池高日誌

池高日誌

卒業生から学ぶ!生の声(前編 就職編)|1年次(産業社会と人間)・2年次(総合探究)

2月26日、卒業式間近。

 

この日の午後は、池田高校の3年次生と卒業生による進路講話です。

 

講師は6名。

 

1年次生にとっては、これから高校生活をどう有意義に過ごすか

2年次生にとっては、進路を決める時、決めた後どうしたのか

という貴重な生の声が聞けるチャンスです。

 

池高生は、就職希望者と進学希望者が約半数ずつ。いろんな進路に進む生徒が多い分、悩む幅も広い気がします。

 

同じように悩み、進路を決めていった先輩は身近な存在です。

 

 

 

■就職

 

八重柏光希さん。北海道旅客鉄道株式会社に就職。

 

昔から電車が好きで、探究活動も興味がある「交通」分野に。池田町の高校生議会でも、あいバスについての提言を行っていました。

 

高校時代には、JR北海道へインターンシップに4回参加。

資格は、検定試験は積極的に受講。自分の能力を証明するためにも有意義であったと感じていたそうです。

 

吹奏楽部でも活躍し、周りを見ながら自分の役割を果たす力がついた、自分の長所を増やすことができたと言います。

 

池田高校では、様々な体験の機会があります。そのうえで、「単に参加するのではなく、自分がそこで何をするか」を意識していたそうです。

 

昔から好きだった鉄道の仕事に就けるので、働いたら周りから信頼され、頼りにされる人を目指したい、と力強く話してくれました。

 

  

石黒 美桜さん 藤森商会(インデアン)に就職

 

 

 

石黒さんは、3年の夏休みまでなかなか受けたい就職先がみつからず苦労していたそうです。

 

得意なことを仕事にする、は難しかったため、普段から褒められる自分の長所は何かな?という観点から自己分析を深めていきました。

 

周りの友人や先生に相談しながら、自分は「初対面の人と笑顔で接することができる」ことが長所と気づき、職場選びを接客や飲食店に絞ります。

 

また、身体がそれほど強くないので、通勤時間は短い方が良いのではと思い、研究を深めました。

 

そこで気になったのが藤森商会(インデアン)。

応募前に職場見学に行き、そこで自分の雰囲気に合うことを確信し、面接を受けることを決めました。

 

高校時代の課題研究では、池田町を盛り上げるにはどうしたらいいか、というテーマでグループで活動。複数回のイベントで、いろいろな人と関わる時に、自分は何をすべきか、を考えて行動していたと言います。

 

資格は、簿記2級を取得。就職時の面接でも資格について聞かれたようです。石黒さんは、資格を取得することで、自分ができる仕事の幅が広がるので、是非取得するべき、と後輩に伝えていました。

 

 

遠藤 翔吾 さん(池田町役場 ‘20 年度卒業生)

 

 

 

就職の部、最後は現在22歳になる遠藤さんのお話です。

 

遠藤さんは、池田高校在学中に公務員を目指すものの、現役時代は合格ならず。

公務員の専門学校で勉強をしながら試験を受験。そこで、えりも町役場に就職します。

 

念願の公務員になれたものの、想像していた業務とはかなり違ったそうです。

 

 

遠藤さんが想像していたのは、窓口業務が主で、人と話すのが好きな自分に向いている仕事。ところが実際は9割がデスクワークでPCとにらめっこ。ほんの少しが窓口業務。

 

2年間勤めますが、転職することを決めます。

そしてなんと、池田町役場の試験に合格しました。

 

えりも町と同じような部署かと思いきや、配属されたのは池田町のワインの営業。

今までの経歴とは全く関係ない職場に配属され、しかも苦手なワイン。

何度もワインを飲み、思いを知り、触れていくうちに今ではすっかりワインが好きになったそうです。

 

 

#圧倒的話力で惹きつけられる生徒たち

 

 

社会人として、「素直に謝ることが大切」と力説。

飲み会が非常に多い職場だそうで、遅刻してしまったこともあるそう。

そんな時、言い訳をせずにまず謝罪。

聞かれたら理由を答える。

 

「わからないことは素直に聞くこと」も大切だと、自分の経験談からの本音が生徒たちに響いているようでした。

 

 

#メモがびっしり

 

