池高日誌

池高日誌

羊毛でクリスマスツリー作成|3年次選択・羊と織物

羊と織物の授業で、「ニードルフェルト」を行いました。

  

羊毛を専用の針で、ちくちくちくと刺していく手芸です。

#特殊な針で刺していくと、羊毛が絡まり、好みの形になるのです。

 

まずは、くるんと円錐型になるように、羊毛を巻きます。

 

 

大まかに形ができたら、針でちくちくと刺します。


#自分の指も刺しがちです

 

刺したところが少しずつ凹んでいきます。

ある程度形ができてきたら、緑色の羊毛をふわっと全体にあてながら、刺します。

白いところがなくなるまで刺します。

 

  

てっぺんの星も、羊毛の塊から四角に折りたたんで、刺して星型にします。

 

#このふわふわな羊毛がカチカチの星に変身します。

 

#四角を五角にするのがとても難しかったです。

 

最後は、好きな感じにデコレーションをして完成です。

羊毛染めを行って作ったマフラーの余り糸も活用しています。

 

  

#メリークリスマス!

Bafa Bafa(異文化を疑似体験するワークショップ)|3年次・外国事情

12月2日  1・2時間目

 

3年次の外国事情の授業の紹介をします。

今日は、「異なる文化を持つ2つの国」の「国民」を演じて交流を行いました。

2つの国名は「オロチ国」と「ハルカスカントリー」です。

高校魅力化推進員の2名の方にもお手伝いいただき、授業を行いました。

 

 

このワークショップで大事なことは

1 国民になりきること

2 国のルールを理解すること

3 相手国に自国のルールを教えないこと

です。

#全体説明

 

#各国での説明

 

オロチ国の主な特徴は

・人とコミュニケーションをあまりとらない、笑わない

・ビジネスライク、人生の目的は儲けて出世する

・取引によってどれだけ多く稼いだかによって身分が決定する

#オロチ国での活動の様子(黙々と取引を行います)

#表情を見せないためにマスクを着用しました

 

ハルカスカントリーの主な特徴は

・陽気、会話と人生を楽しみ、互いに交流することが好き

・人との交流の多さやフレンドリーであるかが評価のポイント

・女尊男卑の文化で、これを破ると社会的制裁を受ける

#ハルカスカントリーの様子(相手を褒めちぎっています)

#楽しい雰囲気が伝わってきます

 

自国での活動を数分間行った後、数名が他国に交流しに行きます。

 

#ハルカスカントリーからオロチ国に派遣(交流できる雰囲気ではない・・・)

 

#オロチ国からハルカスカントリーに派遣(言語が限られていて伝わらない・・・)

 

 

  

他国との交流を通じて、文化の異なる相手と接する難しさや、自国の文化を伝える難しさを実感しました。

全体では、身近で経験した異文化への感じ方や気付きをシェアしました。

じゃんけんの掛け声など、異文化は案外身近にも存在しています。

 

また、異国から来た人々の印象を直接感じることもできました。

彼らの礼儀や価値観の違いに触れることで、新たな視点を得ることができました。

 

生徒たちは、この取り組みから、異文化理解について様々な視点から学びを深めることができたと感じます。

特に、異なる文化背景を持つ人々とのコミュニケーションの重要性を強く感じたのではないでしょうか。

 

最後に、授業担当の田中先生から以下のコメントがありました。

「異文化にふれることで様々な気持ちを感じたことと思います。ただ、忘れてほしくないのは、この短い時間のなかでも【異文化を演じ、それに慣れた】ということです。適応する柔軟性が皆さんにはあります!是非怖がらずに、自分の世界を広げてほしいと思います」

 

3年次の生徒たちは、あと数ヶ月で卒業し、様々な環境・異文化に触れることになります。 

「お仕事スタートアップガイダンス」を行いました|1年次(産業社会と人間)・2年次(総合探究)

11月27日  5・6時間目

 

池田高校の1・2年次生を対象に、お仕事スタートアップガイダンスを実施しました。

 

ガイダンスの目的は、地域の企業による体験活動を通じて、企業や職業に対する理解を深め、進路選択の幅を広げることです。

 

 

スケジュールは以下の通りです。

13:25 生徒会場に入場・開始前あいさつなど

13:40~ 説明1回目(30分間)

