池高日誌
私たちもサンタクロース|2年次選択・保育基礎
池田町社会福祉協議会から協力のお願いをいただき、子どもたちに届けるクリスマスカード作りをお手伝いすることになりました。
▲飛び出すカード方式です
途中までの素材は準備していただいており、生徒たちはそれを可愛くデコレーションして仕上げていきます。
かわいいキャラクターやマスキングテープ、キラキラした飾りなど、見ているだけでワクワクする素材がいっぱいです。
▲素材を見ながらイメージをふくらませる生徒たち
今年の保育基礎を受講している生徒たちは、こうした制作活動がとても得意です。迷うことなく黙々と集中し、次々とカードを完成させていきます。
完成したカードを見せ合いながら、 「そのアイデア素敵!」 「センスがいいね〜」 「私、このカード好き!」
と褒め合う姿もあり、教室には温かい雰囲気が広がっていました。
たくさんの素敵なカードが出来上がり、このあと社会福祉協議会の方々が子どもたちへのメッセージを書き添えてくださいます。
こうして多くの人の思いがリレーされ、心のこもったクリスマスカードとなりました。
まちの課題と職人の生き方に触れる【フィールドワーク】|2年次・ミニ探究
今回のテーマは「まちの大人たちに会って、池田町のことを知り、課題について考える」。役場と工房を訪ね、池田町の現状と未来の可能性を学びました。
役場訪問
まずは役場を訪問。安井町長が町長室で出迎えてくださいました。入ったことがない人も多い特別な部屋で、町の歴史や未来についてエールをいただきました。
▲梁部分には、ドイツ語で何かが書いてあるようです
▲一枚板のテーブル
続いて、保健子育て課の芝木課長から基本的な業務。そして今回は旧利別小学校や旧高島小学校の利活用について説明をいただきました。
旧高島小学校は現在未活用で、維持費や改修費が課題。解体にも億単位の費用がかかるそうです。高校生から「利別小学校のように高島小学校も使えるのか?」という質問も出ましたが、常駐の管理人がいない等の理由のためハードルが高いとのことでした。
利別小学校は改修計画が進んでおり、令和9年8月にオープン予定。町外からも集客できる可能性を秘めていると伺い、未来への期待がふくらみました。高校生も使って良いそうです!
地域振興課の清水課長からは、観光や移住を含む業務のお話に加え、後継者不足の課題や岩手県山田町との学校交流の展望についても伺いました。
▲観光や移住に関しても担当しているので、割と身近に感じる生徒も多いかも
移住者を増やす取り組みの話なども。池田の魅力を全国に向けて一番発信している課ですね。
役場内ツアーでは各課の仕事内容を簡単にご紹介いただき、議場の見学も行いました。
▲昨年卒業した先輩からエールも。
▲来年、高校生議会でここに立つ生徒もいるようです
来年の課題研究で、役場の方にお話を聞く生徒もたくさんでてくるでしょう。今日の話を参考に、連携へのハードルが下がると嬉しいですね。
椅子張り工房「コレカラ」訪問
後半は、池田町の椅子張り工房「コレカラ」の野々村さんを訪ねました。椅子の修繕や製作のお話に加え、なぜこの仕事を選び、池田町に工房を構えたのかを伺いました。
▲野々村さんの温かい包容力を感じ、ずっとここにいたくなる空気。
野々村さんは、デザイン学校でプロダクトデザインを学ぶ中で椅子に出会い、この道を志したそうです。池田町を選んだ理由は「ヨーロッパの雰囲気を感じる町だから」
▲来年の4月まで仕事がいっぱい、という人気の職人さんです
椅子という西洋文化との親和性を大切にしているとのことでした。
▲みんなが座っているソファーは修理途中のものです。
現在はワイン城の貴賓室の椅子修繕なども手がけ、十勝管内でも数少ない職人として活躍されています。十勝以外からもたくさんの修理依頼がひっきりなしにくるそうです。
将来は池田から世界へ発信していきたいという夢を語ってくださいました。
短い時間でしたが、生徒一人ひとりと「将来やりたいこと」について向き合ってくださり、進路を考えるうえで大きなヒントをいただきました。
「いつでも遊びにおいで」。
野々村さんも池田高校生を応援してくれる大人の一人です。
役場での学びと工房での体験がつながり、池田町の可能性を感じる一日となりました。
思いを歌(楽器)にのせて①|3年次選択・声楽
12月19日 午前
授業回数も残りわずかとなる中、これまでの学習の成果を披露する場として、声楽の発表会(Day1)が開催されました。
▲本時の説明
当日は、岸部先生をはじめ、高校魅力化推進員の野武さん、そして教頭先生が温かく見守る中、生徒たちは緊張しながらも日頃の練習の成果をしっかりと発揮していました。
発表された曲目は、邦楽からキャラクター映画の楽曲まで幅広く、どの演目も個性が光り、集まった人々を楽しませてくれました。
▲サックス演奏の生徒も!?
表情や声の使い方、仕草を工夫する姿からは、生徒たちの成長が感じられました。
さらに、24日に予定されている発表会(Day2)で披露する予定の曲も一部紹介され、次回への期待が一層高まる時間となりました。
小高連携第4弾!生物クイズ|3年次選択・生物基礎
12月12日 午前
小高連携事業第4弾として「生物クイズ」を実施しました。
生物基礎を受講している高校生8名が、小学生向けのクイズを作成し、運営を行いました。
▲開始前の様子
児童の皆さんは、4つのブースに分かれて出題されるクイズに挑戦しました。
高校生が答えの解説を行い、児童たちは興味を持って積極的に参加していました。
配布されたスタンプカードに、正解するごとにスタンプが押される仕組みで、各ブースは大いに盛り上がりました。
スタンプを4つ集めるとメダルがもらえるため、児童たちは一生懸命取り組んでいました。
終盤には、カトリック幼稚園の園児も小学校に来校し、クイズに挑戦して楽しんでいただきました。
今回の活動は、準備から運営まで高校生が主体となって行いました。
児童とのやりとりを通じて、コミュニケーション能力の向上や準備の大切さを学ぶ貴重な機会となりました。
小学校の皆様には多大なご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
次回は12月22日。今年度最終回となります。
球技大会実施!|全年次・行事
12月11日
本日、全校生徒による 球技大会 を行いました。
目的は、球技を通してフェアプレーの精神を大切にしながら 楽しく交流 し、団結力を高めること です。
※赤字の部分は最重要!
【開会式】
開会式では、生徒会より大会に関する注意事項や思いが伝えられ、ユーモアを交えたコメントにより会場は和やかな雰囲気に包まれました。
◀久しぶりのファンタスティック!
▶生徒会役員のみなさん
続いて、担当教員から本日の大会全体に関わるルールの確認が行われました。
▲周りを応援しましょう!けがの無いように!
競技開始前には、体育委員がクラスごとに前に立ち、全員でラジオ体操を実施しました。
心と体を整え、いよいよ競技に臨みます。
【各競技の様子】
その後、各競技に分かれて試合がスタートしました。生徒たちは真剣にプレーしながらも、笑顔で交流を深め、目的通り楽しく交流し、団結力を高める一日となりました。
▲バドミントン
▲ドッジボール
▲バレーボール
▲閉会式
ピーマンは食べないで象る|2年次選択・美術表現
美術の授業では、ピーマンは食べません。
まずは本物のピーマンをジーッと眺めて、心のなかに思い浮かべて、粘土の塊を手にとって、粘土を千切って、粘土を捏ねて、カタチを整えつつ、思うようにならないからちょっとムシャクシャして、ちょっと落ち着いたところで、もいっかいカタチを整えて、それから色を選んで、色を塗って、ドライヤーで乾かして、また塗って、そうこうしているうちに、ピーマンの出来上がり。
だから、ピーマンは食べないで象るんです。
追記
モデルになった本物のピーマンは、大人が責任を持って頂きました。
カタチを整える。とても時間がかかります
美術の先生は、外部講師の方にお願いしています(画家の佐藤先生)。
オンラインアート教室を行いました|2・3年次選択 生活工芸
12月4日 午前
本日、釧路芸術館と池田高校をZoomでつなぎ、オンラインアート教室を開催しました。
講師は、釧路芸術館 学芸主幹の齊藤千鶴子様です。
1時間目
▲釧路芸術館内にある4体の像を画面越しに鑑賞しました
▲生徒は作品を見て感じたことをチャットでコメントしました
本校講師の佐藤先生から補足説明をいただきました。
鑑賞の際、齊藤様から次のような問いかけがありました。
・4体に共通する点は何か
・違いはどこにあるか
・作者は同じか、異なるか
・素材は何か
・大きさはどうか
生徒たちはチャットを通じて積極的に答え、作品理解を深めました。
その後、幣舞橋からの中継も行われました。
2時間目
この時間は、幣舞橋に設置された4体の像について詳しい解説がありました。
・彫刻の概要
・幣舞橋の歴史
・像が建てられた背景
・4名の彫刻家の紹介
・制作会議の様子
・エスキースの説明
・制作過程の紹介
・デッサンからエスキース、実物像に至るまでの流れ
・各像のテーマやポーズの解説
専門家による説明は、教科書だけでは得られない深い学びを提供し、生徒たちは大変関心をもって聞いていました。
最後に玉置さんからお礼の言葉が述べられ、授業は終了しました。
講師を務めてくださった齊藤様に、心より感謝申し上げます。
社会人への第一歩。スーツ着こなし講座|3年次・家庭総合
洋服の青山 帯広北店の関田店長を講師にお迎えし、スーツの着こなし講座を行いました。 登校日も残り31日ほど。卒業を前に、社会人としての第一歩を学ぶ時間です。
第一印象はわずか数秒で決まると言われ、視覚情報が大きな割合を占めます。 そのため、身だしなみの基本は「清潔感」「TPOに合った着こなし」「機能性」であり、好きな服装を楽しむ“おしゃれ”とは区別されます。
講座では、シルエットを意識したスーツの選び方や、ポケットに物を入れない工夫、シャツやネクタイの色が与える印象、サイズ感やコート着用時のマナーなど、社会人としての着こなしのポイントが紹介されました。
続いて、全員対象のネクタイ結び方講座です。 池田高校生は3年間ネクタイを着用してきたため、結び方はすでに完璧。 それでも、色の違いによる印象の変化や「ディンプル」と呼ばれるワンランクアップの結び方など、新しい学びがありました。
▲違う色のネクタイをつけると、印象が少し変わりますね。
▲ディンプルと呼ばれる、ワンランクアップのポイントなども教えてくれました。
授業の後半では、実際にモデルになってくれた生徒たちがスーツを着用し、着こなしのポイントを確認しました。
▲モデル用に様々なスーツを用意していただきました。
▲花道を作って、モデルウォークをしてくれました!