長くなるので今回はここまで。次回「進学編」も是非御覧ください。

卒業式

3/1 午前

 

令和6年度 第76回卒業証書授与式が行われました。

池田高校で過ごす最後の日となります。

 

■卒業式開始前の様子

#担任の先生とのやり取りも今日で最後です・・・ 

 

■卒業生入場 

 

■ファンファーレ(池田高校の特色)

 

■卒業証書授与

 

■送辞

#現生徒会長から、卒業生に向けて感謝の言葉を送ります。

 

■答辞

#前生徒会長から、在校生と保護者に向けて3年間の思いを伝えました。

 

■校歌斉唱

#全校生徒で歌う最後の校歌です。 

 

■卒業生退場

 

 

■最後のHR

#言葉に詰まる場面も・・・

 

高校生活の終わりとともに、皆さんは新たなステージへと進むスタートラインに立っています。

これからの道のりには、良いこともあれば困難なこともあるでしょう。

いつでも池田高校に顔を出してください。

卒業式予行|全校生徒

2/28、卒業式予行が行われました。

 

・表彰伝達

・卒業式予行

・(3年次生)同窓会入会式

・(3年次生)年次集会

 

の様子をお伝えします。

 

 

■表彰伝達

 

#誇れる成果です

 

■卒業式予行

 

 

 

■同窓会入会式

 

 

■3年次集会(最後の学年集会)

 

#ありがたーい、先生たちからのメッセージ。

 

岸部先生が作ってくれた、3年間のスライドショー、思い出の8分

 

#みんないい顔しているね

 

いよいよ明日(3/1)は、卒業式です。

思いを届けるってこと|1年次(産業社会と人間)・2年次(総合探究)

2025年

日本におけるラジオの歴史は、100年。十勝におけるラジオの歴史は、31年。

 

十勝の放送局FM JAGA(たぶんジャガイモのジャガ)は、地元のみなさんに愛されている帯広市周辺の地域限定ラジオ。そのFM JAGAのトップDJが、池田高校にやってきました。

 

栗谷昌宏さん。

この日、トップDJの講義をライブで聴くのは、50数名の池高1、2年の生徒と先生たち。

原稿はありません。ぶっつけ本番!栗谷さんと生徒の間で繰り広げられる100分一本勝負!

 

開始早々、栗谷さんは自分の心の声を言葉にして伝えます。

「(挨拶の反応を見て)……不安です、緊張してます!」

 

それでも生徒たちの表情は変わりません。つまらないのかな、興味ないのかな……ますます栗谷さんの心の声は大きくなります。あの手この手で生徒たちの感情に揺さぶりをかけます。20分を過ぎた頃、生徒たちの中からクスッという笑い声が漏れてきました。表情も柔らかくなりはじめました。そうなんです、生徒たちも緊張していたんですね。

 

100分をフルに使って、栗谷さんは生徒たちに投げかけてくれました。

そんな栗谷さんの言葉の数々を、写真と共にふりかえってみましょう。

 

 「緊張はわるいことじゃない。緊張したという経験と練習の積み重ねが大事なんだ」

 

 

「伝達(発信)には、情報と感情のふたつがあるんだよ」

 

  

「発信が大事。そのためには感情が必要なんだ」

 

「いつものその挨拶(発信)、ただの合図(情報)になってない?」

 

  

「生徒のメモを、プロの声で朗読中」

 

 

「好きなものは料理と筋トレ」と、自慢の写真を特別公開!

 

 

「相手を不安にさせない伝え方」を習得中。

 

 

「仲良くなりたいから、一生懸命に伝えようとするんだ」

 

  

「ペアワークの熱い空気感には感動しました。再会を楽しみにしています!」by DJ栗谷

 

「バイバイッ!」と、ラジオ番組の合言葉♪

 

栗谷さんの声は、日曜日以外は毎日聴けます。

FM JAGA チェケラ!

 

『十勝魂778!!』(月〜木16:00〜18:00)

エンタテインメントにマニアックなスパイスで十勝を熱く燃やす120分!

 

栗谷さん、ありがとうございました。

また来校してください!

