も同様に、ずっとお世話になっている牧野さん。池田高校に来てくださってありがとうございます。
さて、いよいよ授業です。一人一台、ヴァイオリンを使っての授業です。
今年は、初めて弦を張り替えたということで、松ヤニを弦に念入りに塗るところから授業が始まります。
ちなみに、松ヤニが塗られていない弦でヴァイオリンを弾くと、明らかにかすれた音が鳴ります。
#これが松ヤニです。塊になっています。
5分〜10分念入りに松ヤニを塗ります。次回からは5往復くらいで良いそうです。レア体験です。
#ごしごしごし…
松ヤニを塗り、チューニングをしていただいたあとは、いよいよ楽器を奏でます!
基本の弓の動かし方、リズムで楽器に慣れていきます。
「タタタタタン」
4本の弦のうち、1本だけに正確に当てるには集中力がいります。みんな上手にできていました!
授業が終わる頃には、持ち方もサマになってきましたね!半年後には、素敵な曲を奏でられるようになっているでしょう♪
津軽三味線の授業が始まりました|2年次選択・音楽表現
池田高校には、津軽三味線の授業があるのをご存知でしたか?
豊富な楽器に触れられる池田高校。総合学科になったとき学校で整備したそうです。
楽器があるだけではなく、授業まで受けられるところが池田高校の強み。
15年以上池田高校の後期の授業で津軽三味線を教えてくださっている石黒さんが今年も来てくださいました!
#選択授業をとった生徒8名に一人1丁ずつ使えます
#これは何かな?
#撥(バチ)はどうやって持つのかな?
初めて触れる津軽三味線、ギターと似ているけれど、なんだか違う雰囲気もあります。
全員に行き渡ったところで、石黒講師が解説をしてくれます。
・三味線と津軽三味線の違い
・津軽三味線の素材や奏法
・この後期に練習する曲(2曲)
初めて生音で聴く、津軽三味線の迫力!!
音程だけではなく、物理的な弦を弾く音も一緒に聴こえます。
低い音は腹に響き、空気が震えるのを感じます。
3月までにこんな難しい曲が弾けるの?と不安な表情になった生徒もいます。
「皆さんの先輩もここまで辿りついたので大丈夫ですよ!」と石黒先生。
初回の授業は、基本の持ち方、撥の使い方、音の出し方など一人ひとり丁寧に指導していただきました。
#ギターとは違う角度で持ちます。
1時間練習すると、みんなの音がだんだん力強くなってきました。
「どーんつーてーれっ」
最初は、撥で弦に当てるのも難しいとか。高校生は覚えが早く、音を出して簡単な音階を弾いています。
指が痛い、肩が痛い…は楽器をはじめたときの成長痛。
ギターなどの西洋楽器とは違う音色、奏法など、一つの知識経験から比較した学び。
もしかしたら実感するのは数十年後かもしれません。
池田高校は伝えつづけます。
R6 見学旅行4日目(報告)
10月11日最終日の京都は晴れ、最高気温は27℃の予報です。地元の方もこの暑さで服装に迷うと話している方がいました。外国人観光客の多くは半袖短パンの方が目立ちます。
私たちも夏日から一桁気温に帰るため、それぞれが対策を考えて出発です。
薬師寺の講話では何事にも意味があること、なかでも「健体康心」健やかな体やすらかの心を大切にして過ごすようにお話が締めくくられました。自分の心をよく見つめ、喜び感謝敬いの気持ちを大切に今後の学校生活を送りたいですね。
東大寺のガイドさんは、例え話が身近でとてもわかりやすかったため、笑い声も溢れた最後の見学地となりました。
#奈良公園と言えば「鹿」
#北海道に戻ります
解団式では
「3泊4日を共に過ごした友達、旅行会社、先生方、またこの旅行の折り鶴をまとめてくれた友達、そして家族に感謝します。この思い出を大切に、残りの学校生活も協力して生活していきます」と見学旅行副委員長の竹内佳穂さんが挨拶を行いました。
R6 見学旅行3日目(報告)
10月10日、本日の京都の最高気温は27℃と夏日です。
今日はお互い共通了解を見出しながら作り上げた自主研修です。朝からワクワクする班多数。大切なことは、対話と回復力。困ったら、お互い意見を出し合ったり、地元の方に聞いたり。励まし合い、無事に帰還することを願っています。
無事戻ってきた江森理桜さんは「多くの人のことを思い、お土産を購入しました。都会の大きさ、人の多さに圧倒されっぱなしでしたが、楽しかったです。」と話してくれました。
1年次森林学習+MY箸づくりに挑戦!!
10/9(水)「産業社会と人間」の授業で、森林学習を行いました。
講師として十勝振興局森林室の皆さんにご協力いただき、貴重なお話しをしていただきました。
①十勝や池田町の自然について
②貴重な森林資源について
③林業や木材産業について
知らないことも多く、自然や資源の重要性に気づく時間となりました。
授業の後半では、池田町の貴重な資源を使わせていただき、自分だけのお箸づくりを体験しました。
今回は4種類の樹種をご用意いただき、生徒はお気に入りの材料を選び、お箸を丁寧に作りました。
最後に森林資源を使う上で大切なお言葉
「植えて育てて、伐って使って、また植える」
きちんと循環させ、自然と共存することの重要性を改めて理解することができました。