▲みんなの歓声があがる温かい雰囲気♪
入学式などの「おしゃれ」なコーディネート、入社式などの「身だしなみ」のコーディネート、コートの持ち方や礼服の着こなしなど、幅広い場面に応じたスーツの着こなしを教えていただきました。
▲皆、堂々としていて、制服とは違う雰囲気。立派です。
スーツの着こなしは、高校生のうちにはまだ実感がわかないかもしれません。 しかし、これからさまざまな経験を積む中で、自分らしい着こなしが自然と身についていくことでしょう。
「完璧なコーディネートで4月からの新生活をスタートしてくださいね!」 関田店長からの励ましの言葉に、生徒たちも社会人への意識を高めていました。
蒸したての美味しさ♪かしわめし&珍珠丸子|3年次選択・フードデザイン
第10回目となったフードデザインの調理実習。 今回は「かしわめし」と「珍珠丸子(肉団子のもち米蒸し)」に挑戦しました。
それでは実習の様子をのぞいてみましょう!
▲ささがきもサクッと作れるようになってきました
▲グループで分担しながらの作業も手早くなってきましたね
▲盆ざるにうるかしたもち米をひろげます
▲肉団子を作って、餅米をつけていきます
せいろで蒸したらできあがり!
▲できあがりを確かめる瞬間っていいですよね♪
本日も美味しく仕上がりました。 いろいろな調理方法や道具の使い方を学びながら、確かな成長を感じられる実習となりました。
柔らかくな〜る?比べてみ〜る?|3年次選択・フードデザイン
フードデザインの本日の実習は、「ヤワラカナール」という咀嚼・嚥下サポート食品を使った比較実習です。
噛む力に不安のある方でも、みんなと同じものを食べたい!――そんな願いを叶えるために、植物由来の抽出エキスでタンパク質を柔らかくしたお肉の食味の変化を体験しました。
▲柔らかくする方のお肉は、事前に2時間漬け込んであります
今回は生姜焼きにして食べ比べます。
▲調味料計測も慣れてきました
▲美味しそうな香りが漂います。
▲左側が柔らかい方。焼き上がった時点でお肉の柔らかさを感じます
「味は変わらないなぁ」
「なんか甘い気がする」
「ちょっと柔らかくなった」
「焼いているときにちょっと崩れ気味かも」
「何もしない方が好きだな〜」
などなど、さまざまな感想がありました。
単なる「調理実習」ではなく、「食の支援」という視点から体感・学びを得られた授業でした。
地域とともに歩む3年次生の研究発表|3年次・課題研究
12月3日(水)、3年次の課題研究発表会に向けた校内選考が行われました。
3年間の学びの集大成ともいえる発表の場です。
今回はインフルエンザ等による欠席者もいましたが、14組が発表を行いました。
5分という限られた時間の中で、動画や実物を用意し、工夫を凝らしたわかりやすいプレゼンテーションをするグループもありました。
進路指導部長からは「今年の3年生は、地域の方と関わるのが当たり前になっている。調べて終わりではなく、イベントを開催したり試行錯誤を繰り返すところまで取り組めているグループがある」と高い評価をいただきました。
次回は12月23日、町内の田園ホールにて発表とグループワークが予定されています。
ぜひ会場に足をお運びいただき、生徒たちの成果をご覧ください。
↑ ホームページトップにお知らせがあります
食と地域を結ぶウッドプランク【フィールドワーク(後編)】|2年次・ミニ探究
ミニ探究第二回目の後編です。
前編はこちら↓
炭焼きから学ぶ森の知恵【フィールドワーク(前編)】|2年次・ミニ探究
目の前には立派なお肉と、絶対に美味しいとわかる野菜が並び、生徒たちは期待に胸をふくらませています。
今回の食材を提供してくださったのは、「地恵贈(ちえぞう)」の多田英俊さんと、「十州和牛」を育てている村井慎平さんです。
▲村井さんと多田さんが、まずは簡単に食材の説明をしてくださいました
ウッドプランクBBQに挑戦
今回は「ウッドプランク」という焼肉スタイルを実践しました。 「ウッド(木)」「プランク(板)」を用意し、池田町の山幸ブドウジュースを染み込ませます。
▲池田の木に、池田のブドウジュースを浸してあります
その上に食材を載せて蒸し焼きにすると、燻製のような香ばしい香りと風味が出るそうです。 さっそく実践です!
▲みんな笑顔になっちゃいますね。わくわく!
生産者のお話
できあがりを待つ間に、生産者のお二人からお話を伺いました。
多田さんは野菜の生産だけでなく、自社での加工も手掛けています。 美味しい野菜を作りたいという思い、JA出荷では「量」単位での取引になること、直接帯広市などの居酒屋へ「自分の野菜」として届けていることなどを、少し照れながらも語ってくださいました。 (個人的には「インカのめざめ」のフライドポテトや、かぼちゃパイがとても好きです!)
村井さんは帯広市出身。祖父母が池田で営んでいた畜産業を継ぐ人がいなくなり、「潰してしまうのはもったいない」と経営者として和牛生産を始めました。 自身の育てた牛を「十州和牛」としてブランド化し、消費者に正しい情報と美味しいものを届けたいという熱い思いを語ってくれました。 また、牛の飼料に地元のものを混ぜるなどSDGsの観点を取り入れ、経産牛の飼料や肥育環境にこだわることで美味しい牛肉を育てるなど、多くの工夫を紹介してくださいました。
ぜひこちらもご覧ください↓ 村井さんが代表を務める BUFF のHP https://bufftokachi.official.ec/
実食と食べ比べ
お二人の食材への思いを聞いた後、いよいよ実食です。
▲ふんわりと蒸し焼きになりました
炭火で直接焼いたものとも食べ比べてみます。
▲普通に焼いても旨すぎる!
2つの炭台のうち、片方は火力が弱め。そこで「直接炭の上に置いたらどうなる?」と、大人も研究心を発揮。
▲「直接置いちゃいましょう!」と腕を組みながら見守る生産者のお二人
少し待つと煙がたっぷり。燻製のような濃い風味が出て、味の変化も楽しめました。
▲味の違いを感じました
まとめ
あっという間の2時間。 生徒たちにとって初めての体験が多く、大人の研究心や働くことへの誇りにも触れることができました。
皆さまにたくさんご協力いただき、心より感謝申し上げます。 池田高校のために素敵な授業をしていただき、ありがとうございました!
炭焼きから学ぶ森の知恵【フィールドワーク(前編)】|2年次・ミニ探究
ミニ探究第二回は、池田町炭やき伝承広場で行われました。 「外でBBQがあるらしい!?」と、生徒たちはワクワクした様子です。
さて、どんな体験や学びが待っているのでしょうか。
今年の第一回目のフィールドワークの記事はこちらから↓
“ポイポーイ!”から始まる森の学び──フィールドワーク前編|2年次・ミニ探究
ガイドとともに、森を深く味わう──フィールドワーク後編|2年次・ミニ探究
前半は、炭焼きについて、池田町役場・農林課の星野さんから学びます!
▲屋根付きの炭窯です
▲暗くて写真ではわかりにくいですが、後ろ側を開け閉めして蒸し状態にします
皆さんは炭を作ったことがありますか? ここでの炭作りは、なんと1週間もかけてじっくりと行われます。
▲先生も興味深く質問します
ここの炭窯でよく使われる木はミズナラやカシワなど。木の中の水分を抜くことで、炭素だけの塊になるのです。
▲学びはみんなの表情から伝わってきます
薪と炭の違いや、前回のフンべ山歩きで気付いた森のことも合わせて質問。 森林に対する理解が、少しずつ深まってきたようです。
後半はいよいよ、BBQ。ただの焼肉ではないですよ!
どんな学びや体験が待っているのでしょうか?
後編に続きます♪
小高連携第3弾!イントロクイズ(音楽)|3年選択・声楽
11月21日 午前
10月の第1弾「数学」からスタートした小高連携事業。
今回は第3弾として「音楽」をテーマに活動を実施しました。
内容は『イントロクイズ』です!