お兄さんお姉さんとゲームで交流しよう!|2年次選択・英語探究(小高連携・池小)

池田小学校の中休みに、池田高校生が授業でお邪魔するコラボ企画。

 

受け入れにご協力いただき、心より感謝申し上げます。

 

 

今回は、2年次生で「英語探究」の授業を選択している生徒たちが伺いました。

 

 

#中休みだーー!

 

 

 #今日も一緒に遊んでみよう!よろしくね!

 

英語探究の授業の中で実施していますが、小学生低学年に英語は難しいかな?ということで、まずは「ハンカチ落とし」。

 

 

#「鬼やりたい人ー!」「はーい!!!」残像が見えるほど本気モード!

 

そして、こちらは「IPPEIクイズ(英語で言ってみよう)」。

高学年の子どもたちが夢中になってクイズに答えます。

 

#「木」で「Treeです!」「正解!!」

 

ABCダンスをしてみよう!

 

 

ちょっと時間がなかったけれど、「アルファベット線つなぎ」問題を欲しいこどもたちにプレゼント

 

#「難しいやつやりたーい!」

 

声を張って、進行を頑張った生徒。

準備をしてきたけれど、恥ずかしくて力を発揮できなかった生徒。

経験を重ねて慣れてきた生徒。

 

いろんな場面が見受けられました。

 

座学や筆記テストだけでは培えない、いろいろな力に気づき磨くチャンスをいただいております。

 

池田高校生にたくさんの貴重な機会を与えてくださったことに感謝申し上げます。

 

 

まずは、2024年度ありがとうございました。

そして、来年度またお互いに良い機会にできましたら幸いです。

 

これからもよろしくお願いいたします!

池田保育園で保育実習「お楽しみ会」|2年次選択・保育基礎

2年次の生徒7名が、池田保育園で実習をさせていただきました。

  

池田町内の保育園・幼稚園で行う実習は今年度5回目。

座学で学び、現場で実践!

この1年間の集大成を発揮できるでしょうか。

 

本日のプログラムや、必要なもの、目的などの要項も授業の中で生徒が作成。

#保育基礎 総務担当 江森さん、椿さん、松田さんが作成

 

 

必要なものを準備して…

 

さあ、本番です!

自己紹介をして、

 

 

これから行う遊びをデモンストレーション

 

 

だるまさんが転んだをしたり…

 

#鬼がだれかわかりやすいように、手作りのお面を被ります

 

借り物・借り人競争をしたり。

 

 

途中、園児の様子から、臨機応変に運用を変更。

 

 

2つのグループに分かれて、ハンカチ落とし

 

#みんなー!目をつぶってねー!

 

最後に、園児のみんなに手作りのプレゼントです。

 

#きれいな色紙3枚を使った、コマです!

 

早速子どもたちが遊んでくれました

 

#好きな色もらったんだよ!と誇らしげに見せてくれる子どももいました!

 

帰るときには、たくさんのお友達がハイタッチをしたり、抱きついたり、喜びを表現してくれました。

 

#ばいばーい!

 

段取りやシミュレーションをして、練習してきたものの、うまくいかないところもありました。

 

想定外に時間がかかったり、上手く伝わっていないところもありました。

 

そんな中、保育園の担任の先生も池田高校の先生も手を出さずに1時間半やり遂げました。

(もちろん、安全面の部分でずっと見守っていました)

 

臨機応援に声がけができた生徒、どうしていいかわからなかった生徒、全てが学びになったと思います。

 

貴重な機会を作ってくださった、池田保育園の皆様に改めて御礼申し上げます。

子どもたちの成長を見守ってくださり、本当にありがとうございます。

カナダ派遣報告会(池田中学校で実施)|課外活動

2月21日  午後

 

これまで、カナダ派遣報告会を池田町役場や池田高校で行ってきました。

これらの報告会では、派遣された生徒たちがカナダでの経験や学びを発表し、多くの方々に関心を持っていただきました。

今回は、池田中学校の1・2年生に向けての報告会です。

中学生たちにとっても、カナダでの体験談を聞くことで、将来の留学や国際交流に対する関心が高まる内容でした。

 

 

#報告前の様子

 

#この派遣事業について田中先生から説明

 

#報告の様子

 

#クイズの様子

 

#景品授与

 

#質問タイム(多くの質問がでました)とお礼の言葉

 

報告会は1時間弱でしたが、高校生、中学生ともに非常に有意義な時間を過ごすことができました。

この報告会の実施に際しまして、中学校の皆様には大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。

今後も様々な場面で中高連携を深めていきたいと考えております。

白樺アイスを作ってみよう!|2年次選択・ライフデザイン

「あみちゃん(池田高校魅力化推進員)、アイス作るよ!」といきなり呼ばれた私。

 

またまた、面白い授業だ!これは取材せねば!