14:15~ 説明2回目(30分間)

14:55~ 説明3回目(30分間)

15:25  閉会あいさつ

 

生徒は事前に希望企業のアンケートを実施しており、3ブースを回りました。

 

 

現場の方々の生の声を聞き、実際の仕事を体験することで、その仕事に対する具体的なイメージがついたり、新たな進路希望先が見つかったりすることがあります。

今日の経験は、非常に有意義だったのではないでしょうか。

 

本日ご参加いただきました各企業の皆様、お忙しい中ご協力いただき誠にありがとうございました。

皆様のご支援とご協力のおかげで、ガイダンスを無事に開催することができました。

また、運営全般を担当していただきましたジョブカフェ帯広の皆様にも、心より感謝申し上げます。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

お正月に向けて、飾り切りとお雑煮|3年次選択・食文化

「食文化」日本や世界の食文化の歴史を学び、生活をより豊かにする教養を学ぶこちらの授業。

 

お正月の足音が聞こえてきそうなこの時期に、日本の行事食である「お雑煮」と、食卓に彩りを添える「飾り切り」の実習を行いました。

 

今日の課題は

・きゅうりの飾り切り「竹」

・人参の飾り切り「ねじり梅」

・かまぼこの飾り切り「日の出」

・関東風雑煮

 

飾り切りは各自が挑戦し、お雑煮はそれぞれの班にわかれて作ります。

#細かい刃物作業、先生の説明が聞こえないくらい集中…

 

 #お餅まだ焼けないかなー?

 

最後に、かまぼこと人参をのせて「関東風の雑煮」ができあがりました!

#いただきまーす!

 

一人暮らしをすると、簡単なものを作りがち。

食卓を豊かにする選択肢の一つとして覚えておきたいですね

 

高校生議会に向けて模擬プレゼン|3年次・地域学(選択)

11月27日  3・4時間目

 

1月の議会答弁に向けて準備を進めています。

 

今回の授業のねらいは

プレゼンテーションの取り組みを通してテーマについて多面的に考え、助言を参考にして今後の一般質問作成に活かす

です。

 

本日は、池田町議会事務局長の永田様に授業に参加していただき、生徒たちが作成したプレゼンテーションに対する助言をいただきました。

#永田様よりご挨拶をいただきました

 

生徒一人一人が各々のテーマについて発表しました。

#公営住宅の活用について

 

#町内イベントについて

 

#防災について

 

#地域交通について

 

#農業従事者減少への対策について

 

生徒たちそれぞれが、現状や課題、他自治体での取り組み事例を挙げ、自らの考えを踏まえて説明していました。

 

永田様からは、

『現状⇒課題⇒先進事例⇒理想・提案と組み立てると良い』

『みなさんの質問が町を動かします』

『町議会議員と同じくらい良い質問をする高校生も過去にいました』

と、まとめをいただきました。

 

今日の学びをもとに、プレゼンをブラッシュアップして本番に臨んでほしいです。

 

 

サロンエルム(放課後課外活動)の報告|1年次髙橋さんから

【放課後活動について】

7月10日から始まったサロンエルムでの小学生との交流が10月30日で終了しました。

小学生との交流の場がなくなったことを、とても残念に思いながらこの文章を書いています。

初めて行ったときは歓迎されるか不安だったけど、小学生や施設の人たちは優しく出迎えてくれて、小学生と同じようにお菓子までくれました。

 

肝心の小学生との交流ですが、最初は将棋やお絵かきなどシンプルな遊びばかりでしたが、回を重ねるごとに鬼ごっこなどをすることが増えていきました。

鬼ごっこをしてから、すっかり懐かれていました。

途中、有志のハロウィンの準備などに集中していたため終盤はいけないことが多かったのですが、それでも今か今かと待ち続けてくれていたみたいで申し訳ないなと思いました。

 

#小学生との関わり

 

【夏祭りについて】

夏休み中のサロンエルムでちょっとした夏まつりが行われたときは、池高生だけでなく池中生も何人か手伝いに来てくれました。

金魚すくいを担当したのですが、思ったよりも忙しく休憩も取れないほどでした。

ですが、その後に食べたカレーとスイカはいつもより美味しく感じました。

#夏祭りの様子

 