【活動の概要】
今回の活動は、小学校の「中休み」の時間帯に南側玄関付近で行いました。
高校生が楽器(リコーダー・ギター・サックスなど)を使って曲のイントロを演奏し、小学生のみなさんに曲名を当ててもらうというクイズです。
前回は小学生の皆さんが大好きな「鬼ごっこ」で、参加人数が約60名が参加してくれましたが、今回は集まってくれるかな?・・・と、高校生たちは少し心配していました。
▲児童の皆さんが来る前の様子
【活動スタート!】
中休みが始まると、元気いっぱいの児童が南側玄関に集まってきました。
「知っている曲が演奏されるのかな?」と期待を膨らませる児童たち。
高校生はその姿に圧倒されつつも、楽しく交流を深めていました。
▲ルール説明の様子
▲イントロクイズの様子(ヒントの画面で手が上がることも・・・)
▲イントロクイズ終了後のふれあいの様子
今回もあっという間に20分間の中休みが終了。
児童の皆さんに楽しんでもらえたようで、高校生たちも充実した時間を過ごすことができました。
【高校生による振り返り】
活動後、高校生たちに今回の取り組みについて振り返りをしてもらいました。
〇活動前の期待度
5段階評価で平均4.2(5が「大いに期待していた」)
〇活動後の満足度
5段階評価で平均4.4(5が「非常に満足だった」)
〇小学生が活動や交流を楽しんでいると感じたか
5段階評価で平均4.6(5が「非常に楽しんでいると感じる」)
〇学びや発見
・小学生とのコミュニケーションのコツ:71%
・チームで協力して活動を進める難しさ:57%
活動後、高校生たちは今回の取組を振り返り、児童とのふれあいを通して多くの学びや気づきを得られたようです。
次回の小高連携事業は、12月12日を予定しています。
児童の皆さんにまた会えるのを、高校生たちも楽しみにしています!
疲れた日にも、災害時にも!作ってみよう味噌丸|3年次選択・生活と福祉
みなさんは「味噌丸」ってご存知ですか?
味噌丸とは、味噌にだしや具材を混ぜて丸めた“手作りインスタント味噌汁”。
お湯を注ぐだけで、手軽に温かい味噌汁が楽しめる優れものです。
冷凍保存ができるため、災害時の備えや忙しい朝の時短ごはんにもぴったり。
卒業後に一人暮らしを始める生徒にとっても、「疲れていても、パックごはんと味噌丸があれば朝ごはんになる」という、先生からのメッセージでもあります。
実習前には、味噌丸の仕組みや活用法を学び、どんな具材を入れたいかを各自で考えました。
そしていよいよ実習当日。
生徒たちはそれぞれ5種類ほどの具材を組み合わせ、オリジナルの味噌丸を作成しました。
▲人気が高かった具材や、基本の味噌は先生が用意してくれました
▲生徒がもってきた食材の一部はこちら!
▲自宅でとれた野菜もありました
▲規定の量の味噌を計り、作っていきます。選ぶのが楽しい!
▲お椀にいれるとこんな感じです!かわいい2つをご紹介♪
オリジナル味噌丸を実食した生徒からは、
「チーズやポテトフライは意外と合う!」
「かっぱえびせんって、ちゃんとエビの味がするんだ!」
「匂いと味って違うんだね」
「浮かぶ具材は見た目がきれいで、食欲がわくね」
▲写真映えしなくても、美味しいものはたくさんありました!!
そんな発見や驚きの声が飛び交い、実習室は笑顔と味噌の香りに包まれました。
一部の味噌丸は冷凍し、食材と冷凍の相性も後日確認します。
日々の暮らしに寄り添う“食”を、自分の手でつくる体験。 味噌丸づくりを通して、食の楽しさと実用性を実感する時間となりました。
森と木のクリスマスイベント開催|2年次選択・ライフデザイン
11/29
旧利別小学校にてイベントが開催されました。
池田町役場からのご協力もいただき、誠にありがとうございました。
ライフデザイン科目を選択している生徒たちは、この日のために準備を重ねてきました。
当日は子どもから大人まで幅広い世代の方々が来場し、会場は大変賑わいました。
午後は有志によるステージ発表も行われ、会場全体が盛り上がりました。
割り箸鉄砲的当てゲームや松ぼっくりオーナメント作りのワークショップ、ライフデザイン科目で開発した缶詰の提供など、各ブースでは多彩な企画が展開されました。
生徒たちは子どもたちに優しく対応し、オーナメント作りをサポートする姿が見られました。
生徒たちは企画から運営、さらに来場者との交流などを通じて、主体的に取り組むことの重要性やコミュニケーションの大切さを理解するだけでなく、互いに協力し合う姿勢や相手の立場を尊重する態度を身につけ、学びを深めることができました。
3年次 時事問題研究 高校生議会に向けて(中間発表会)池田町をより良い町にするために
本日、4校時目の授業では高校生議会に向けて中間発表会を実施しました。
池田町議会事務局より横田 様、永田 様が来校し、生徒たちが考えた政策提案について助言や意見を伺う貴重な機会となりました。
授業の前では「何を突っ込まれて質問されるかな?」「ピンチだぁ。」と不安そうにつぶやいていましたが、「助言を聞いてこれからの一般質問を作成するための情報収集の機会にしよう。」「知識を増やしてピンチをチャンスに変えるぞ。」など声かけをしながら気持ちを切り替えてプレゼンに臨みました。
①プレゼンの様子
・プレゼンの流れは以下の通り
町の現状・課題 → あるべき姿を考えながら → 先進事例を調査し、データを分析 → 政策を提案
②講評では「データについてのさらなる深掘りや課題がどのように解決につながるか、また、町にどのような効果が期待されるか」など様々な視点からご意見、ご助言をいただき、生徒たちに今後につながる学びになりました。ありがとうございました。(政策提案の過程などデータをもとに調査・分析を通して自らの考えを発表したことで講評の中でお褒めの言葉もいただきました。)
今後、質問を作成する中でどのような言葉を使い、自らの考えを政策の中に落とし込んでいくか考えたり悩んだりすることも多いと思います。生徒達の地道な取り組みが続きますが、高校生議会の政策提案に向けて御協力・御支援の程、宜しくお願い致します。
※高校生議会は来年の1月28日(水)に実施します。
ミニ探究で自分の中の「好き」をぶちまけよう!|2年次・総合的な探究の時間(商品開発・企画担当)
ミニ探究は2グループに分かれて実施します。
今回は、「商品開発・企画」グループの紹介です。
池田町の自然を舞台に、学校に残った5人の池高生が新たなミッションに挑戦しています。
テーマは 「商品開発・企画 〜森林ビジネスを考える〜」。全10コマにわたる授業を通して、地域資源を活かした商品づくりを学んでいきます。
まずは講師による「池田の森」についてのレクチャーからスタートです。
〇池田町の約60%は森林
〇白樺の木が豊富にある
〇葉っぱや樹液にはユニークな特徴がある
〇それらを商品として活かす可能性がある
自然の恵みをどうビジネスにつなげるか、森の魅力を再発見する時間となりました。
次にグループワークでの挑戦です。
レクチャーを受けた生徒たちは、さっそくグループワークに取り組みました。
〇それぞれ、「好きな食べ物」を30個以上書き出す
〇和食・洋食・中華、スイーツ、フルーツ、ツマミ、料理、素材など多彩なアイデアが登場
〇それぞれの食べ物が「白樺の樹液を使った商品」になるかどうかを選別
〇選別したものを「本当にそう?」と全員で吟味しながら再選別
〇講師からは「もっと発想を広げてみよう」とアドバイス
生徒たちは真剣に議論しながらも、楽しそうにアイデアを膨らませていました。
次回は「白樺を使った調理実習」です。
どんなメニューが生まれるのか、今から楽しみです!
ガイドとともに、森を深く味わう──フィールドワーク後編|2年次・ミニ探究
フンべ山歩きの後半。
前半はこちら↓(リンクが取得できるようならお願いします〜
“ポイポーイ!”から始まる森の学び──フィールドワーク前編|2年次・ミニ探究
続きに参りましょう!
▲この白い木は、樹上で樹皮がはがれて落ちてきたものかな
歩き始めて約30分。そしていよいよ・・・
頂上です!
170.6Mの標高までたどり着きました
▲みんなで記念撮影
▲あっちが池田高校側だよ〜
▲帰り道のみんなの歩くの早いこと笑
リスが食べたあとの美味しい松ぼっくり
▲これは炒って食べると人間も美味しいやつです
ドリカムの歌を歌いながら歩いていると、コクワの木があるのか気になります。
福家さんによると、手入れをするとツタ系のコクワは割と切っちゃうそうです。
そんななか、ツルをくるくる丸めてリースを作ってくれました
▲しゅるしゅる〜!あっという間
私も質問!
Q:山でサバイバルになったらどうやって火をつけたらいいのー?
A:しからばの樹皮を使うと良い!
▲こんな感じにめくって火種にすると良いそうです。
気になることを聞くとなんでも答えてくれる福家さん。
楽しいー!
帰りはあっという間に下山。
みんなの満足げな顔が伝わるでしょうか。
ガイドさんがいると見えるものの解像度が上がります!
学びのガイドがいるってすごいことだな〜と私も改めて実感します。
ちなみに、このフンべ山は気軽に登って良いそうです。入山届け不要、植物お持ち帰りOK。
お土産いっぱいのらいむくん
▲お気に入りの葉っぱや松ぼっくり♪
楽しみながら、山や森の見方、探究への一歩を体験しました。
たくさんの学びのガイドをありがとうございました!
“ポイポーイ!”から始まる森の学び──フィールドワーク前編|2年次・ミニ探究
全体でのオリエンテーションのあとは、早速フィールドワークに出発です。
今日は池田町の「フンべ山」に登ります。
今回案内してくれるのは、福家菜緒さん(WALD IKEDA代表、北海道アウトドアガイド)。
池田高校のいろいろな授業でもお世話になっています。福家さん、よろしくお願いします!
(福家さんにきていただいた授業の一部はこちらから!)
授業することで学ぶ|池高3年次生が池小4年生に授業(課題研究の一環)
安全のためにヘルメットをかぶって出発!
