池高日誌

池高日誌

池田町の課題に向き合う・キャンプファイヤー|2年次選択・ライフデザイン

11月某日。役場の林務課の方々にご協力いただき、池田町の炭窯でキャンプファイヤーをしました。

 

ライフデザインの授業で、池田町の放置される木のことを知った生徒が、その木でキャンプファイヤーができないかな?と思い、今日は実際にやってみました。

 

#これは運び込まれている木

 

太めの木で井桁型に組み、火をつけます。

 

風がある日だったのもあり、人の背丈ほどの炎が上がります!

 

#薪をどんどん追加すると、さらに火力があがります!

#風向きで火の向きが変わり、ちょっと逃げたくなる場面も。

 

周りで見守る大人も、「思ったより迫力あるね…」「こんなにうまくいくとは思わなかった」とあとずさり。

試してみようか、と準備していたシャボン玉液が凍ってしまうほどの寒い日。

火って暖かいなぁとしみじみ感じます。

 

 

暖かいお茶を飲んでみたら、それはもう美味しかった。

 

 

さてさて本番。ただ楽しむためにこれだけの人にご協力いただいたわけじゃない。

 

外部講師でお世話になっている中村さんに問いかけられます。

キャンプファイヤーは楽しかった?どんな時にやりたい?

このイベントにいくらまでなら払える?一緒にやるならどんなイベントが考えられる?

お金をとるとしたら、その原資はどこからくるかな?

 

 

キャンプファイヤーをするのに、いくらかかりますか?

その内訳は何になりますか?個人だと難しいのですか?

場所はどういう名目なら借りられるのですか?

 

疑問に思ったことを、林務課の方々に聞きます。

 

#生徒はビジネスの話しをしていましたが…

「どうして土台の木は燃えないのか?」

「煙が臭いが、良い匂いにすることはできる?」

「火の色って変えられるものですか?」など私は自然現象に関わる質問をしておりました‥

  

あたりが暗くなり、用意していた薪も少なくなりました。

 

#終わりかけの火がとてもキレイです。

カメラの腕と言葉にするセンスがなく、これは是非体感していただきたいところ。

 

きっちり消火活動をして終了。

  

机上ではなく、実際に体験すること。

これは得難い経験です。

 

皆さんにお伝えしたいのはもちろん、池田高校の生徒にも伝えたいです。

【取材】3年次小坂が3000M優勝|全日本選抜スピードスケート競技大会 帯広大会

2024年11月8日-10日の日程で行われた、「全日本選抜スピードスケート競技大会※ 帯広」にて、池田高校3年次の小坂陽汰(こさか・ひなた)が男子3000メートルで優勝、マススタートレース※で準優勝を果たしました!

#用語については、記事末に解説があります#

 

今回は、次世代を期待される小坂くんにインタビューをしました。

-まずは、先日の大会の優勝、準優勝、そして自己ベストおめでとうございます

小坂くん:まぁまぁ調子良かったです。


-ちなみに、マススタートはどうですか?得意?

小坂くん:実は2回しか大会でていないので得意かはわからないですけど…出場した2回ともメダル穫れているので得意なんじゃないかと思います!


-2回とも!秘訣みたいなものはあるんですか?

小坂くん:運と心理戦の部分もあるんですが…途中ポイントを獲ったりなどの作戦があったりもするんですが、そもそもスピードがないと勝てないので。長距離が得意な自分にあっているかもしれないですね。


-素晴らしい!今シーズンの目標を教えてください!

小坂くん:得意の長距離である5000mと10000mで二冠を取りたいです!

 


顧問の山澤先生は、「入学した頃から比べると飛躍的に実力が向上している」と活躍に目を細めていました。


この取材をした11月13日時点で、今シーズン3000m男子で、日本8位の公式記録を持っている小坂くん。今後の活躍も期待しています!