【最終日の様子】

そんなサロンエルムは、10月30日で活動が終わりました。

サロンエルムの最終日はとても賑やかで、お菓子釣りや輪投げなど小さなお祭り状態でした。

冬の間の交流がなくなるのに切なさを感じながら、最後の交流を楽しみました。

 

【感想】

そもそも、なぜ最後まで足を運んだのかが気になると思いますが、単純に子どもたちと関わりたかったからです。

子どもたちと関わるチャンスを掴めて良かったと思いました。

長くなりましたが、これにてサロンエルムのまとめを終わりたいと思います。

初の試みだったので拙い文章でしたが、お読みいただきありがとうございました。

 

 

髙橋さんのように、「何かしたいけどどうしたらいいのかわからない」という生徒さんはたくさんいます。

池田高校では、教職員に加えて高校魅力化推進員も積極的に生徒と関わり、学校外の方々と生徒をつなぐ様々な取り組みを行っています。

中学生の皆さん!池田高校で様々なことにチャレンジしてみませんか?

お兄さんお姉さんと遊んでみよう!|カナダ交流チーム(小高連携・池小)

池田小学校の中休みに、池田高校生が授業でお邪魔するコラボ企画。

 

受け入れにご協力いただき、心より感謝申し上げます。

 

今回は、1月にカナダ交流事業に参加する4名の生徒たちが伺いました。

 

 

カナダ交流事業する4名(2年・3年)は、現地の小学校2校と高校1校に伺います。

 

その時に一緒に行うゲームを池田小学校のみんなと事前にやってみよう!ということになりました。

 

今回のゲームは、

「ウィンクキラー(鬼がこっそりウィンクをして目が合うとアウト)」

「Go!Back!Jump(円になり、指定した動作を順番に行う)」

「大根ぬき(大根役と農家役がおり、大根は抜かれないようにがんばる)」

 

の3つです。

 

カナダで交流するのに、英語で説明しやすそうだったり、日本(北海道)の遊びだったり、みんなで仲良くなれそうなものを選びました。

 

お姉さん「大根ぬきやろー!」

小学生たち「いーれーて!」「いーいーよっ!」

 

#こちらはルール説明なしにどんどん人が集まってきます
#寒いこの季節にも、くっついて踏ん張って、体がぽかぽかします!

 

お兄さん「ウィンクキラーやってみよー」

小学生「なにかななにかな?」

 

#ウィンクされるとドキドキするんです

 

お姉さんたち「Go!Back!Jump!やってみよう!」

「お名前なんていうのかな?」「Go!っていったら、◯◯ちゃんね!」

 

 

毎回きてくれる子もいました。生徒の別の授業で伺っていて、顔見知りだったりします。

 

 

チャイムが鳴ると、名残惜しいですが、解散。

 

小学生「また来てね」

 

 

帰り道、振り返りをします。

高校生「インターンシップで学んだけど、一緒に遊ぶ子の名前を覚えるの大事なんだよね」

高校生「これを英語で説明するのはちょっと大変かも」

高校生「同時にやるのは無理があるかな?」

 

など、カナダでの交流を前に貴重な気づきができました。

 

カナダ留学から帰ってから、小学校でも報告会を行います。

その時に、小学生のみんなと遊んだあのゲームでカナダでも交流をしてきたんだよ、という報告がある…かもしれません。

 

その意味では、既に交流大使となっている池高生でした。

現場を見て考えて実行する!「フィールドワーク」|2年次・課題研究(総合探究)

池田高校の2年次が5日間10コマにわたり、「森林」をテーマに3つの班に分かれてミニ探究活動をしています。

 

それでは、2日目のフィールドワークをレポートします♪

  

本日は、学校近くの農村公園が舞台です。

#考えてみれば、池田小学校や中学校に比べて、池田高校は森に近く、いろいろな授業でも実際に外に行っている気がします。

 

役場の山本さんが「この森でどんな遊びができるか考えて、実行してみよう!」。

これが今日の課題です。

 

小学校や中学校では、与えられた場所方法で遊ぶ、学ぶ場が多かったように思います。

 

今回のミニ探究では、「遊びを考える」「実際に作ってみる」。

 

大人は見守ります。

 

 