池田町でも熊の痕跡が見つかる昨今。
行きのバスの中でも、歌うといいのかな?とみんなで童謡「森のくまさん」を予習(あれ?歌ってたの私だけかな?)
まずは、大切な安全管理。
クマがいそうなときはこんなふうに言います
「ポイポーイ!」
※「おーい!」だと人に助けを呼ぶ声って思われてしまうんですって
▲いきなりの大声にみんなちょっとびっくり
さて、ゆっくり林道を歩きながら自然を観察していきましょう!
先日倒れたばかりの大木。根が浅いですね。
キノコ
動物のふん(クマじゃないですよ!)
たくさんの栗
▲フンべ山にどうやって栗が増えたかも教えてくれました
木についた虫
▲とって観察してみよう
どんぐりから芽吹いた、こんな小さな葉っぱも紅葉しています!
確かにすごいことだ!
掘ってみましょう。
ここは、道の真ん中で踏まれて淘汰されちゃうという判断のもと、観察です。
改めてどんぐりが大きくなって木になるんだなぁ。
似ている葉っぱのミズナラと柏の違いや、落葉針葉樹など、ガイドさんがいないと気づけないたくさんのことを教えてくれます。
私達が歩いていると、ざっくり「葉っぱ」や「木」「草」としか見えないものが、福家さんが解説してくれると解像度が高くなって見え方も変わってきます。
これに触ると胞子がでてくるよー
盛りだくさんなので、後半に続きます♪
お楽しみに♪
カウントダウン開始!池高生のクリスマス大作戦|2年次選択・ライフデザイン
イベント(11月29日実施)までのカウントダウンがはじまった模様のライフデザインの授業を覗いてみました。
ホワイトボードには、3時間目のやることリストが……「終わらせる」の文字が!!
そうなんです。「まだまだ先だぁ」とかなんとか言っていた池高生でしたが、授業で企画したクリスマスイベントまで2週間を切っていたんです。大詰めです、が……
高校生っていろいろ大変なんです。
気分が乗らなかったら、もう授業なんかにカマッていられないことだってあるんです。
感情とか気分をコントロールするなんてことは、大人にだって先生にだって簡単なことじゃないんです。
時間がない、とプレッシャーを掛けられたらなおさらです。みなさんにも経験があると思います。
「機嫌のわるい人、手あげて〜」
池高生に声をかけたのは外部講師の先生。
楽しむイベントなんだから、準備も機嫌の良い人がやればいい、と言います。
むりやり作業をしてもたのしくないんだったらやらない方がいい、と。
自分の感情や相手の思いなどなど、いろんなことに向き合いながら進むのが、池高のライフデザインという授業。
ちなみに手をあげた池高生は、担当の先生がしっかりサポート♪
▲子どもたちの笑顔のためのクリスマスイベント。お菓子もいっぱい詰めてます!
▲やることは、まだまだまだまだまだ、だだだだだだだだあります!
地産地消を実践!北海道産食材でピザづくり|3年次・家庭総合
前回の授業では、山本さんにお越しいただき、「消費者」としてどんな行動をとる?かについてゲームを通して考える授業でした。
前回の授業はこちら↓
今回はその学びを実践に移し、十勝産・北海道産の食材にこだわったピザづくりに挑戦しました!
※写真にエプロンや三角巾を着用していない生徒が写っていますが、授業では減点対象となっており、推奨しているわけではありません。
実習は二人一組で行い、1枚のピザを協力して作ります。
1:材料選び
タンパク質(ベーコンorウィンナー)から1つ
野菜から3品を選びます。
▲選ぶのも楽しいですよねー!!
2:生地づくり
十勝産・北海道産の小麦2種類から1種類を選び、生地をつくります
▲袋にいれてこねて、発酵させます
▶気分はピザ職人♪
3:具材の下ごしらえ
加熱が必要な具材はあらかじめ茹でるなどの下ごしらえをします。
4:トッピングして、オーブンへ!
▶まだかな、まだかな…(待ち遠しくてオーブン前で待機中)
そしていよいよできあがり!!!
▲どのピザも美味しそうです!!!!
熱々のうちに試食。
隣のグループと交換して味の違いを感じたりしていました。
「美味しい!」「うまい!」との声があちこちから聞こえてきます!!
(私も試食させてもらいましたが、めちゃくちゃ美味しかったです。
地産地消を選ぶと、絶品ピザができる。
消費者として何を選択するか、を実感しました。
煮物と味噌汁じゃない?和食の言葉と技を学ぶ時間|3年次選択・フードデザイン
今日の実習は、和食の「いりどりと止めわん」です。
知識のない私から見ると、「煮物と味噌汁」。
調べてみると…
①「煮物」と「いりどり」の違い
煮物:食材を煮て味を含ませた料理全般。和食の基本技法のひとつ。
いりどり:煮物の一種。鶏肉や根菜類を炒めてから煮る料理で、祝い膳や行事食にも登場。
「いりどり」になると、煮物ではありますが、ちょっと特別なニュアンスを持つことがわかります。
②「味噌汁」と「止めわん」の違い
味噌汁:味噌を使った汁物。日常的な和食の定番。
止めわん:会席料理や正式な献立の最後に出される汁物。味噌汁であることが多い。
「止め椀」は献立の締めくくりの椀物という位置づけで、内容は味噌汁であることが多いですが、すまし汁などの場合もあるようですね。
勉強になります!
さて、それでは実習の様子をお届けします。
今回の実習では、「二番出汁の取り方」や「材料の下処理」など、和食の基本技術を学びました。
数カ月にわたる実習を通して、生徒たちはグループでの作業にも落ち着いて取り組めるようになってきたように感じます。
▲取材を通して、生徒たちの雰囲気の成長も感じています。
盛り付けも非常に美しく仕上がり、見た目にも食欲をそそる一品に。
年末年始には、ぜひ家族と一緒に作ってみてほしいですね。
安全に動く力を身につける──柔道「受け身」授業|1年次・体育
池田高校には、立派な格技場があります。
(冬は少し寒いですが、それもまた味わいのひとつ…)
本日の体育の授業では、その格技場を使って柔道の「受け身」テストを行いました。
▲ごろん
▲ばーんっ!!
受け身は、柔道の基本であり、安全に転ぶための大切な技術。
体の使い方やタイミングを意識しながら、1年生たちは真剣に取り組んでいました。
▲1回ごとに拍手。同級生を応援する姿が温かい。
寒さに負けず、集中して動く姿が印象的でした。
この経験が、日常生活でもケガを防ぐ力につながっていくといいですね。
▲素敵な姿勢!さすが弓道部。
今年も開催できました!ハロウィーンパーティー2025|課外活動
昨年に引き続き、旧利別小学校を会場に、池高生によるハロウィーンパーティーを企画・実施しました。
9月から放課後などの時間を活用し、準備を進めてきた今回のイベント。
今年は昨年よりもさらに内容が充実し、ワークショップやミニゲームなど、子どもたちが楽しめる企画が盛りだくさんでした。
▲イベント数は昨年の3倍!
▲放課後準備の様子
▲前日準備には、地域の方も駆けつけてくれました。
池田町子育て係の皆さまと共催したミキハウスさんの「足育イベント」や、JA共済さんからの子ども向けプレゼントなど、地域の方々のご協力にも支えられ、温かく賑やかな時間となりました。
(役場広報係提供)
自分たちが楽しむことはもちろん、子どもたちの笑顔や反応を間近で感じながら企画を実行できたことは、生徒たちにとって大きな経験となったはずです。
多くの方々のご協力のもと、無事に開催できましたこと、心より感謝申し上げます。
静かな感動が広がる、校内ミニ発表会|2年次・音楽Ⅱ
1年次生に続き、2年次生でも合唱のミニ発表会が校内で行われました。
1年次生の様子はこちらからご覧いただけます
今回の曲は、合唱曲「春に」。 少人数ながらも、美しい三部合唱のハーモニーが校内に響き渡りました。
▲今回は時間に間に合い、たくさんの先生が駆けつけました
特に低音パートは人数が多く、全体のバランスを意識した歌唱が求められました。
以前、授業見学をした際には少し恥ずかしそうにしていた生徒たちも、今回は堂々と歌声を披露。 歌に込めた気持ちが、聴く人の心に静かに届くような、あたたかな時間となりました♪
▲聴衆からはそれぞれ一言コメント。
担任の山澤先生(保健体育担当)は、普段とは違う生徒の表情や姿に、成長を感じて感激している様子が静かに伝わってきました。
教科が違えば、生徒の見せる一面も違う。そんな発見があるのも、学校という場の魅力のひとつですね。
こだわりのデコレーション!ケーキづくり実習|3年次選択・フードデザイン
11月のフードデザインでは、ケーキ作りの授業が行われました。
1日目はスポンジケーキの焼成。 焼き上がりを待つ間に、2日目に向けてケーキの設計図を描き、必要な材料を話し合う「作戦会議」を行いました。
そして迎えた2日目。 3つの班がそれぞれに、個性あふれるデコレーションに取り組みました。
ある班では、スポンジがうまく膨らまなかったものの、その形を活かして工夫を凝らしていました。
▲生クリームを2種類使い、チョコの使い方に工夫を凝らしました
▲「ウニ」!!断面もきれいにできました!
▲見た目のインパクトがすごかったです
別の班は「断面美」にこだわり、フルーツがきれいに見えるように配置。高さを出すためにプラスチック型も準備して臨みました。
▲この方法を試すのは初めてだそうです。ナイス度胸!
