池高日誌

池高日誌

防災・減災について調査する(3年次・地域学)

7月3日  9:50

 

先週に引き続き、地域学の授業に参加しました。

学習のねらいは、

①町歩きを通して池田町の地形を様々な視点で観察、把握し、自然災害に対してどのように行動、対応する。

②地域住民の方々へアンケートを行い、地域への防災・減災のあり方について学ぶ。

です。

スタート地点は、先週と同様「池田駅」と「中学校」です。

前回との違う点は、ゴールが「池田高校」になったことです。

今回は、中学校からスタートするグループに同行しました。

 

危険箇所のチェックをしました。

快くアンケートに協力していただきました。

暑い中調査をしています。

何気なく通っている場所や道ですが、意識して歩くことで気づきが多くありました。

2週にわたり、町の防災係の方や河川事務所の方にご協力いただきました。ありがとうございました。

7月24日のまとめに向けて資料等の準備を行います。

心技体とたのしむ気持ち(部活動・弓道部)

高体連がおわり、三年生が引退。部員が減ったり増えたり、部活動にも動きがありました。そんな中、弓道部では三人の新入部員がいよいよ本格的に練習に加わりました。

 

弓道はなんといっても「型」。そして「礼にはじまり礼におわる」武道です。顧問の先生から直々に基礎を学んでいます。

  

とにかく基礎の繰り返しです

 

部員がお世話になっている道具たち

 

型の心得「射法八節」

 

弓道部を背負って立つ新入部員です

 

池田中学校進路学習会を実施しました

7月2日  13:30

 

池田中学校の3年生が池田高校に来てくれました。

毎年7月に実施している学習会ですが、目的は、

①池田高校の学習活動や施設について知ってもらう。

②中学生と高校生が交流することで、お互い学び合いながら、それぞれの進路活動への深化を図る。

です。

最初は3グループに分かれて施設見学を行いました。その後、体育館で学校説明と交流会を行いました。

 

中学生を高校生がお出迎え。

授業見学と施設見学です。

1年次は音楽Ⅰ、2年次は保健、3年次は選択授業でした。

学校説明と交流会の様子です。

交流会は短い時間でしたが、お互いにとって有意義な時間になったと感じます。

中学生の皆さん、次は8月のオープンスクールデーで待っています。 

クレープとか(3年次・フードデザイン)

フードデザインの授業を通して生徒たちに伝えるのは、調理技術はもちろんのこと、普段の生活、そしてひとり暮らしでもやっていけるようにという先生の思いが詰まっています。むずかしい料理じゃなくて、ちょっとした応用で毎日ムリなく調理ができるように、と。

ひとり暮らしの卒業生は、在学中に学んだレシピを使って料理をしているそうです。お呼ばれされていただきましたが、おいしかったです。ごちそーさまでした♪

 

この日は『豚肉のピカタと簡単ミネストローネ』。おいしく作っていただきます(給食も食べたけど)!

 

 

そして、別の日には『キャラメルソースのクレープシュゼット風』


オレンジのカットもクレープを焼くのも大変!でも成功すれば満面の笑顔〜♪


こちらは同じクレープでも、食物アレルギー対応レシピチームです。タマゴの代わりに「長芋」。たこ焼きみたいになっちゃったけど……


笑顔の味、おいしかったです!


おいしく食べたあとは……後片付けも料理のうち♪

 

 

授業紹介(地域学・3年次)

6月26日  11:00

 

今日は町に出て調査活動を行いました。

今回の学習内容や学習のねらいは、

『身近な地域の防災・減災について起こりうる災害を多面的な視点で考察し、町歩きやアンケートをもとに調査、分析、意見交流などを行う』

です。

池田町役場の情報防災係の方と池田町河川事務所の方にご協力いただきました。

2つのグループに分かれて調査を開始します。

 ア)池田駅から役場までのグループ

 イ)池田中学校から役場までのグループ

取材班は『ア』に同行させてもらいました。

大通り沿いにあるお店の方や近くを歩いている方にアンケートを依頼していました。皆さん快く引き受けていただきま

した。その中の方から、池田町の過去の水害についてのお話も伺えました。

町歩き中に、危険だと思う場所で写真を撮る場面がありました。

 

次回調査は7月3日です。

アンケート等に協力してくださった皆さん、ありがとうございました。

 

授業紹介(2年次・理数探究基礎)

6月25日  2時間目

 

今回は理数探究基礎の授業を紹介します。

この授業(前期)は、

4月~5月 テーマ設定・・・自分でテーマを決めてグループで文献等を調べます。

6月~8月 実験・・・実験の計画を立て、実験し、考察します。

9月 中間発表・・・レポートやプレゼン資料を作成し発表します。

今日は、『実験』の様子を参観することができました。

グループによってテーマは様々です。

例えば、

・パンケーキの作り方によって膨らみ方はちがうのか?