今回は、「森のブランコ」を作ってみるようです。

 

「この木が良さそうだけど、登れないよね・・・?」

 

#枝分かれしたところは5メートルくらいの高さがありそうです。

 

森を探索して、良さげな木を探すことになりました。

 

3手に分かれて捜索。

 

森は枯れ葉がふかふかで、一歩一歩歩くのにも慎重になります。

 

#こちらのチームは、木は見つからなかったのですが、何かを見つけました

 

「農作業用の靴が必要じゃん!!言ってよ〜!」と歩きにくさに叫ぶ声も。

 

きっと、この生徒は「森」と聞いたら次は靴の準備をしてくる経験になったのでは。

  

さて、こちらではちょうど良い木がみつかりました。

#がんばれー!

 

身軽な生徒が工夫をして木に登り、ロープをかけます!

 

#ブランコ用のロープです

 

さて、こちらでは、椅子になる部分の木を用意すべく、木材を手鋸で切ります。

切ります…なかなか切れません。

 

  

何人も交代して頑張ります。恐らく15分程はかかったでしょうか。

 

あと少し!みんなで両端に体重をかけて、切断をサポートします。

 

#木はなかなか切れない。開拓民の方の苦労は想像を絶するなと思いました。

 

今日はここで時間切れ。

 

山本さんは「今日はいったんここまでです。実際に現場にきてみる、試してみることはとても大事。来年からの探究のテーマにするも良し、動き方を学ぶも良し。何かを感じてくれたらいいなと思います。」とお話をしてくれました。

 

机上の空論や、インターネットで調べたことだけでなく、自分自身の経験・自分ごととする。

 

経験不足が叫ばれる昨今。

森を歩き、木に登り、いろいろな植物をみて、季節を感じる。

経験をたくさんしてほしいものです。

 

池田高校にいるからこそできる探究活動をサポートします。

池田町の「森林」でフィールドワーク・商品開発・遊び場作り|2年次・課題研究(総合探究)

池田高校の2年次が5日間10コマにわたり、「森林」をテーマに3つの班に分かれてミニ探究活動をします。初の試みです!

 

 

フィールドワーク【池田町の森林を知る】

・森林が関係する現場に出向いて、青空教室的な学び

 外に出て、いろんな人に会うよー!

 

商品開発・企画【森林ビジネスを知る】

・木材や白樺樹液を使った商品を企画・施策する実践的な学び

 商品開発いろいろ!社会にでてからも役立つよー!

 

遊び場作り企画【休眠空間の再生】

・2才〜18才が遊べる場作りの企画・推進するイメージ探究

 空き店舗でキッザニアみたいなことも考えちゃうよー!

 

それぞれ、地域の方々や役場の方にご協力をいただいています。

ありがとうございます。

 

1日目の今日は、全体像の説明と、次回へのウォーミングアップ

 

 「正しさよりも、楽しさ!どこまで学びが深まるかを大事にしています。

何かを吸収する意識持ってほしい♪」

 

「楽しむことも才能だよー!」と講師の真浦さんから説明がありました。

 

全体説明の後、「フィールドワーク」班と「遊び場作り企画」班は、早速池田高校の外に出ます。

 

遊び場作り班は、講師の中村さんとともに今回は清見ケ丘公園の野球場へ。

#広い…!

 

中村さん「なぜこの場所が使われていないんだと思う?」

生徒「立地が悪い」

生徒「子どもが減った」

生徒「お金がなくて整備されてないから」…

中村さん「全部正解だと思うんだよね。」「夢物語でも、数年後でもいいから、この場所でできたら面白いことをひとり5個考えてみよう!」

 

#あっという間に五個考えつく生徒たち!

 

中村さん「みんないいね!そのアイデアも最高じゃん!」

 

中村さん「じゃあ最後は、この場所で実際に遊んでみよう!何がいい?」

生徒「鬼ごっこ!!!」

 

というわけで、高校生による全力鬼ごっこ(氷鬼)が繰り広げられました。

  

#気温一桁台にも関わらず、白熱して上着を脱いでいます

#(おとな)高校生の全力が眩しい…✨️

 

帰り道には、「エリアを区切ってもまだまだ場所が余っていた。同時に何グループもできるね」「小学生以来の鬼ごっこだったけど楽しかった!」「今の季節だと暑すぎなくていいかも」などの感想や気づきが。

 

楽しむことと学ぶことは両立できます。

 

3班が戻り、今日の気づきを写真つきのレポートを作成します。

活動後の興奮で、みんなの表情は明るくなっていました!