▲フルーツたっぷり!シャインマスカットを始め、秋のフルーツがふんだんにはいっています
▲4等分しても大きい!甘さ控え目でフルーツとの相性が良かったです
もう一つの班のテーマは「誕生日ケーキ」。 「4月生まれで、いつも学校がなくて友達に祝ってもらえないのが寂しい…」というはるなさんのために、心を込めて作ったケーキです。
▲誕生日プレートも手書きで用意♪
▲クリームのデコレーションをするときには、みんなの応援が!
▶残念ながら欠席の主役のために、写真を送ります
▲可愛く仕上がりました!
▶カラースプレーの食感が楽しいケーキでした♪
完成後は、まさに夢のような“ケーキ食べ放題”状態に。 とはいえ、このあとに昼食も控えていたため、なかなか食べきれず…。
そこで、甘いもの好きな先生方にもお声がけし、みんなで試食大会となりました。
▲甘いもの食べるとみんな笑顔になっちゃいますね
甘い香りと笑顔に包まれた、あたたかな実習となりました。
小高連携第2弾!鬼ごっこ(体育)|2年選択・トレーニング
11月7日 午前
10月の第1弾「数学」に続き、今回は第2弾の小高連携事業を実施しました。
今回のテーマは、ずばり『体育(トレーニング)』です!
【活動の概要】
今回の活動は、小学校の「中休み」の時間帯に体育館で行いました。
種目は「しっぽ鬼」。
小学校の教頭先生から、児童の皆さんが鬼ごっこを大好きだというお話を伺いました。
活動前、高校生たちは「何人くらい来てくれるかな…」と少し不安そうな様子でした。
▲児童の皆さんが来る前の様子
【活動スタート!】
中休みが始まると、想定していた人数の数倍の児童が体育館に集まり、鬼ごっこへの熱意が伝わってきました。
高校生たちは、児童の元気いっぱいの姿に圧倒されながらも、楽しく交流を深めていました。
▲ルール説明の様子
▲しっぽ鬼の様子
▲2回戦の前に児童の中から鬼を募集
▲しっぽ鬼が終了した直後の様子
▲終了時のお礼
あっという間に20分間の中休みが終了。
児童の皆さんに楽しんでもらえたようで、高校生たちも充実した時間を過ごすことができました。
【高校生による振り返り】
活動後、高校生たちに今回の取り組みについて振り返りをしてもらいました。
〇活動前の期待度
5段階評価で平均4.6(5が「大いに期待していた」)
〇活動後の満足度
5段階評価で平均5(5が「非常に満足だった」)
〇小学生が活動や交流を楽しんでいると感じたか
5段階評価で平均5(5が「非常に楽しんでいると感じる」)
〇学びや発見
・小学生の純粋さや面白さ:100%
・チームで協力して活動を進める難しさ:40%
〇自由記述より抜粋
小学生が思ったよりも来てくれてとても楽しめた!
児童とのふれあいを通して、学びや気づきがあったようです。
次回の小高連携事業は、11月21日を予定しています。
児童の皆さんにまた会えるのを楽しみにしています!
高校生が挑戦!自分たちで計画した保育実習を実践|2年次選択・保育基礎
この日は、3回目の保育園実習。
なんと、高校生たちが自分たちで実習計画を立て、実際にクラスで活動を行う日です。
園児の発達段階に合わせて、
「どうしたら楽しんでもらえるかな?」「安全に遊べるかな?」と悩みながら準備を重ねてきました。
事前に保育士さんに計画を添削していただき、いざ本番です。
行きの車内は静か…みんな少し緊張している様子。
それでは、そんなドキドキの実習の様子をお届けします!
▲一緒に手遊び♪
2歳児クラス:ボーリング
秋をテーマにしたかわいいピンを手作り。
倒れると音が鳴る仕掛けもありました。
3歳児クラス:絵の具でトントンお絵かき&お手紙
好きな色の絵の具でトントンとスタンプ。枯れ木に葉っぱを色づけていきます。
早く完成したあとは、みんなで「大根抜き!」郷土遊びで大盛り上がりでした。
4歳児クラス:フクロウ&ジャック・オー・ランタンづくり
ハサミで切ったり、紙を丸めたり、テープで貼ったり。
いろんな動きを取り入れた工作で、子どもたちの集中力もアップ。
5歳児クラス:早口言葉&なんでもバスケット
ルールがわかると一気にヒートアップ!
初めての遊びに園児たちは大喜びで、高校生が帰ったあとも盛り上がっていたそうです。
たくさん準備をして臨んでも、園児が思いがけない動きをしたり、飽きてしまったり…。
けれど、それも大切な学びのひとつです。
▲たくさんのフォローと個別のフィードバックをいただきました
次回の実習では、4歳児クラス向けのお楽しみ会を予定しています。
体験から学びへ——また新しい挑戦が待っています!
貴重な機会をいただいた池田保育園の皆さま、本当にありがとうございました。
とかち企業業種説明会 とかち学校、企業交流会へ|1年次・産業社会と人間、2年次・総合的な探究の時間
高校1〜2年生向けの企業との交流授業がありました。
場所は帯広市内(池田から車で30分)で、初参加の池田高校を含めた3校合同で、十勝の企業の大人たちと交流するというイベントでした。
目的は……
・十勝にどんな仕事があるの?
・十勝の仕事の現状や魅力を知ろう
・より良い進路選択のきっかけにしてほしい
・交流を通して、社会人(社会)に慣れよう
このような思いが込められていました。
参加企業はというと、建設、旅館、製造、美容、保育、小売、製材、アパレル、土木、リサイクルなどなど、そしてフリーランス(農家、カメラマン)と、とてもバラエティに富んだラインナップです。
高校生たちは会場を歩き回り、気になった会社や大人のいるテーブルを見つけてちょこんと座って緊張の初対面を経験します。
企業の大人からは……
「十勝は好き?」
「十勝を知ってほしい」
「今はとにかく、好きなことを続ければいいよ」
「好きなことを伸ばそう!苦手は後からついてくるから」
「何をしていいのかわからないのはみんな同じ」
「勉強は苦手だけど、学ぶのは好き」
「はじめからこの仕事に興味があったわけじゃないんだ。でもちょっとしたことがきっかけで始めたら興味を持ちはじめて、今でも続けられてるんだ」
フリーランスの大人からは……
「ないなら自分で作ればいい(やりたいことをゼロイチで生み出す)」
「やり方はいくらでもあるよ」
「十勝を飛び出したかったのは、地域や子どもたちの未来のことを語っている大人に出会ったことがなかったから」
「十勝が好きな高校生が多くてびっくりしたけどうれしい」
大人との交流で、高校生たちの頭はぐらぐらしていると思います。
「カレーを作って、地球を守る?」|3年次・家庭総合
いろいろな形で池田高校に関わってくださっている山本健太さん。
この日は「北海道地球温暖化防止活動推進員」として授業に来てくださいました。
授業は、次の2つのお題について考え、意見を共有する時間から始まりました。
Q1 地球温暖化防止について知っていること
【生徒から】
・二酸化炭素減少
・温室効果ガス
・再生可能エネルギー
Q2 地球温暖化防止に向けて意識的に行動していること
【生徒から】
・冷蔵庫の扉の開け閉め
・ごみの分別
・歩く
今日の授業のテーマは「カーボン・フットプリント」。
製品やサービスが生まれてから使われ、廃棄・リサイクルされるまでに排出される温室効果ガスの量を、二酸化炭素(CO2)に換算して“見える化”した数値のことです。
山本さんは言います。
「教科書的な知識を学んでも、自分の行動を変えるまではなかなか難しい。だから“遊び”を通して考えてみよう!」
カレーづくりゲームで学ぶ温暖化
今回の授業では、生徒たちが「カレーを作る」ゲームに挑戦。
限られた予算4,000円の中で、どこで何を買うかを選びながら、価格と同時にカーボン・フットプリント(GHG:温室効果ガス排出量)も計算していきます。
カードを引くたびに思わぬ展開が。
「とりあえず安いのから選んじゃう?」
「環境に良いほうがいいのかな?」
「幕別で買おうよ」
「この金額なら、余裕で2日は食べれるよね」
生徒たちの声が飛び交います。
絵を描いてくれたのは、1年生の山本さんと石橋さん。
このゲームをプレイするのは、池田高校が“初”とのことです。
勝敗の行方は…
ゲーム終盤では「温暖化防止賞」「環境貢献賞」が発表されました。
中には、「とにかく安く!」と近場のものを選んだ結果、イベントカードで“違法伐採”などのマイナス要素を引いてしまったグループも。
一方、「ルールの裏を読んで攻略法を探す」グループも現れ、ゲームのメタ読みまで起こる熱戦に。
「知る」と「変わる」のあいだに
最後は、それぞれのグループがカードを見直し、もし別の選択をしていたらどうなっていたかを振り返りました。
実際の行動は、すぐには変わらないかもしれません。
でも、ゲームを通して気づいたことがありました。
このゲームでは、最初にわかるのは「価格」だけ。
それは私たちの普段の買い物と同じです。
けれどもし、環境への負荷があらかじめ“見える化”されていたら、選び方は変わるでしょうか?