 


【解説】

※マススタートレース

2018年に競技種目となった競技。同時に20人前後の選手で、リンクを16周する。長距離かつ大人数のため、体力を温存したり、相手の出方を伺ってペース配分するなどの臨機応変な駆け引きが魅力。

同じ十勝出身の高木菜那選手が2018年の平昌冬季五輪で金メダルを獲得した競技


※全日本選抜スピードスケート競技大会 帯広

前年度の全日本選抜ランキングポイントやタイムランキングが基準以内の選手が出場できる大会。今回の帯広大会については、ジュニアワールドカップを目指すような、次世代を担う選手たちが出場する大会。


※池田高校のスケート部

池田高校は、2010年のバンクーバーオリンピックで男子500mで銀メダルを獲った長島圭一郎選手の出身高校でもあります。

 

#長島選手からの寄贈品

お兄さんお姉さんと縄跳びだっ!|3年次選択・スポーツ総合(池小)

池田小学校の中休みに、池田高校生が授業でお邪魔するコラボ企画。

 

受け入れにご協力いただき、心より感謝申し上げます。

 

今回は、スポーツ総合(3年次・選択)の授業を履修している生徒たちが伺いました。

 

 

今回の企画は、「縄跳び」。

 

#「みんな、体育館で縄跳びしようぜ!」

 

 

#「二重跳びできるー?」

 

#「クロス飛びとかやったことある?」

 

#「みんな上手だねぇー!」

 

#「大縄跳びやってみよー!」「うまくはいれるかなー?」

 

 

#「またねー!」「ありがとー!」

 

中休み、体育館で楽しそうな声が響き渡っていました。

 

小学校の時関わった先生に「すっかり素敵になってー!」と声をかけられた生徒もいました。

成長した姿をお届けできたのも交流の一つかなと思います。

高校生議会に向けての準備|3年次・地域学(選択)

地域学の授業では、「地域社会がどのように変化しているのか調査・探究」したり、まちづくりについて考察を行う授業です。

 

この授業の集大成として、年明けに行われる高校生議会での提言を行います。

 

過去に、高校生議会での提言が実現されたこともあります!

#池田高校までの冬季スクールバス事業(令和4年度)

 

さて今回は、議会での提言の準備段階として、池田町の現状の情報収集です。

 

池田町役場の方々にご協力をいただき、現状の施策や考えている提言についての打ち合わせをさせていただけることになりました。

 

#水害の時の避難対応について/空き家の利活用について

 

 

#農業政策について/交通政策について

 

 

#イベントについて/消滅可能性自治体について

 

インターネットだけではわからない情報や、考え方を直接聞くことができるチャンス。

教えていただいた情報を整理し、テーマをより深堀りし、質問を作っていきます。

 

 

 

お忙しいなか、貴重なお時間、ありがとうございました!

十勝管内高等学校教育研究会音楽分科会(公開授業)の様子|1年次・音楽Ⅰ

11月12日  5時間目

 

令和6年度十勝管内高等学校教育研究会音楽分科会が行われました。

十勝管内の音楽の先生が、古城教諭の授業を参観しました。

授業内容は『挑戦 楽曲分析①』です。

 

まず、前情報なく曲を聴きます。(歌は古城教諭)

#歌唱に圧倒されました。生徒は聴きながらメモを取ります。

 

曲の第一印象を共有します。

#歌がうまい。明るい感じ。などなど。

 

ここで古城教諭による曲と歌詞の紹介がありました。

#1時間では語りつくせないようですが・・・

 

楽譜に引いた線分(4カ所)について考察します。

#再度、曲を聴きながら自分の考えをまとめます。途中、古城教諭の生歌もあり。

 

生徒から、「(歌詞の)凸凹と平らを楽譜で表現している」という声がありました。

曲に隠された秘密・作曲のコンセプトを暴いた瞬間でした。

 

最後に授業のまとめを行い、50分間の授業はあっという間に終わりました。

普段は何気なく聞いている曲を注意深く聴くと、その曲に隠された意味や感情を感じ取れることが分かりました。