 

興味を持つにしても、元になる知識が経験が必要です。

生徒たちにはたくさんのきっかけの中から何かを掴み取って欲しいものです。

池田町の課題に向き合う・キャンプファイヤー|2年次選択・ライフデザイン

11月某日。役場の林務課の方々にご協力いただき、池田町の炭窯でキャンプファイヤーをしました。

 

ライフデザインの授業で、池田町の放置される木のことを知った生徒が、その木でキャンプファイヤーができないかな?と思い、今日は実際にやってみました。

 

#これは運び込まれている木

 

太めの木で井桁型に組み、火をつけます。

 

風がある日だったのもあり、人の背丈ほどの炎が上がります!

 

#薪をどんどん追加すると、さらに火力があがります!

#風向きで火の向きが変わり、ちょっと逃げたくなる場面も。

 

周りで見守る大人も、「思ったより迫力あるね…」「こんなにうまくいくとは思わなかった」とあとずさり。

試してみようか、と準備していたシャボン玉液が凍ってしまうほどの寒い日。

火って暖かいなぁとしみじみ感じます。

 

 

暖かいお茶を飲んでみたら、それはもう美味しかった。

 

 

さてさて本番。ただ楽しむためにこれだけの人にご協力いただいたわけじゃない。

 

外部講師でお世話になっている中村さんに問いかけられます。

キャンプファイヤーは楽しかった?どんな時にやりたい?

このイベントにいくらまでなら払える?一緒にやるならどんなイベントが考えられる?

お金をとるとしたら、その原資はどこからくるかな?

 

 

キャンプファイヤーをするのに、いくらかかりますか?

その内訳は何になりますか?個人だと難しいのですか?

場所はどういう名目なら借りられるのですか?

 

疑問に思ったことを、林務課の方々に聞きます。

 

#生徒はビジネスの話しをしていましたが…

「どうして土台の木は燃えないのか?」

「煙が臭いが、良い匂いにすることはできる?」

「火の色って変えられるものですか?」など私は自然現象に関わる質問をしておりました‥

  

あたりが暗くなり、用意していた薪も少なくなりました。

 

#終わりかけの火がとてもキレイです。

カメラの腕と言葉にするセンスがなく、これは是非体感していただきたいところ。

 

きっちり消火活動をして終了。

  

机上ではなく、実際に体験すること。

これは得難い経験です。

 

皆さんにお伝えしたいのはもちろん、池田高校の生徒にも伝えたいです。

【取材】3年次小坂が3000M優勝|全日本選抜スピードスケート競技大会 帯広大会

2024年11月8日-10日の日程で行われた、「全日本選抜スピードスケート競技大会※ 帯広」にて、池田高校3年次の小坂陽汰(こさか・ひなた)が男子3000メートルで優勝、マススタートレース※で準優勝を果たしました!

#用語については、記事末に解説があります#

 

今回は、次世代を期待される小坂くんにインタビューをしました。

-まずは、先日の大会の優勝、準優勝、そして自己ベストおめでとうございます

小坂くん:まぁまぁ調子良かったです。


-ちなみに、マススタートはどうですか?得意?

小坂くん:実は2回しか大会でていないので得意かはわからないですけど…出場した2回ともメダル穫れているので得意なんじゃないかと思います!


-2回とも!秘訣みたいなものはあるんですか?

小坂くん:運と心理戦の部分もあるんですが…途中ポイントを獲ったりなどの作戦があったりもするんですが、そもそもスピードがないと勝てないので。長距離が得意な自分にあっているかもしれないですね。


-素晴らしい!今シーズンの目標を教えてください!

小坂くん:得意の長距離である5000mと10000mで二冠を取りたいです!

 


顧問の山澤先生は、「入学した頃から比べると飛躍的に実力が向上している」と活躍に目を細めていました。


この取材をした11月13日時点で、今シーズン3000m男子で、日本8位の公式記録を持っている小坂くん。今後の活躍も期待しています!