山本さんは問いかけます。
「知らせるだけで人は変わるわけじゃない。じゃあ、どうすれば“行動”が変わるだろう?」
生徒たちは、消費者としての自分の立場を考えながら意見を出し合いました。
「環境庁の“デコ活アクション”のように制度を整えることも大切だけれど、『高い』『お金がかかる』という現実もある。 それでも、ちょっと意識が変わるだけで選択は少しずつ変わるかもしれない。」
▲環境庁のリーフレット「デコ活」のすすめ(令和7年10月時点)より
山本さんはこう締めくくります。
「行動がすぐには変わらなくても、アンテナが高くなるだけで違う。この授業がその“きっかけ”になればうれしいです。」
最後に、生徒たちはゲームの改善点や新しいルールのアイデアも出し合いました。
「変わる」「変わらない」——どちらの考えも大切にしながら、どうすれば行動につながるのかを一緒に考えた授業となりました。
薬物の危険性を知る「薬物乱用防止教室」|全年次・行事
10月30日 午後
本日、全学年を対象に「薬物乱用防止教室」を実施しました。
講師には、北海道薬剤師会副会長の宇野雅樹様をお迎えし、薬物に関する正しい知識とその危険性についてご講演いただきました。
◀講師の宇野先生 ▶司会の佐々木さん
【薬の役割と正しい使い方】
講演の前半では、薬の語源や役割、正しい使用方法についてご説明いただきました。
「薬も毒も同じものであり、健康な体づくりが大前提である」との言葉が印象的でした。
アッパー系、ダウナー系、オーバードーズといった専門用語についても、わかりやすく解説していただきました。
【薬物乱用とは】
薬物乱用とは「社会のルールから外れた方法や目的で薬物を使用すること」であり、たとえ一度の使用でも乱用に該当することを教えていただきました。
法律で規制されている薬物についても詳しく説明があり、身近な地名「麻生」や「大麻」、麻の原料についての話も交えながら、理解を深めました。
【健康への影響と情報リテラシー】
薬物使用が健康に害を及ぼす理由について、脳の画像を用いて説明がありました。
「黒く写っている部分は脳が死んでいる箇所で、回復はしない」とのことでした。
大麻を使用している人の作文も紹介され、記憶力の著しい低下により、完成までに数日かかる実例が示されました。
また、SNSなどを通じて「大麻は安全」といった誤った情報が広がっている現状にも触れ、情報リテラシーの重要性が強調されました。
【オーバードーズの現状】
市販薬によるオーバードーズ(過剰摂取)についても言及がありました。
本人も「悪いこと」と理解しながら使用してしまうケースが多く、快楽を求めているわけではなく、「現実から逃げたい」という心理が背景にあるとのことです。
【生徒代表からの感謝の言葉】
講演の最後には、3年次生の松井さんより感謝の言葉が述べられ、薬物乱用防止教室は無事終了しました。
宇野先生には、お忙しい中、丁寧でわかりやすいご講演をいただき、誠にありがとうございました。
【生徒の感想より】
講演後、生徒たちから寄せられた感想の一部をご紹介します。
Q 本日の講演の内容で、印象に残った言葉や内容はどのようなことですか。
A1 違法薬物は興味本位でやることが多いがオーバードーズは興味本位でやるのではなく、やる本人が困っていたり悩んでいたりして現実から逃げ出そうとする時にやることが印象に残った。
A2 大麻を乱用した人の書いた作文が、子供が書いた作文みたいになっていてかなり強く印象に残った。
Q 講演を聞いて、どのようなことを考えましたか(感じましたか)。
A1 薬剤師の方から聞くお話はまた違う目線が入っているので新鮮だった。
A2 自分の身の回りでそういうことで苦しんでいる人がいたら、力になれるんじゃないかと考えた。
社会人に聞いてみよう!~地域人インタビュー~|1年次・産業社会と人間
10月22日と29日の2日間にわたり、1年次生全員による「地域人インタビュー」を実施しました。
この授業は、池田町内外で活躍されている地域の方々にお話を伺い、生徒が仕事や人生について深く考えるきっかけを得ることを目的としています。
一部生徒は地域の方の職場を訪問し、現場の雰囲気を肌で感じながらインタビューを行いました。
実際の職場でお話を伺うことで、仕事の魅力ややりがいをよりリアルに感じ取ることができました。
今回は、美容、公務員、自動車整備、神職、スポーツ、ビジネス、保育、福祉支援、林業など、幅広い分野でご活躍されている方々にご協力いただきました。
貴重なお時間を割いてご参加くださった皆さまに、心より御礼申し上げます。
皆さまのご協力のおかげで、今年度もこの企画を無事に実施することができました。
活動の様子
▲ 10月22日は多目的室には5つのブースが設けられ、各分野の方々からお話を伺いました
※1つは現地取材です
▲ 生徒たちは事前に質問を準備し、積極的に深掘りを行いました
▲ お仕事の内容や、職業を選んだ理由、やりがいなど、たくさんの貴重なお話を聞くことができました
インタビュー後には振り返りを行い、「何を感じたか」「これからどうしたいか」について考えを深めています。
ぶどうから広がる科学の世界~施設見学編~|1年次・科学と人間生活
10月20日 午前
9月下旬には町長による講話、10月上旬にはブドウ畑での収穫体験を実施しました。
これまでの活動の詳細は以下からご覧いただけます。
・池田町のアイデンティティを学ぶ「ワイン学」|1年次・科学と人間生活(講話)
・今年もぶどう収穫を行いました|科学と人間生活・1年次(ブドウ収穫)
今回は第3回目の見学として、池田町のワインについて、歴史・製造工程・地理などを学ぶ時間となりました。
今回も、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 製造課長の東様よりご説明いただきました。
お忙しい中、誠にありがとうございました。
赤ワインの仕込み工程
まずは赤ワインの仕込みの様子を見学しました。
除梗(じょこう)破砕機で枝と実を分け、液体がタンクに流れ込んでいきます。
これがワインの原料となり、町民用のロゼワインやブランデーに加工されるそうです。
▲枝ごとブドウが入れられ除梗破砕機で仕分けされます
▲液体が大量に出てきました
ワインとブランデーの歴史
東様からは、池田町におけるワイン・ブランデー造りの背景について、以下のような説明がありました。
1960年代の寒冷な気候ではぶどうが完熟せず、酸味が強くワインには不向きでしたが、ブランデーには適していました。
フランス・ボルドーの例を参考に、池田町でも酸っぱいぶどうを活用したブランデー造りが始まりました。
ロゼワインのように発酵させた後、蒸留を繰り返してアルコール度数を高め、熟成年数に応じてVS、VSOP、XOなどのランクに分類されます。
以前はXOを出すのに15年以上かかっていましたが、現在は8年程度で可能になっています。
2014年のNHKドラマ「マッサン」以降、蒸留酒ブームが再燃し、ウイスキーとともにブランデーも注目されるようになりました。
1993年以降途絶えていた製造が2015年から再開され、現在は熟成年数を表示した商品が市場に出ています。
ワイン造りの歴史と地域の工夫を知る貴重な機会となりました。
スパークリングワインの製法と設備
池田町は、日本で初めてシャンパーニュ製法を導入した地域とのことです。
▲普段立ち入ることのできない場所に入って説明を受けることができました。
工場内の様子と工程
工場に入る前のタンクには、ほぼ完成されたワインが入っています。
樽は長時間かけて乾燥させて作られます。
瓶は新品でも洗浄して使用します。
▶コルクダストや漏れの確認をする機会です
ワインの貯蔵と管理
1969年からのワインが貯蔵されており、アルファベットで種類を分類しています。
▲こちらも一般の方は入ることのできない施設
▲利別小学校から寄贈された棚も活用
▲1年次生の誕生年のワインを発見!
タンク内は澱と液体に分かれ、週2回継ぎ足しながら空気に触れないよう満量で管理(15度・湿度70%)します。
地理と品種改良の学び
池田町の地理について説明を受けました。
土壌の違いがぶどうの味に影響することや、品種改良の工夫についても学びました。
生徒代表の謝辞
最後に、生徒代表の松村さんより謝辞が述べられました。
見学を通してワインがとても身近に感じられるようになり、特にスパークリングワインの作り方など、これまで知らなかったことを学べてとても興味が湧きました。
北海道に来て半年ほどの自分にとって、今回の体験は貴重で楽しいものでした。
2時間にわたる丁寧な説明と案内、ありがとうございました。
来週以降、今回の学びをもとに学校でレポートを作成する予定です。
いまの安全も、未来の安心も。この水路が支えている|2年次・総合的な探究の時間
今年度の2年次生は、「防災」に関わる授業・体験・見学を多く行っています。
この日は、北海道開発局の帯広河川事務所の皆様のご協力をいただき、学習・施設見学をさせていただきました。
まずは、事務所で座学。千代田新水路ができた経緯や、しくみ。エコロジーパークとの関係や、実験水路、魚道観察室などの施設があることがわかりました。
▲普段聞き慣れない用語が多く、真剣に聞き入ってしまいました。
事務所から、バスで移動。
とにかく広い!
写真では伝わりにくいのですが、360度壮大な景色が目の前に広がります。
▲広い!そして秋晴れの良い天気!
下を覗くと、水の境目が見えます。
緑部分がたくさん水があるところ、濃い青は、分流堰でせき止められて僅かな水が流れています。
ここが、十勝川本川と、新水路の分かれ目。
右の写真では、エコロジーパークと白鳥がみえます。
▲広く、風もよく通り抜けます
写真だとわかりにくいのですが、個人的に感激したポイントはここです。
ここは、新水路の実験水路です。幅30メートル、延長1300メートルあります。
ここで行われている実験がすごいのです!!
河川堤防の決壊による被害の軽減に向けた研究がここで年単位で計画して行われているのですが、実河川スケールで行えるのは、世界的にも珍しいとか。
1年前に行われた実験では、このスペースに「家」をおいてデータをとったそうです。
たくさんのセンサーやドローン、5時間にわたる実験により様々なデータがとれました。
スケールの大きさと重要性にあらためて驚いた瞬間でした。
次に見学したのは、魚道&魚道観察室です。
先程の新水路、水がいきなりなくなるとそこにいた魚は困ってしまいます。そこで魚用の道をつくり、私達は観察することができます。北海道で他にこういった設備があるのは、千歳のサーモンパークくらいでしょうか。
▲魚に関するたくさんのことが学べます
▲水音の迫力もすごいですし、湿度もあります。
横から、そして下から魚を観察することができます。
▲みつけたよ!▶わかりやすく写真の色補正をしています
ここ、魚道観察室は「ととろーど」と呼ばれ、日中説明員の方が常駐しています。
鮭の遡上に関する興味深い説明もたくさんしてくださいました。
入場無料!これは、8−9月の鮭が遡上する時期にきてみたくなります!