 

と5分後に開始の授業にお邪魔。

 

 

この日の授業は、「白樺樹液を使ってアイスクリームを作ってみよう!」というもの。

 

・牛乳+白樺樹液

・ヨーグルト+白樺レモネード(当授業商品化商品)

 

#レモネードシロップは、大さじ3杯くらいいれました

 

の2つでアイスクリームを作ってみました。

 

ポイントは、「砂糖等の甘みをいれない」こと。

果たして、このシンプルな材料でどんな味になるのでしょうか?

 

ということで、お外にGO!

 

きれいな雪を求め、校舎のまわりをうろうろします。

 

#雪の上でピース(私はその雪の上には乗れませんでした(重くて笑))

 

雪をいれて、シャカシャカ…!!

 

#うぉぉぉぉぉー!!!

 

 

#年中ビーサン裸足のかっくんも見に来ました

 

 

#先生もしゃかしゃかしゃか・・・!!

 

アイス作りでの学びは、「塩いれるとすごく冷える」こと。

 

この寒い中、早くアイスができてくれ〜〜というときに、塩をいれると超加速!

「塩すごい!」「塩信者!」とよくわからない尊敬の念が湧いてきます。

  

さて、無事にできたところで、試食タイム♪

  

#ちゃんと固まりましたね♪

 

甘みを白樺樹液だけにすると、どんなお味でしょう?

 

このひまりちゃんの表情を御覧ください

 

#うぅ…

 

アイスなのに、ちょっと苦くなるという。

苦悶の表情。

 

味がわかったところで、甘みを足します!

生クリームとチョコをトッピング。

 

#俺にも生クリームをー!!

 

 

先生チームは、「白樺レモネード」を追加でかけていました。

 

#牛乳はギルティーフリー!

 

ちなみに、私が作らせてもらった「ヨーグルト+白樺レモネード」はそのままでもとても美味しかったです♪

 

白樺樹液の糖度をはかったところ、1ちょいの数字。

 

#覗くと、メモリが読み取れるのです

 

コーヒーの水として使うと、天然の甘みを感じる白樺樹液。

アイスに使っても甘くならないことがわかりました。

 

体験から学ぶ!今日もライフデザインの授業は学びがたくさんでした!

 

#軍手はストーブで乾燥。冬ならではですね。

救命救急講習を行いました|1年次・保健

2月3日(月) 午前

 

1年次保健の授業で池田消防署のご協力のもと、「救命講習」を受講しました。

 

この授業の目的は

・生徒たちが緊急時に適切な対応ができるようになるための知識と技術を身につける

・心肺蘇生やAEDを使用することで、救命の可能性が大幅に高まることを知る

です。

 

#応急手当について説明を聞きます

 

講習では、生徒たちは以下のような具体的な体験をしました。

 

・AEDの使用

生徒たちはAEDの電極パッドを正しい位置に貼り付け、音声ガイドに従ってショックを与える手順を練習しました。

ある生徒は、「最初は緊張したけど、音声ガイドがあるので安心して操作できた」と話していました。

 

・心肺蘇生法(CPR)

胸骨圧迫の際には、適切な力加減を学ぶために、実際に人形の胸を押す練習をしました。

「胸骨圧迫でこんなに押して大丈夫か心配だった」という感想がありましたが、講師から「しっかりと押すことが重要」との説明がありました。

 

・人工呼吸

人工呼吸の練習では、息を吹き込む際のコツを学びました。

「人工呼吸で意外と息が入らなくて難しかった」という生徒もいましたが、練習することで徐々にコツを掴んでいました。

 

応急手当の技術を学ぶことで、生徒たちは自信を持って緊急時に対応できるようになります。

実践的な学びを通じて、生徒たちの安全意識と対応力を高めていきたいと思います。

 

カナダ留学校内発表会|課外活動

1月30日

 