・インゲン豆は発芽するのか?(水、ジュース、エタノールなどの条件下で)

・ペンの種類によってどのような変化が起こるか?(色素の分離)

・池田町はどのような地質であるか?(石から分析する)

など、身近にあるものの「なぜ?」を探究していました。

 

卵を卵黄と卵白で分けて作った方がパンケーキは膨らむらしい

いんげんは水以外で発芽するのかな

ペーパークロマトグラフィーを使っての実験です

石を割って調べます

 

実験結果はどうなるのか。9月のまとめが楽しみです。

研究発表会って多世代交流会?(3年次・課題研究)

毎週水曜日の午後は探究(課題研究)の日。

3年次の課題研究中間発表会(6月19日、6月26日実施)。生徒は自分たちで見つけた課題を、1年かけて掘り下げていきます。その第一回目の経過報告。

 

今回、まちの人たちにも声をかけて、授業を見学してもらうことになりました。二週続けて大人たちの評価を受けることになって、発表者の生徒たちはというと……?

  

課題研究は取材が大事!

 

他者からの評価も大事!一週目8名、二週目10名。校外からの参観、ありがとうございました。

 

いつも通りの生徒たち。緊張している大人たち。

 

中間発表がはじまりました

 

発表後の交流タイム。発表も大事!でもこのワイワイガヤガヤは、生徒にとっても参観者にとっても、そして先生にとってもとてもいい時間になったんじゃないかと思ったのでした。

 

 

地域の中の学習支援

まちにある唯一の駄菓子屋さん。この頃、池高生が集まる憩いの場になっています。実はこの駄菓子屋さん、小学生から高校生までが学ぶ学習塾でもあるんです。

そしてこのたび、池高生のために18時から21時30分の間は、無料で勉強を教えてくれることになりました。高校と地域の連携によって生まれた学習支援。生徒の学びの場がひとつ増えました。さくら塾さん、これからどうぞよろしくお願いします。

 

幾つになっても駄菓子屋さんはテンションあがります♪


小さな頃から生徒を知っているスタッフさんと出会ったり♪


池高生を全面サポート!感謝!


カフェや古本屋さんでもあるさくら塾。


勉強の進め方、進学に関する相談にものってくれます!


集中するぞ!と思ったのも束の間、仲間たちの誘惑が……。


ということで、人生初のシークワーサーですぐ休憩♪

第1回学校運営協議会を行いました

6月25日  18時30分~19時30分

 

標記の会議を実施しました。

この会議の目的は

① 運営協議会員と高校側のスタッフが触れ合うことで、学校運営の参画意識を高める

② 運営協議会員と高校側のスタッフの親交を深め、よりよい関係を築く

の2点です。

 

会議の前半は、自己紹介や本校の教育活動について、校長や各分掌の代表者から説明させていただきました。

①基本方針(校長より)

②学習指導について(教務部)

 ・総合学科とは・・・普通科と職業科のハイブリッド学科

③生徒指導について(生徒指導部)

 ・1年間の行事の説明と部活動の説明

④進路指導について(進路指導部)

 ・進路実績と探究的な学習が進路達成とどうつながるか

 

会議の後半はグループディスカッションです。

柱を2本用意し、どちらか選んで話し合いをしていただきました。

①地域環境や教育資源・家庭環境の強み・弱みについて

②地域・家庭でできること、取り組めること

 

話し合いの結果を全員で共有しました。

 

委員のみなさんと活発な意見交換ができ、有意義な時間となりました。

また、グループディスカッションをすることで親交が深まったように感じます。

ありがとうございました。

次回の会議は10月を予定しています。 

岩手県山田町と池田町、池高吹奏楽部の関わり(防災教育含む)の紹介

6月21日  18時

 

 まず、池田町と山田町の交流の歴史と東日本大震災のお話から。

 池田町と山田町は、平成18年(2006年)に十勝ワインの応援組織『陸中山田十勝ワイン友の会』が設立され、両町の交流が始まりました。その5年後の2011年3月、東日本大震災が起こりました。東北地方沿岸部は津波により壊滅的なダメージを受けました。
 池田町役場はその直後の5月から職員を派遣、仮設住宅の建設や罹災証明書の発行、仮設住宅入居者の健康調査などの業務を山田町で行いました。
 本校吹奏楽部は被災地に対して「何かできないだろうか…」と考えた結果、公演を通した募金活動を行おうとなりました。それが2012年6月です。
 2012年から2024年までの間、毎年義援金を山田町に送りました。その額は700万円を超えています。また、山田町での演奏会は2012年から始まり、3年に1回のペースで実施しています。池高吹奏楽部の演奏は、「山田町に舞いおりた 笑顔の天使」と称され、山田町の皆さんの元気の素になっていると言ってもらいました。

 さて、この日は、これまでの歴史や当時の状況をよく知る『池田町役場地域振興課課長 清水 環 様』をお招きし講話をしていただきました。当時の復興活動の状況や吹奏楽部の活動について知ることができました。

 

当時の山田町の様子を教えてもらいました。

クイズです。陸前・陸中・陸〇・・・〇は後ではありませんよ!

地図で場所を確認です。

令和3年の演奏旅行で、オリジナルの曲を御蔵山で歌いました。

画面越しでしたが、彼らの熱い思いが伝わってきました。

最後に、吹奏楽部部長の石本さんが、謝辞と決意表明を述べました。

 

講師をしてくださった清水様、誠にありがとうございました。

私たちができる最高の演奏を山田町に届けます!