 


【解説】

※マススタートレース

2018年に競技種目となった競技。同時に20人前後の選手で、リンクを16周する。長距離かつ大人数のため、体力を温存したり、相手の出方を伺ってペース配分するなどの臨機応変な駆け引きが魅力。

同じ十勝出身の高木菜那選手が2018年の平昌冬季五輪で金メダルを獲得した競技


※全日本選抜スピードスケート競技大会 帯広

前年度の全日本選抜ランキングポイントやタイムランキングが基準以内の選手が出場できる大会。今回の帯広大会については、ジュニアワールドカップを目指すような、次世代を担う選手たちが出場する大会。


※池田高校のスケート部

池田高校は、2010年のバンクーバーオリンピックで男子500mで銀メダルを獲った長島圭一郎選手の出身高校でもあります。

 

#長島選手からの寄贈品

お兄さんお姉さんと縄跳びだっ!|3年次選択・スポーツ総合(池小)

池田小学校の中休みに、池田高校生が授業でお邪魔するコラボ企画。

 

受け入れにご協力いただき、心より感謝申し上げます。

 

今回は、スポーツ総合(3年次・選択)の授業を履修している生徒たちが伺いました。

 

 

今回の企画は、「縄跳び」。

 

#「みんな、体育館で縄跳びしようぜ!」

 

 

#「二重跳びできるー?」

 

#「クロス飛びとかやったことある?」

 

#「みんな上手だねぇー!」

 

#「大縄跳びやってみよー!」「うまくはいれるかなー?」

 

 

#「またねー!」「ありがとー!」

 

中休み、体育館で楽しそうな声が響き渡っていました。

 

小学校の時関わった先生に「すっかり素敵になってー!」と声をかけられた生徒もいました。

成長した姿をお届けできたのも交流の一つかなと思います。

高校生議会に向けての準備|3年次・地域学(選択)

地域学の授業では、「地域社会がどのように変化しているのか調査・探究」したり、まちづくりについて考察を行う授業です。

 

この授業の集大成として、年明けに行われる高校生議会での提言を行います。

 

過去に、高校生議会での提言が実現されたこともあります!

#池田高校までの冬季スクールバス事業(令和4年度)

 

さて今回は、議会での提言の準備段階として、池田町の現状の情報収集です。

 

池田町役場の方々にご協力をいただき、現状の施策や考えている提言についての打ち合わせをさせていただけることになりました。

 

#水害の時の避難対応について/空き家の利活用について

 

 

#農業政策について/交通政策について

 

 

#イベントについて/消滅可能性自治体について

 

インターネットだけではわからない情報や、考え方を直接聞くことができるチャンス。

教えていただいた情報を整理し、テーマをより深堀りし、質問を作っていきます。

 

 

 

お忙しいなか、貴重なお時間、ありがとうございました!

十勝管内高等学校教育研究会音楽分科会(公開授業)の様子|1年次・音楽Ⅰ

11月12日  5時間目

 

令和6年度十勝管内高等学校教育研究会音楽分科会が行われました。

十勝管内の音楽の先生が、古城教諭の授業を参観しました。

授業内容は『挑戦 楽曲分析①』です。

 

まず、前情報なく曲を聴きます。(歌は古城教諭)

#歌唱に圧倒されました。生徒は聴きながらメモを取ります。

 

曲の第一印象を共有します。

#歌がうまい。明るい感じ。などなど。

 

ここで古城教諭による曲と歌詞の紹介がありました。

#1時間では語りつくせないようですが・・・

 

楽譜に引いた線分(4カ所)について考察します。

#再度、曲を聴きながら自分の考えをまとめます。途中、古城教諭の生歌もあり。

 

生徒から、「(歌詞の)凸凹と平らを楽譜で表現している」という声がありました。

曲に隠された秘密・作曲のコンセプトを暴いた瞬間でした。

 

最後に授業のまとめを行い、50分間の授業はあっという間に終わりました。

普段は何気なく聞いている曲を注意深く聴くと、その曲に隠された意味や感情を感じ取れることが分かりました。

消費者教育セミナーを行いました|3年次選択・生活と福祉

11月11日  11時~12時50分

 