池田高校の全校生徒向けに、カナダ留学の報告会が行われました。

 

 

・小学校や高校での交流の様子

・カナダのまち歩き様子や気づき

・トラブルへの対応など

・日本と違う文化で気づいたこと

 

などが報告されました。

 

 

#全校生徒向けの、カナダクイズも実施

 

留学に行っていない生徒でも、カナダのことが少し身近に感じたのではないでしょうか。

 

来年度はどんな交流や報告がされるのかが楽しみです。

学びをイベントで発揮!イケザニア開催|2年次・総合探究

池田高校の2年次が5日間10コマにわたり、「森林」をテーマに3つの班に分かれてミニ探究活動の総まとめがおこなわれました。

 

過去の活動についてはこちらから↓↓

 

池田町の「森林」でフィールドワーク・商品開発・遊び場作り|2年次・課題研究(総合探究)

現場を見て考えて実行する!「フィールドワーク」|2年次・課題研究(総合探究)

森と寒さの中のフィールドワーク|2年次・総合探究(ミニ探究活動)

 

さぁ、気になる「イケザニア」という単語。

 

現場を見ていただいた方が早いですね。

 

■3班(フィールドワーク、商品開発・企画、遊び場づくり)から発表

まずは、3つにわかれた活動のなかから、代表者がそれぞれの活動で学んだこと、探究活動のタネをそれぞれ発表しました。

 

遊び場作りチーム

 

▲遊休地の活用方法を考え、遊び場を実践した振り返り

 

フィールドワークチーム

 

▲間伐材を使った活用方法が模索できそう

▲体験を絵本にすると、多くの人に興味をもってもらえるのでは?

 

商品開発・企画チーム

 

▲白樺樹液を使った蒸しパンの開発。池田町の特産品を使って新商品開発してみたい

  

発表後、それぞれのチームの講師からコメントがありました。

 

  

「3回の活動でしたが、次に繋げられる振り返りがしっかりできている」

「キレイ事を言うだけの人もいるが、みんなはアイデアについて実行できていた」

「アクシデントがあったが、それをどう乗り越えるかが大切」

 

など、生徒たちの行動について大人もたくさんの気づきがあったようです。

 

  

■イケザニア開始!

 

今回の「イケザニア」は、遊び場や商品開発・企画チームが考えて試作したものを、学年全体で体験するというものです。池田で楽しいイベントができないかな?木の間伐材活用方法がないかな?と考えた結果をカタチにしたイベントです。

 

ポイント8点貯まると飲み物とポップコーン、10点貯まるとご褒美があります♪

 

生徒たちは、前半と後半チームに分かれ、運営とイベント参加と両方楽しむことができます!

 

・見る目ありなしゲーム!

くじで選んだ木の長さを、目視のみで当てるよ!

 

▲ピタリ賞の猛者もいました!

 

・池ボーリング

ボールを転がして、たくさんの枝を倒してみよう!

 

▲木の倒れ方はボーリングとは違うので意外に難しい!

 

・池モルック

小枝を投げて、意中の場所にいれよう!

 

▲小枝によって、バウンドの仕方が変わるので難しい!

▲初期は、的は池田町のカタチをしていたそうです♪

 

▲点数はいったー!!

 

・たてよこ木積

木のサイコロを振り、指示に合わせて木を積む

 

▲後半の縦4は高難易度指示です

  

▲さぁ、この次積めますか?(笑顔)

 

 

・飲食ゾーン

特典を重ねると、ご褒美に飲み物とポップコーンが食べられます!

 

▲ご褒美第一号です♪

 

▲こんなに選べるの!?やったー!(思わず前髪もあげちゃう)

 

■まとめ

歓声や悲鳴、笑い声で大盛りあがりのイケザニア。

最後にまとめです。

 

今回の5回にわたる、テーマ「森林」のミニ探究。構想から実現まで3年ほどの年月がかかっていました。

 

大人側も、どうやったら高校生のみんなが楽しく、学びを得られるかを探究しています。

正解はわかりません。一緒につくりあげていく、背中で見せる授業だったなと思います。

 

今回、特に人気が高かった「たてよこ木積」を考えた武智くん。

 

「たくさんの人に楽しんでもらえて良かった」と感想をくれました。

 