たくさんの気づきと学びの時間をありがとうございました。
コラボ授業【完】作った食器で調理・実食♪|2・3年次選択・フードデザイン&工芸基礎
夏休み前から行ってきたコラボ授業の集大成の授業が行われました。
これまでの様子はこちらから↓↓
フードデザイン×工芸のコラボ授業|2・3年次選択・フードデザイン&工芸基礎
フードデザイン×工芸のコラボ授業(色付け)|2・3年次選択・フードデザイン&工芸基礎
授業前日にいったん全員集合!自分たちの食器を確認し、予め洗っておきます。
▲私の器どこー!?
そして、いよいよ調理実習。
今回は、椀と小皿と平皿を作成しました。
この食器に盛り付けるのは
「炊き込みご飯」「だし巻き卵」「白身魚のホイル焼き」です。
こっそり…(ひび割れて汁物が入れられなかった中でのバランスメニューです!)
▶黒いエプロンは陶芸の師匠です!ニコニコしながら見守ってくれています
▲途中、設備トラブルがありながらも時間内に完成できました!
完成品の一部を御覧ください!
だしまきたまごをハート型に盛り付けるあたりは、高校生のセンスが光ります!
しかも、このだし巻き卵、丸いフライパンで作っているんですよ。
なかなか難易度が高い中、上手に巻いている生徒たち。脱帽です。
陶芸の授業で作った器。
なんとなくかっこいいかな?なんて感性で作ったものが、食卓にのると違和感があったり実用的ではなかったりすることがあるかもしれません。
なにかをすることが点の経験ではなく、線として実感できる経験なのかな〜と取材をしていて思いました。
池田高校の授業は面白い!
小高連携が始まる!第1弾は数学(算数)|2年選択・数学Ⅱ
10月15日 午前
池田小学校のみなさんのご協力により、今年度も小高連携を実施することができました。
第1弾のテーマは『数学』です!
↓↓↓ 準備の様子はこちらからご覧いただけます ↓↓↓
今回の活動は、小学校の中休みの時間帯に南側玄関付近で行いました。
▲児童の皆さんが集まってきました
今回の内容は、1〜9の数字を一つずつ使って、3×3のマスを埋めるパズルです。
縦・横・斜め、どの列をとっても合計が「15」になるように数字を配置するというルールです。
▲このようなイメージです
▲高校生や大人(小学校の教頭先生含む)に質問しながらマスを埋めます
▲答え合わせ中・・・合っているかな?
あっという間に中休みの20分間が終了しました。
児童のみなさん、楽しんでもらえたでしょうか?
最後に、この取り組みについて高校生のみなさんに振り返りをしてもらいました。
〇活動の満足度
5段階評価で平均4.75(5が「大満足」)
〇小学生が活動や交流を楽しんでいると感じたか
5段階評価で平均5(5が「非常に楽しんでいると感じる」)
〇学びや発見
・小学生とのコミュニケーションのコツをつかんだ:100%
・より良い準備の仕方を学べた:75%
〇自由記述より抜粋
小学生と交流できる体験はとても良いと思いました。高校側の人数がもっと多ければ、規模を拡大してさらに交流を深められるのではないかと思います。
次回の小高連携は11月7日です。
児童のみなさん、次回も高校生と一緒に楽しく学びましょう!
3カ月ぶりの再会!『池守ストラップ』作成|2年次選択・ライフデザイン
〈キンチョー×スマイル〉
3ヶ月ぶりの再会を果たしたのは、ライフデザイン(池高の選択科目)の生徒と中札内高等養護学校幕別分校の生徒でした。
3ヶ月前に一緒に森に入って白樺の木を切り倒して、その丸太から樹皮を剥がして、『池守ストラップ』という商品を作るために再会しました。
池高生チームが幕別分校チームに教えながら……という流れ。キンチョーします。説明もうまくできません。残る手段は、スマイル!
1時間ちょっとの作業時間(交流)だったけど、積極的に会話を交わさずとも、そこは同じ空間で同じ作業をする仲間です。言葉以上の交流ができたんじゃないかなぁ。
幕別分校の先生方も生徒に負けじと、まん丸作業に取り組んでいたのが印象的でした。
池高から幕別分校へのプレゼント(ストラップの仕上げという名の宿題)も渡してきました。
出来上がりが楽しみです♪
▲「指も削れちゃう」と心のなかで叫びながら、まん丸になるまで削る!ストラップにつける球体になるまで、ちいさな木のブロックをひたすら削ります。(通常は1時間ほどかかるそう)!
▲削った白樺の球体を、アメジストやヒスイと一緒にストラップにくっつけます。別チームはPOP作り。幕別分校のみんなはアプリを使いこなして、それぞれ個性の光ったデザインで制作!
▲こもれびこぼれて秋高し
公園が美術教室|2年次選択・美術表現
秋の気配の中
夏休み明けの美術の時間。
今学期も帯広を拠点に活動する画家、佐藤真康先生が講師として池高生たちに美術の楽しみ方を伝えに来てくれました。
今日は教室を抜け出して、外へ飛び出しました!向かった先は……
北海道の原生樹木が現存する、学校隣の公園。
十勝の9月は、日中の気温は高めとはいえ、もうすっかり秋の気配に包まれています(朝晩の気温は15℃前後)。
池高生たちも秋の気配に誘われて、爽やかな気分で画板に向かっていました。
来週はマイボトルと虫除けスプレーは必須だということがわかった授業なのでした!
▲芝生のグラウンドを突っ切って、原生の森へ!
▲木立のトンネルは、いつ来ても気持ちがいいです
▲パークゴルフのグラウンドを見渡しながら
▲さらにイメージを膨らませるために、森を散策
▲森のあちこちで笑い声が?リスたちが池高生に笑いかけていました(見上げた先にリス)♪
2年次保健 「池田町下水道管理センター」を見学
10/27(月)の2年の保健で、地元池田町の下水道管理センターを見学させていただきました。
今回は「ごみの処理と上下水道について」の学習テーマのもと、池田町役場や施設担当の皆様にご協力いただきました。
はじめは、町から集められた下水や汚泥が段階的に処理されていく過程を見せていただきました。
強烈なにおいや濁った水など、五感に入る刺激は大きかったですが、自分たちの生活排水がどのように処理されるかを深く学習することが出来ました。
後半では、管理室や処理水の実験室などを見学しました。
化学薬品で下水を処理していると考えている生徒も多かったですが、実際は微生物の力を使っていることなど新しい発見もたくさんありました。
今回の施設見学で、上下水道のシステム理解し、ごみの分別の重要性をより再認識することが出来ました。
また、微生物など動植物と共存していることや、循環した社会の中で生活していることなど、自分たちの立場を考える機会となりました。
ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
地域みらい留学オンライン説明会に向けて|課外活動
8月某日
池田高校は、昨年から地域みらい留学制度に参画しています。
そして本年度、2名の留学生が本州からやってきてくれました。
地域みらい留学は、地元以外の高校に進学できるという制度です。
その範囲は日本全国。
説明会も開催されています。東京や大阪などで行われる対面の説明会と、オンライン上での画面越しの説明会です。
そのオンライン説明会に3人の池高生たち(地元生2年と留学生ふたり)が登壇しました。
与えられたテーマは、地域との関わり。
池高生が発信するテーマは「今の姿をそのまま見せる」でした。
地域の方たちとの関わりや学校生活の悩みなど、包み隠さず明るく楽しそうな様子を全国に届けられました。
▲事前の打ち合わせでは、当日の画面に出てこない池高生の姿もありました。
▲発表の最後の締めは、全国(画面)に向かって「池高にカンパイ!」お茶でね♪
藍染した羊毛でコースター織り|3年次選択・羊と織物
先日、体験した藍染した羊毛ができあがりました。
↓その様子はコチラ
ここから、数回の授業でコースターを作ります。
生葉染めなので、濃い藍というよりも、綺麗な空色です。
織り機の準備も手慣れてきました。
▲くるくるまいて・・・
織り機にセットし、今回は一定に織ります。
サンタさんに比べて、模様がないと簡単に見えますよね?
ところが、今回は両端を切らないので、力加減や出来がわかりやすく出るのです!
▲サクサク織ってました。上手!
あっと言う間に織り機部分が完成。
ほどけないように、両端を結ぶ処理をしていきます。
そして、余分な部分はカット。
できあがり!!
糸の関係でたっぷりの面積のコースターができました。
お家の招き猫の座布団として使っているよ、なんて先輩の声も聞こえてきます。
この授業も半年。大分織り機の使い方も慣れてきました。
最後の機織り機の大仕事は「マフラー」。
寒くなる頃には、できあがりそうです。
楽しみです♪
池田町の実例から知る防災授業|2年次
本日(10月7日)は、池田町役場の情報防災係の佐藤係長と清水さん(昨年度池高卒業生!)にきていただき、防災に関する授業をしていただきました。
▲お忙しいなか、ありがとうございます!