1が6つ並んだ日時(開始が11月11日の11時)に標題にあるセミナーを実施しました。

※上記「1」並びについて、講師の先生が自己紹介時にお話ししてくださった内容です。

 

『高齢者の消費者被害について』と題したセミナーを、(一社)北海道消費者協会非常勤講師の大渕泰子先生に行っていただきました。

 

本題に入る前に、講師の先生がこれまで経験したこと(例えば、化粧品や着物、健康食品を勧められたこと)や成人と未成年での契約取り消しの可否を話していただきました。

 

本日の流れは以下の通りです。

・消費生活相談窓口について

・高齢者の消費者トラブルの特徴

・実際の事例から

・見守りの流れ

・まとめ

 

いずれも、具体例を交えてわかりやすく教えてもらいました。

例えば、

・高齢者の消費者トラブルの特徴(3K)

 3K・・・お金・健康・孤独 + 気が付かない(これを含めて4K)

・若い人はAKB

 A・・・愛  K・・・お金  B・・・美容

#生徒はAKBの回答をしていました。

 

トラブル事例も具体的なやり取りや実被害金額を教えていただきました。

 

予防と見守りでは、実際のチェックリストに取り組んだり、声掛けや事実確認の方法、聞き取りシートの記入の仕方を学びました。

#チェックリストや聞き取りシートに記入します

#聞き取りシートに記入した内容を発表します

 

 

最後に、講師の大渕泰子先生には、具体的な事例を交えながら、非常にわかりやすくご説明いただきました。先生の豊富な経験に基づくお話は、生徒にとって非常に参考になり、日常生活で直面する消費者トラブルについて深く理解することができたと思います。先生のご指導に心から感謝いたします。

単元テストに潜入|1年次・言語文化

11月8日  午前

 

11月6日~11月14日の期間、池田高校は「後期中間試験期間」です。

ご存じない方もいらっしゃると思いますが、本校では今年度から定期試験を行いません。

各教科で単元が終わるところで「単元テスト」を行ったり、「成果物」、「発表内容」等で評価をしています。

 

今日は、1年次の言語文化の試験にお邪魔しました

Googleformを使って試験を実施しています。

 

#試験中の様子

 

#答えを入力する生徒

 

#問題用紙に答えを記入する生徒(この後入力作業)

 

#残り時間が・・・

 

#入力状況をチェックします

 

便利なところがある一方で、課題もあるようです。

我々教員側も勉強になる取組でした。

池高バーチの取組発表(2年次選択・ライフデザイン)

11月9日  12:30~13:00

 

2年次のライフデザインの取り組みをとかちプラザで発表しました

担当教諭1名、生徒3名、授業に協力していただいている講師1名が参加しました。

 

発表前に、担当教諭と生徒たちで最終確認を行いました。

緊張感が漂う中、発表内容の確認や役割分担の再確認を行いました。

 

 

学校概要や今年度のライフデザインでの取り組みを15分で発表しました。

 

#学校概要の説明(担当教諭から)

 

#商品開発についての説明(生徒から)

 

#授業に携わっていただいている方々の紹介(生徒から)

 

このほか、池田町が抱える課題(間伐されたシラカバの活用)や、授業での取り組み(シラカバ樹液の採取動画やコンテストへの出展準備)についても説明しました。また、各種イベントでの販売活動や、開発した商品の紹介(ハーブティーなど)、他の授業との連携についても触れました。

 

発表を聴いている市民や保護者の方々は、真剣に耳を傾けていました。

 

発表後には、ハーブティーの試飲会を行い、実際に開発した商品の味を楽しんでいただきました。

 

 

発表に向けて、生徒たちは入念に準備を重ねてきました。ノートには詳細なメモや発表のポイントが書き込まれていました。

#生徒のノートです 

 

発表後には、担当教諭と生徒たち、講師の方で振り返りのミーティングを行いました。緊張から解放され、ほっとした様子が伺えました。

 

 

 

短い時間でしたが、生徒たちはとても分かりやすく、かつ詳しく説明してくれました。この発表を仕上げるために、かなりの時間をかけて準備したことが伺えます。発表者のみなさん、素晴らしい発表をありがとうございました。

見学旅行報告会|1・2年次合同授業(産社・総探)

11月6日(水)2年次生の見学旅行発表会が、1年次生向けに行われました。

 