この材料を提供してくださった、池田町の山本さんは、

「このみんなが楽しんでいた積み木は、森林組合で規格外で販売できなくて譲り受けたものを、別件で使って細かくしたさらに余りものみたいなものです。

使われなくて置いてあったものを、みんなが歓声あがるくらい楽しんでいた。

 

森が身近になるといいなと思って活動していますが、まずはこうして「木に触れること」「楽しんでもらうこと」が、これからを考えてもらう第一歩になるのかなと思いました。」とお話していました。

 

最後に、生徒代表として及川くんが、「たくさんの方に協力していただき、池田町をより深く知ることができました。この時間で学んだことを活かして、3年次の探究活動につなげていきたいです。本当にありがとうございました。」とお礼を述べました。

  

地域の皆様にたくさんのご協力をいただいていることを感謝申し上げます。 

町長へカナダ姉妹校交流報告|課外活動

1月28日

 

カナダのペンティクトン市へ短期留学に行った生徒たちの報告の機会をいただきました。

 

#留学を終えて、たくましくなった生徒たち

 

カナダの学生との交流の様子や、現地で触れて感じた体験など、それぞれの目線で報告を行いました。

 

#笑いも交えながら、交流の様子や、気づきなどをお伝えしました

 

町長からは、「たくさんの経験をし、学んだことが伝わってきた。その経験を多くの人に伝えてほしい」との言葉がありました。

 

 

今年は、池田高校での報告に加え、池田中学校でも報告会を行います。

 

たくさんいただいたご支援で得た経験を、多くの人に伝えていきます。

最後の掃除|3年次・LHR

3年間過ごした高校の校舎。3年間、毎日クラス全員で掃除をしてきました。


登下校の通学路、清見坂を登りきったところに高校があって……チャイムが鳴る前に校門から玄関まで歩いて靴を履き替えると、生徒ホールで先生に出迎えられて……廊下から階段を上がって、クラスメイトが待つ教室へ。


掃除をする生徒を写した写真の中に、3年間の感謝の様子が詰まっています。

ぜひ、最後の掃除をご覧ください。

 

 

#笑顔と黒板      #ごみ捨てとピース

 

 

#笑顔、笑顔、笑顔

 

#教室の掲示板1      #教室の掲示板2

 

 

#モップガール

 


#教壇      #バケツ

 

#よーいどん

 

#笑顔と集中

 

#掃除のおわりを待つ机と掃除道具      #最後のそうじの終わり

 

 

#先生と生徒

 

#「出欠をとります……」

人生とお金について体感してみよう!|2年次・家庭総合

今日の授業はなんだかざわざわ…

 

「くじを引いて座ってくださーい!」

 

今日のテーマは「経済的自立について考える」です。

『カードゲーム』を使って、グループワークをします。

 

 

2年次生は、進路に直面している時期ですね。

卒業したあとのこと、卒業したあとの進路、20代、30代の人生設計ってみえてきていますか?

 

今日の50分の授業では、20代・30代のお金に関わる話をゲームで体験します。

 

池田高校の家庭総合バージョンです。

まずは、20代。

・収入は皆一律スタート

・非消費支出(社会保険等)を確認

・生活ランクはランダムカードで決定

・結婚するかどうかはランダムカードで決定(パートナーの仕事の有無も)

・結婚した人で子どもの数は0-2のランダムで決定

・「自動車の購入とランク」はみんなで話して決める

 

今回のゲームでは、20代の収入全部が3,000万円。

そして、非消費支出で600万。

みんなが2,400万円もってのスタートです。

 

大きな金額に、ちょっとそわそわ。

 

ここから、生活ランクによって支出が引かれていきます。

 

 #意外に人生もランダムカードなのかも…なんて。

 

北海道の都市部以外だと、自動車がないと大変。

しかも、車の耐用年数は10年。

(そうなんです、リアリティあるゲームなんです)

 

生徒「10年しか乗れない車で、豪華にして傷ついたら嫌じゃない?」などなど、各班でいろんな話しがされています。

  

そして、きました30代。

■いろいろあるよ!30代。

・収入はランダムカードで決定(差がでてくる)

・非消費支出(社会保険等)を確認

・生活ランクは話し合って変更可能(生活費のコントロール)

・「自動車の購入とランク」はみんなで話して決める

・「家」を購入可能。一括orローンor賃貸で、それぞれランクも話し合って決める

・「保険」の加入を話し合う

・「アクシデント」をランダムカードで引く

 

#「家はどれにする?」「大変だ!赤字だ!何か変更しないと!」

 

アクシデントカードでは、「宝くじがあたる」というカードもあるのに、どの班も引かないという、現実っぽい内容に。

 

結果はこんな感じになりました。

 

 

次回は、この内容からの振り返りを行います。

マネー授業はまだまだ続きます!