災害といっても、日本には様々なリスクがあります。
地震、水害、津波…。
なかでも、水害は近年の平均気温の上昇のせいでおこっているとのこと。
先日も、浦幌で線状降水帯が発生して被害を受けたりと、他人事ではありません。
池田町で大きな災害リスクは「地震」と「水害」。
災害は地形によっても深く影響を受けるなぁと改めて感じます。
1箇所だけで何かが起こるのではなく、地形と気候と様々な要因が重なって起こる「結果」。
H28年の十勝川はあと5cmで氾濫だったと聞くと怖くなってきます。
出席している生徒の住んでいる町に合わせたリスク、などを詳しく説明してくださいました。
▲(心の声)え、うちやばいじゃん・・・
この水害リスクのなか、現在池田町で進められている工事について教えてくださいました。
「この場所には、2メートルくらいの丘を作っている。42,000平方メートルの土地。利別地区や川合地区の住民が逃げ遅れたら、この丘で待機していれば、救助される。ただ、本当にただの丘。車500台は大丈夫。ただ、本当に緊急用だから、そのような状況になる前に対処してほしい」
▲JAスタンドの斜め向かいの土地です
次に見学したのは、「池田排水機場」。ここが池田で一番低い場所。
先程の座学でもあった、「バックウォーター」対策として、逆流の可能性があるときに樋門(ひもん)を閉め、ポンプで隣の川に排水します。
▲樋門で対策できるのも、北海道ならではだそうです。
最後に見学したのは、避難路の整備予定地です。
利別大橋そのものは、流木が引っかかりにくく、橋桁が横方向に分割されているため、水害に強い構造になっています。
しかし、橋を渡った先の池田小学校付近は、伊藤川の氾濫時に池田高校方面へ避難できなくなる可能性が高いそうです。
そのため、利別大橋を渡ったのち、堤防沿いを南下した先にある下水処理場前の道路をかさ上げし、ワイン城方面へ避難できるようにする計画が進められています。
▲今立っている道路数百メートル分を垂直に2メートル高くする計画です。
座学と現地見学によって、私達がいまいる場所のリスクや災害時の想像が少しだけ明瞭になった気がします。
来週は、2年次生全員で、千代田堰堤の実地見学です。
3年次 時事問題研究 高校生議会に向けて(事前学習)池田町をより良い町にするために
高校生議会に向けて事前学習に取り組むため時事問題研究選択者5名で池田町役場へ伺いました。
今年で第12回目を迎えます。今まで多くの生徒が池田町を住みやすい町にしていくために自らの考えを一般質問を作成し、議会で町長や教育長に質問してまいりました。今年も5名の生徒が池田町の課題を様々な視点で考察・分析を通して、高校生の視点で政策提案をします。
▼初めに池田町長より池田町の現状や課題について説明がありました。
課題を挙げながら解決策をあらゆる視点で考察し、町の強みを生かしながら住み続けたいまちづくりを町全体での取り組みについて話を聞くことが出来ました。
▼生徒からも質問がありました。
池田高校と池田町と連携した授業を増やすことについての質問や鹿児島県の自治体の事例を挙げてその町に住む住民が自分の町のPR動画をその町の住民向けに作成することについての感想を求めるなど積極的に質問する場面も見られました。
質問に対して丁寧なご回答ありがとうございました。
▼一般質問・意見書作成に向けて留意事項の説明がありました。
一般質問は町(町長、教育長)への質問、意見書は国や道への要望です。
構造は事実(問題状況)→分析(事実から言えること)→主張(=言いたいこと)です。これから政策提案型一般質問(意見書)を考え、悩みながら作成していきます。
〔留意すべき事項〕
・”質問であること”→ お願いの形ではいけません。
・データについて出典は明確にすること→根拠を明瞭に。
・類似の例を書くと効果的→説得力が増します。
最後に写真にはありませんが、議場を見学し、確認することが出来ました。身近な地域について自分事として考え、地方自治を自ら参画する貴重な機会となります。高校生議会は来年の1月28日に開催されます。その日を迎えるまで悩み、考えることもたくさんあると思いますが、学びの機会、成長の機会になると考えています。
池田町長、池田町議会事務局の職員の皆様、お忙しい中、事前学習のためにご協力いただき感謝申し上げます。今後とも授業での様々な場面でのご協力・ご支援のほど宜しくお願い致します。
ヴァイオリン授業始まりました|2・3年次選択・演奏研究
「演奏研究」の後期授業で、「ヴァイオリン」の授業が始まりました。
総合学科に転換してから続く、18年目のこちらの講座。引き続き、講師の牧野先生にお世話になります。
感謝申し上げます。
2年次生、3年次生合同の授業です。
一人一台のヴァイオリン。半年間同じ楽器で練習をします。
▲ちょっと恐る恐る触ります
楽器の扱い方は基本から。
どこを持つのか、どこに置くのか。
弓を持つ手は影絵のキツネさんからのアレンジ…など。
▲肩と顎で支えると、基本ポーズまであと少し!
▲弓を張る強さ、持ち方、力加減など基本から。
▲1台ずつ、先生がチューニングをしてくれます。
基本ができたところで、音をだします!
角度や力加減、なかなか難しいところが多いかと思います。
きっと半年後には素敵な奏でを聞かせてくれることでしょう♪
冬のイベントに向けて準備中|2年次選択・ライフデザイン
8月某日
冬のイベント11月開催を目指して、「具体的な内容をカタチにしてみよう」という今回の授業。
自分たちのアイデアを、自分たちの手とアタマを使って、まずはやってみます。やってみないとわからない精神でやっているので、アイデアにどんどん磨きがかかります。
ライフデザインの授業は、そんな授業です。
▲森林教育に力を入れている授業。ドミノ、積み木……
▲外部講師の先生たちも、高校生たちの〝アタマ〟を応援しています。
▲割り箸と輪ゴムといえば……
冬のイベントに向けて、準備を整えていきます!
今年もぶどう収穫を行いました|科学と人間生活・1年次
10月6日 午前
本日は「科学と人間生活」の授業の一環として、ワイン城横の畑でワイン用ブドウの収穫体験を行いました。
現地では、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所製造課長の東様より収穫方法についてご説明いただきました。
・収穫する品種は「清舞(きよまい)」です。
・試食しながら収穫しても構いませんが、少し酸味があります。
・赤や緑色の粒はすっぱいため除いてください。
・見た目がきれいな粒を収穫してください。
▲収穫の様子 担当の先生も収穫に参加
この日は、約80キログラムのブドウを収穫しました。
収穫後は、枝と実を分ける「除梗(じょこう)作業」を行い、さらに水洗いをしてから圧搾機にブドウを投入し、ジュースを絞り出しました。
ジュースの圧搾作業は、みんなで協力して行い、達成感のある体験となりました。
搾りたてのジュースを飲んだ生徒からは、「最高!」という声も。
「最初に甘みが来て、すぐに酸味が追いかけてくる。混ざり合って素晴らしいハーモニーを生んでいると思います」と、味の変化とバランスを楽しむ感想も聞かれました。
また、「池田町のワインについて理解が深まりました」との感想もありました。
地域の産業や文化への関心を高める機会になったようです。
響く歌声とみんなの笑顔|1年次・音楽Ⅰ
9月30日で前期の授業が終了する池田高校。
今日は1年次生の音楽の授業で、成果発表会となるミニコンサートが行われました。
発表会前の最終調整中に潜入!
▲まだ緊張はみられません!
▲本番前の最後のパート練習
▲本番直前。あれ‥時間になっても観客が二人・・・
合唱曲「大切なもの」
▲人数が少ないながらも、三部のきれいな歌声が響き渡ります♪
歌が終わった頃に、校長先生たちが4階までダッシュで駆け上がってきました!
なんと、ここでアンコール!!
2番だけのショートバージョンを披露してくれました。
▲最後に歌声を聞いたみんなで一言ずつ感想を。
こういうところが温かい学校だなと感じました。
素敵な歌声とみんなの笑顔が響いた素敵な時間でした♪
秋の味覚♪トウキビとサツマイモとお抹茶|3年次選択・フードデザイン
十勝ではたくさんの作物の収穫真っ最中!
本日のフードデザインの調理実習は、そんな秋の味覚を使ったメニューです。
・コーンポタージュ
・和風スイートポテト
・抹茶
です。
コーンポタージュは、よりトウキビの味がでるように、今回は芯を煮出した汁も使います。
▲身をとり、芯も煮出します
▲他の材料とともにミキサーへ
和風スイートポテトは、味はスイートポテト、見た目は芋きんとんみたいな可愛らしい見た目です。自分で抹茶をたてる経験が初めての生徒もいたようです。
▲熱々の茹でたさつまいもの皮を丁寧に剥きます(熱いです!!)
▲教頭先生も見にきました。「がんばってるかーい?」
▲抹茶どれくらいいれる!?ちょっと高揚した声が聞こえてきます
抹茶を上手に泡立てるには、手首のスナップが大切。
「うまく泡立たなかったら、自分は表千家ってことにしましょうー!」と先生のフォロー。
泡立てるのは裏千家だったのね!私も勉強になりました。
▲上手にできました♪
秋の木漏れ日を感じるような一枚が撮れました。
フードデザイン×工芸のコラボ授業(色付け)|2・3年次選択・フードデザイン&工芸基礎
数カ月前に器を作るところからはじめたこの授業の今回は、色付けのダイジェストです。
最初の様子はこちら
フードデザイン×工芸のコラボ授業|2・3年次選択・フードデザイン&工芸基礎
一緒に器を作り、池高の電気釜で焼きます。
▲before→after。色も変わりますね。
工芸チームが釉薬をつけます。
▲電気釜で焼き、完成!!
思った色になったりならなかったり。
底が割れて汁物はいれられないようだったり…
最後できるまでわからない焼き物の世界を感じることができました。
最終回はいよいよ、調理実習をしてこの器でご飯!
お楽しみに!