会場設営・全体の司会進行、発表などを2年次生が行います。発表会の運営やプレゼン経験にもつながっています。

  

前半は、「広島平和記念資料館」「宮島・厳島神社・広島駅」。語り部となり後世につたえるべきことを発表します。

 

 動画やクイズを交え、実際に現地に行き感じられる空気感が伝えられました。

 

2班の発表後は、1・2年次生混合のグループに分かれての交流です。

 

2年次生が各グループのファシリテーターとなることで、より深い感想の共有をしたり、お互いを知ることができるチャンスを作っています。

 

2年次生「なぜ2日目から発表がはじまったかわかる?」「それはね…1日目は朝6時に集合してずっと移動だったからです!」

1年次生「ずっとですか!?うわっ、大変だ!」

 

 

後半は自主研修の報告です。

会場がだんだん温まってきて、笑いが起こる場面も。

池高生の等身大の感想が詰まっていました。

 

#満足度をグラフで表したり…(関西の暑さで満足度が下がる傾向に)

 

 

#道頓堀のグリコは何代目でしょう?と興味をひくクイズを交えたり

 

 

#奈良の大仏は掃除しているの?と質問があったり

 

  

#貴重な生の声を1年次生はしっかりメモしていました。

 

#2度目のグループ交流では、奈良公園の鹿ネタが印象的だったようです

 

 

 

「来年は皆さんの番です。池田町と違って人や車が多いので、荷物の管理、目的地までのルートに気を付けて、楽しんできてください」と2年次生からのエールがありました。

カタリバの方々と探究授業|2・3年次 総探・課題研究

10月30日(水) NPOカタリバから4名の方々がいらっしゃいました。

 

NPOカタリバは、「どんな環境に生まれ育った10代でも「未来をつくりだす意欲と創造性を育める社会」を目指して活動している教育NPO」

 

池田高校では、「学校横断型探究プロジェクト(小規模校同士をオンラインでつなぎ、新たな学びを生む)」に2年次生が参加しており、既にオンラインでは見知った仲です。

 

この日は東京と札幌在住の4名の方々が池田高校に来訪。

 

#2年次の教室で、あだなを交えて自己紹介

 

水曜の午後の授業は、1年次は産業社会、2年次は総合的な探究の時間、3年次は課題研究と、それぞれの学年が探究につながる授業を行う時間です。

 

カタリバの4人の方々は、池田高校を動き回りそれぞれ交流。

 

#教室を飛び出し、「探究に関わるインタビューをお願いします!」と積極的な3年次生

 

 

#「どんな探究しているの?」元教員の方もいらっしゃいます

 

#探究の芽となる、今の自分の思いを語る2年次生

 

放課後は、教諭と一緒に、池田高校の課題、もっと実現させたいこと、など熱いディスカッション。

池田高校は高校・教員だけではなく、地域の方々、教育関係の皆様など多くの方々に支えられています。

 

社会とたくさんの接点をもち、生徒への成長の機会を提供したいと思っています。

 

これからもどうかよろしくお願いいたします。

お兄さんお姉さんとすうじであそぼ!|2年次選択・数学Ⅱ

池田小学校の中休みに、池田高校生が授業でお邪魔するコラボ企画。

 

受け入れにご協力いただき、心より感謝申し上げます。

 

今回は、2年次の数学Ⅱの授業を履修している生徒たちが伺いました。

 

 

今回の企画は、「すうじであそぼ!」

 

算数(数字)も一緒に遊べば楽しい!?

気軽に遊べる2つのゲームと高学年向けのゲームを用意してきました!

 

商品のメダルもお兄さんお姉さんが用意してくれました。

 

#段ボールいっぱいのおりがみ!

 

 

#「参加していきませんかー?」「ルールを説明します!」

 

#「一緒に遊ぼう!」「うまくできたらスタンプ押すよー!」

 

 

#「ゲームするよー!」「一番小さい数字を一人だけいった人の勝ちだよー!」

 

 

#もらった紙飛行機をエイっ!ぴゅ〜♪/#池田小学校の生徒はいますかー?

 

今回もたくさんの小学生が遊びに来てくれました!

毎回来てくれる児童もいて、楽しみな中休みの過ごし方の一つになっているようです。