マイプロジェクトアワードに参加②|2年次・ライフデザイン

2月1日  午後

 

1月29日に引き続き(前回の記事はこちら)、今回は2年次生の江森さん、松田さんが発表に臨みました。

彼女たちも書類選考を通過し、本日の発表にこぎつけたメンバーです。

 

自分たちの発表までは、他校の生徒の発表に耳を傾けます。

#熱心にメモを取って聞いています

 

2人の発表については以下の通り。

 ・タイトル『人の気持ちに寄り添った一週間のハーブティー』

 

・池田高校と池田町の紹介

#総合学科って? #町の60%が森林!!

 

・ハーブティーの作成経緯

#先生に試飲してもらいました

 

・各曜日の感情やそれに合うハーブの紹介

#月曜日はやる気が・・・

 

今回の発表の感想を2人に伺いました。(原文のまま)

・今まで準備してきたことを発揮することができたなと思いました。そして、さまざまな観点から意見をもらい3年生での課題研究にも役立てたいと思いました。他校のことについては、スライドやどのようなプロジェクトに取り組んでいるのかなど学びたいと思うところがたくさんありました。本当にいい経験になりました。


・このような大きな場で発表することがあまりなくとても有意義な時間を過ごすことができました。また、他校の方と交流をすることにより何が自分たちに足りないのか、何を改善するとより良いものを皆さんに伝えることができるのかなど、また探究をし考えることができると感じました。とても楽しい時間でした。ありがとうございました。

たくさんの刺激を受けたようです。今回の学びを3年次の課題研究(探究)に活かしてほしいです。

 

家庭学習期間前の最終登校日|3年次

1月31日

 

生徒と先生が交流できる時間は限られています。

今日は家庭学習期間前の最終登校日ということで、先生と生徒で交流しました。

 

ゲームで対決!企画は先生、運営は生徒でした。

 

小さな学校の小さなクラスの小さな社会の中で過ごした3年間。あんなこともこんなことも、あぁぁ!そんなこともあったぁぁ!という喜怒哀楽を超えた、好きも嫌いも入り混じった仲間との3年間。

 

「最後の〇〇」が続く高校生。でも、生徒の気持ちは春に向かってまっしぐら。ゲームをする彼らの笑顔がそういっていました。1ヶ月後の卒業式も、笑顔で会いましょう。

 

 

#笑いの絶えない真剣勝負!真剣なまなざしも、どこか笑えちゃう。

 

  

#もちろん、3年間一緒に戦ってきた担任の先生たちも参戦!

 

 

#ゲームを用意してくれた生徒も満足げ♪

 

#みんな笑ってる♪

学校横断研究・第3回オンライン合同授業|2年次・総合探究

2年次の総合探究の授業では今年、NPO法人カタリバが主催する「学校横断プロジェクト」に参加しています。

 

#「学校横断プロジェクト」

 NPO法人カタリバのHPより抜粋

 https://www.katariba.or.jp/activity/project/ohdantankyu/

学校横断型探究プロジェクトは、パソコンやタブレットといったICT端末の活用を通じて学校同士が連携し教育資源の共有を行うことで、学校規模にハンデを負う小規模校においても幅広い興味・関心からはじまる生徒の学びを生み出し、主体的な探究活動に伴走する試みです。

 

さて、本日の活動は、今年度3回目となる、他の高校とのオンラインミーティングの日です。ここ池田高校の他に、東京・静岡・福島の4校の生徒が参加しています。

 

総勢数十名がオンライン上で集い、20ほどのグループに別れて交流を行います。

 

#発表の時に声が混ざらないように、数人ずつ教室を分けています

 

それぞれのグループには、大学生から人生の大ベテランまでいろいろな経歴をもったファシリテーターがいて、進行を助けてくれます。

 

探究のテーマが決まっている人はその発表を行ったり、まだ決まっていない生徒は「ミニ探究」で行った内容を発表したりしていました。

#過去の活動の一部は、池田高校のHP「ミニ探究」で検索できます。

 

 

 

・テーマを持っており、何をしたらいいかアドバイスを求める生徒

・「プロレス」の同じテーマで興奮する生徒

・まだ来年行う探究が決まっていなく、参考にする生徒

  

 

ICTの発達により、いろいろな地域の生徒と学びやすくなりましたね。

 

身近ではない人だからこそ言える本音もあるかもしれません。

貴重な機会をありがとうございます!

地域人インタビュー発表会|1年次・産業社会と人間

1月29日  午後

 

10月からスタートした「地域人インタビュー」。

事業所の方々にインタビューを行うために質問事項を考え、実際にインタビューを行い、聴き取った内容をまとめ、今日の発表会を迎えました。

この授業に関わってくださった事業所の皆様に感謝申し上げます。

 

#発表の様子

 

以下のような内容が、各事業所の方々の前で発表されました。

・この仕事を選んだ理由(きっかけ)

・仕事をしていてうれしかったこと

・大切にしていること

・衝撃を受けたことは

・大変なときはどうやって乗り越える?

・今の目標

 

#インタビューでお世話になった方々

 

#発表後のリフレクション(振り返り)の様子

 

#個人レポートをこのように掲示しました。

 

#個人レポートの一部

 

本日参加してくださった地域人の方から、以下の感想をいただきました。

・自分の仕事を振り返ることができた。

・普段関わらない高校生に会えてよかった。

・まちがってもいいから、もっと元気に発表してほしい。

・高校の頃を思い出して、みんなが課題に向き合っている姿を見て、自分はどうだったかなと考える機会になった。

・いろいろな経験をして挑戦をしてください。

 

地域の方と触れ合うことでしか学べないことがたくさんあります。

今日の機会を今後の進路活動に活かしてください。

マイプロジェクトアワードに参加|2年次・ライフデザイン

1月29日  放課後

 

マイプロジェクトアワードとは?

つくりたい未来に向けてアクションしてきた全国の高校生が「集い」、「学び合い」、ともに「次の一歩を考える」場です。(HPより)

 

10月にエントリーし、12月の書類選考を通過した「白樺樹液の可能性について」を、2年次生の谷内さんと岩佐さんが発表しました(Zoomで発表です)。

 

本日の流れは以下の通り。

1 発表(10分)

2 対話(10分)

3 メッセージ記入(2分)

 

発表内容は

・テーマ設定について

#池田町の森林に目をつけました

 

・樹液採取について

#樹液採取の動画を見てもらいました。

 

・製造と販売について

#成果物の紹介やチャレンジグルメコンテスト等の様子を発表しました。

 

・まとめ(10か月間の取組)

 

 

今回、自分たちの発表だけでなく、様々な地域の高校生の発表を聞く機会がありました。

彼らもそれぞれ独自の視点やアプローチで探究活動を行っていることを、発表者の二人は知ることができました。

今日受けた刺激を、今後の探究活動に活かしてほしいです。

探究活動に終わりはありません。

 

私の成功・失敗を共有。引き継がれるバトン|2・3年次 探究

1月30日

 

3年次生の登校日もあと2日。

 

3年次生の探究について、2年次生に情報共有される場が設けられました。

 

12月に行われた代表発表会では、探究の成果が発表されました。

今日のこの時間は、「ぶっちゃけどうだった?」というリアルな内容が語られています。

 

学年間で話す機会はそう多くないのです。

 

「テーマ決めは本当に大事!前の時間の授業の内容を書いたらそのまま本決まりして大変だった」

「◯◯系は、先生にめっちゃ突っ込まれるから大変よ」

「計画立てたほうがいい。私は土壇場になっちゃったから」

「協力隊の井上さんの人脈は本当にすごいよ!頼るといいよ!」

 

 

などなど、リアルな情報が次世代に引き継がれました。

 

先生から言われることはなかなか受け入れられなくても、先輩の実体験は肝に命じやすいのでは?

 

来年の池田高校の探究はもっと面白くなりますね!